中原一也さんのレビュー一覧

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

いつもは苦手要素なのに、ちびっこが可愛い!!のだ

11月に続編が出版されると聞き、ずっとタイトルが気になっていましたので購入。
中原さんを読むのは久々です。

**********************
受けの匡は鈍臭い性格で馬鹿正直な営業マン、27歳。
目立つタイプではないものの、本来は整った顔立ちのメガネ&植物系男子。

攻めは千年ぶりに外界へ出たランプの精キファーフ、1万42歳。
色気ムンムンの中原さんお得意のオヤ…

6

親友とその息子 小説

中原一也  兼守美行 

ふらふらがカワイイ

表紙イラストがこの作品を見事に表現しています。ちゃんとなまはげが描かれているのもイイ!

1冊丸ごと表題作です。

栢山の目線で進んでいくのですが、野垣が好きなのに、智也に迫られるとつい誘惑に負けてしまいそうになるフラフラぶりが素直で可愛かったです。野垣が好きだからなまはげコレクションが趣味だという斜め上の発想にも脱帽です!

野垣の気持ちは分かりにくかったのですが、ストーカーや記者を…

1

女王様と犬 小説

中原一也  立石涼 

与える愛が心地よい

1冊丸ごと表題作です。

庵野(受け)の片思いの相手・長谷川には妻がいる。実らない恋は分かっているので躰だけでも満足しようと行きずりの相手と身体を重ねる日々を過ごしていた。ある日、具合が悪くて休んでいると、村上(攻め)が通りかかり…。

庵野の「特別な感じ」が良かったです。普段ならノンケには手を出さない。初めて自分の感情が把握できない。そして、村上から受ける初めてのLOVEに満たされてほだ…

2

極道とスーツと、罪深き永遠の愛 小説

中原一也  小山田あみ 

二人の愛は永遠でした

終わってしまいました(涙)
いつか終わりが来るとは思っていましたが
読了後はしばし茫然でした。


相も変わらず二人はエロいです。
芦澤さんのやりたい放題です。
ついにリムジンもご購入です、それもベッド付き天井鏡付きです♡
そういえば隠しカメラも付いてましたね。

で、今回は組長の血筋であるベリッシモが日本進出の足場掛かり
にすべく組の乗っ取りと殺されたドミニクの復讐?をする…

7

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

浅倉さんのために、焼いたんですよ?

舞台がマグロ漁船…一体どうなんだろう、と興味を惹かれて購入です。
思ったより良かった!というのが感想。

浅倉さん、もっとオヤジ臭いのかと思いきや結構紳士だった。
どこかお人好しでおせっかいなところがけっこうツボでした。
今回も無精髭に大変萌えましたー。

飄々としていてどこか蠱惑的で色っぽく可愛い志岐くん。
見事に浅倉を振り回しています。笑
タイトル通りワケアリな彼。
けっこ…

2

極道とスーツと、罪深き永遠の愛 小説

中原一也  小山田あみ 

エンタメ上等!ドンパチ上等!

ああついに!大好きな大好きな極道スーツシリーズ、完結です!
ますます絆を深めていく芦澤x榎田のラブラブCP。ラブが深すぎてここのところ死亡フラグすら立つほどでしたが、今作はスケールが凄い。
敵は日伊ハーフのマフィア、ベリッシモ。(小山田あみさんの素晴らしいイラストにより、超美男子として血肉を得ている!)
芦澤と榎田の逢瀬は超豪華改造リムジン(天井は鏡張り、特大ベッド備え付け)。あ、お約束の尿…

10

野良犬を追う男 小説

中原一也  水名瀬雅良 

野良犬は誰だ

あらすじから「野良犬を追う男」って須田のことだと思って読み進めたのですが(野良犬=冤罪の真犯人で、組織を超えて手を組んだ二人が冤罪を晴らすお話?)…全く違いました。野良犬=須田で、タイトルは新垣のことを指しているようです。

かなりハードボイルド色の濃い作品でした。二人が置かれている状況や組織のタフさと新垣に惹かれる気持ちに抗えない須田の弱さの対比が、切なくもあり、悲しくもあり。須田は極道らし…

4

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

さしずめ調教師?

義兄弟が大好物で、ガチ兄弟はあまり読む機会はないのですが。
笠井あゆみさんのイラストにどーしても惹かれて手に取りました。

溺愛兄弟は義理だろうがガチだろうが萌える。
完全なる禁断はやはり今一歩乗り切れないのですが、それを上回るイラストの素敵さと双子たちのキャラの魅力とお兄ちゃんの絆されに楽しませていただきました。

駄目だ駄目だと言いながらも完全に拒みきれないお兄ちゃん。
苦しいほ…

0

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

色んなもので例えてます(笑)

平凡サラリーマンの匡。
ある日いかがわしいおばーさんからランプを売りつけられたのですが…なんとこするとランプの精がご登場。
しかもそのランプの精、無精髭をたずさえ精悍な顔をした、オヤジなのです。

もうね、最初から最後まで思わず笑ってしまうところがたくさん。
まず名前wどうよその名前w
そして何故ピンポイントでソコwどんな技だ匡。
そしていちいちキファーフの言葉が胡散臭い(笑)
大…

2

淫雨 小説

中原一也  國沢智 

重く深い作品

まるごと一冊がひとつのストーリー。

作品は、現在の状況と過去を交互に読んでいくような
進み方となっています。

痛いお話でした。
決して悪い作品という意味では無く、まさに「趣味ではない」
という印象。
というのも、自分自身、現在はどっぷり甘々が好みとなっているため
愛の深さは十分感じられたのですが
それでもやっぱり・・・苦しいなぁ辛いなぁ、と思いながら読んでしまったので
G…

2
PAGE TOP