中原一也さんのレビュー一覧

愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

大満足の一冊です

「愛して・・」シリーズが完結してしまい、斑目弟の方の相手役バーテンダーのことがすごく気になっていたのでこの話が読めてとても嬉しいです。

受けの湯月が私の好みドンピシャでした。不幸な生い立ちの美人、でも気が強い。こういう受けの出てくる話は大体ハズレがないので。バーテンダー受けというのも色気がある。(職業:バーテンダー兼ヤクザの愛人ですから)斑目兄がオヤジの魅力なら弟の方は年上攻めとはいえ、兄よ…

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愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

想像以上に魅力的

「愛してないと云ってくれ」シリーズのスピンオフ作品。
シリーズの攻め:斑目幸司の弟である、
俺様ヤクザの斑目克幸 × その愛人の湯月、とのお話です。

内容は、ふたりの出会いから始まって、
シリーズ3作目の「愛されすぎだというけれど」の内容とその後です。
あの執着と裏切りの裏には、湯月と克幸のどんな思いがあったのか、
それがたっぷりじっくり描かれてとても興味深かったです。
斑目幸司…

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ブラックジャックの罠 小説

中原一也  小山田あみ 

大人の男

丸ごと一冊がひとつのストーリー入り。

いいですね、2人の大人の男が駆け引きをする様子。
「ときめき」では無い方のドキドキがありますw

鵜飼さんは、上からの権力にも屈しない強い心の持ち主。
だからこそ、西沖は惹かれたんだろうな、と思います。
西沖もとっても重いモノを心に抱え、決意を秘めている。
だからこそ、鵜飼さんも西沖が気になったんでしょうね。

お互いがお互いにピンとくる…

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タイムリミット! 小説

中原一也  小笠原宇紀 

安定のエロおやじ攻め

作者お得意のちょっと下品なエロおやじ攻めです。
夏目(攻め・部下・35歳)が女性とイタしている場面を、志野が目撃するという場面から始まることで、二人の性格と関係を完結に表してくれています。

そんな二人がどうやって、恋人同士になっていくのかというのが醍醐味です。ベテラン作家さんだけあって、引っ掛かりを覚えることなく、するすると読んでいけます。

ただ、発売当時は当たり前だったかもしれない…

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双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

兄ちゃん最強(笑)

3Pものは余り得意じゃないんですが、これはOKでした。

攻め2×受け1だと、攻め2人が受けを振り回すものだと思っていましたし、途中まではそんな感じだったのですが、兄(受け)が弟2人を振り回しているという結末でした。弟の理性を崩したのも兄ちゃんからでしたし。

和解するきっかけが弟が意識不明になったから、というのはご都合的な感じがしたのですが、それ以外はストーリーに不満はありませんでした。…

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不埒な狂犬の手懐け方 コミック

中原一也  山葵マグロ 

狂犬ってそっちか!

ベテラン作家さんの原作つきだけあって、テンポよく無駄なく話が進んでいきます。1冊でシンプルにまとめられていますが、エロい場面はしっかりコマを割いているという充実ぶりです。

この漫画家さんの作品は初めて読んだのですが、綺麗な場面とコミカルな場面とで、メリハリのあるイラストで、とても良いです。はっと目の惹かれるような魅力的な表情もあります。

それにしても、狂犬ってヤクザ(黒崎・攻め)の方か…

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隣人はチャイムを二度鳴らす 小説

中原一也  ひたき 

社会派ヒューマンドラマBL

筆者があとがきで、
プロットに何度も没を喰らったエピソードを書かれていたが
それはそうかもしれない。
とても面白かった、が、
どちらかというとヒューマンドラマとして読んでしまった感じなので……。


大学時代の親友がやがて恋人になり、幸せに過ごしていた矢先の別れ、
その手痛い傷を5年経っても未だ引きずって、
日々死んだように生きる会社員・坂梨。

その隣の部屋に越して来た、年…

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淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

攻めの名前にすら笑い有り!

アラブです。
ただしよく見られるアラブの王子(または王様)×庶民とかの強引なあれこれではなくてランプの精とか出てくるファンタジー系のアラブです。
もうねーほんっと楽しく読み終わりましたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪

特に面白いのは匡(受け)がランプをこすると、ピンポイントで股間をこすっちゃうんですよ!
だから毎回毎回勃起して出てくるランプの精キファーフwww
男のフェロモン満載ですが…

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淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

笑エロw

丸ごと一冊にひとつのストーリー。

いやぁ、面白かったですw
あとがきにも作家さんご本人が書いておられましたが
「アホエロが書きたく・・・」と。
とにかく、クスクスと笑えました。

思いっきりファンタジー作品ですが
こんなオヤジいたら素敵~と思っちゃいましたよw
見た目はめちゃくちゃカッコ良いキファーフだからこそ、きっと
オヤジドエロ発言が面白いんですよね。
そして・・・ぼん…

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隣人はチャイムを二度鳴らす 小説

中原一也  ひたき 

雪が溶けて春に

隣人ワイルド系おっさんっていうのがもうもう猛烈に大好きです。
この手の設定の本は本書で3冊めなのですが、もっと読みたいです・・・。
こちらの本もあらすじ読んで、ひたきさんの表紙を見てすぐ購入決定でした。
読んで、もうわたしにとっては神評価で。
最初あらすじで失恋の痛手を抱えたままって読んで、は?いつまで引きずってんの?と思い読み始めたら。
ただ未練があるのではなく、恋人(元彼)が自分の妹…

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