中村春菊さんのレビュー一覧

世界一初恋 ~小野寺律の場合 11~ コミック

中村春菊 

ズルいのは、律っちゃん

お互いに「好き」と言わなければ脱出できない部屋に閉じ込められたら、一生出てこられないような気がする高野さんと律っちゃんです。
学生時代に置いてきた素直さと健気さと可愛げを、律っちゃんが少しずつでも取り戻せたら良いのに。
そうでないと、あまりに今回の高野さんが不憫でかわいそうで・・・
黒髪眼鏡のイケメン編集長で、エロい事した翌日もいつだって律っちゃんより早く起きて朝食も用意してくれていたりする…

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世界一初恋 ~小野寺律の場合 2~ コミック

中村春菊 

ひたすら胸キュンなBL

今さらながらに流行作品に着手しました。
少女漫画みたいなBLなんて面白いのかなぁ・・・とか、勝手に思い込んでいたのですが、本当にごめんなさい!!!!今まで読まなかったのが勿体なかったぐらい、とても面白くてすっかり虜です。

もうひたすら胸キュンで、高野さんと律っちゃんの攻防戦がたまりません。お約束なやり取りが面白いです。
そして、仕事に関しては一切甘やかさない(もちろん律っちゃんのため)高…

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純情ロマンチカ(21) 通常版 コミック

中村春菊 

いい加減終わらせてほしいです

話が進まないというか、問題がないから何も解決する必要がないって感じでしょうか。ちょっとした日常を通して二人の見えない親密度だけは確実に上がっていくので、関係を揺るがすような横やりがないんです。しいて言えばウサギ家の関係でしょうが、今更二人の矢印は揺れ動きそうにないので茶番にしか見えません。ライバル関連もそうです。
さらに今回、ウサギさんの過去が明かされましたが、これも今更感が漂います。
過去を…

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世界一初恋 ~横澤隆史の場合 3~ コミック

中村春菊  藤崎都 

良くも悪くも

大人の男として、仕事が忙しいのは分かります。
また、桐嶋との恋愛も日和の存在に2人きりになりにくいのも、日和を優先させたい気持ちも分かります。
横澤の男気が、女々しさを表に出したくない矜持も分かるのですが…。
ここに来てまたか。というような及び腰に読み進めるほどイライラしてしまいました。
桐嶋の的確なフォローに救われますが、仕事が忙しいと逃げ回り堂々巡りを繰り返す姿に横澤の評価が下がってい…

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世界一初恋 ~横澤隆史の場合~ 小説

藤崎都  中村春菊 

読みやすい

横澤君が可愛いです。
そして桐嶋さんは奥さんを亡くしていて娘さんをひとりで育てています。
そのせいか、切ない感じがしたり、桐嶋さんが一歩引いて横澤君と接する感じがいいです。

漫画の方は未読だったのですが、この小説だけでもすごく面白く、ちゃんと話を理解できました。
後で漫画も読んでみたくなりました。

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世界一初恋 ~小野寺律の場合~ コミック

中村春菊 

遅ればせながらはまりました・・・

吉野千秋編と横澤隆史編は読んだり横澤編の映画DVDや吉野千秋主役のコミックス特装版付録DVDを見たりはしていたのですが、本筋の小野寺律編は実は読む機会もないままでした。DVDに付いてきたコミックスをぱらぱらっと見てみたものの、さすがに途中の巻なので話も良く分からず、そのままにしてしまっていたのです。
そのため、実は小野寺律編がどんな恋愛模様なのかも全く知らなかったのですが、偶々アニメDVD第一話…

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世界一初恋 ~横澤隆史の場合 2~ コミック

中村春菊  藤崎都 

日常の愛しさを感じます

一応付き合っていることを自覚してからはそれなりに恋人同士の気恥ずかしい会話も見られ、大人の恋模様にほくほくと期待してしまいます。
しかしながら足しげく通いつめる横澤に色めいた気配はなく。
桐嶋のゆるふわな思考とは反して、父親としてはちゃんとしている部分に感動してしまったり。
何より日和の存在が大きくて、変則的な家族団らんの様相にほっこり和んでしまい、恋愛のときめきが遠のいていきます。
気づ…

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世界一初恋 ~横澤隆史の場合~ コミック

中村春菊  藤崎都 

それぞれの物語へ

小野寺律を激しく牽制し、男らしく高野政宗を好きだと言い切った男のその後。

中身は別として、基本長身の男前×瞳の大きなかわいこちゃん。
そんなシリーズの図式から大きく外れるカップル。
初恋じゃないし…。
コンセプトからもはみ出てしまっているはずなのに、と怖いもの見たさの好奇心がむくむくと湧き上がります。
丸川の暴れ熊と異名を持つ横澤隆史の失恋がいつ癒され新しい恋に踏み出すことができたの…

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世界一初恋 ~吉野千秋の場合 2~ コミック

中村春菊  藤崎都 

それなりに

吉野千秋に対しては、勝手に妄想を膨らませては大騒ぎをいているだけにしか見えず、続編に対してはもやもやの解消の意味合いぐらいで読み始めました。
柳瀬の告白もずるずると先延ばしにしてばかりで、好感度の回復はやはり難しく。
押し倒されてようやくちゃんと拒絶する最悪さ。
何故か柳瀬に関しては、ムッとするくせにとやかく言わない羽鳥。
そして羽鳥にはできるだけ関わりたくない柳瀬の利害が一致しているせい…

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純情ロマンチカ(4) コミック

中村春菊 

純情ミニマムの第一話あります!

いいところで続きになった『純情エゴイスト』から始まる4巻です。 

・『純情エゴイスト』act.8~9
 「しょっぱい」と回想する上條の過去は、本当にしょっぱくて切ない過去でした。ウサギさんを好きな気持ちがこれでもかと伝わって来て報われない想いが悲しくて、そこに付け込む不動産屋の男が、中村先生が当て馬としてよく描くタイプの人なんだけど、この後ロマンチカの方で出てくる【強引かつ天然】な当て馬と…

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