中原一也さんのレビュー一覧

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

淫猥すぎるランプの精攻め

最高にセクシーで破廉恥で人外で魔法使いのオヤジ攻めですね!

数年前に読もうとして途中で挫折しましたがやっと最後まで読めました。

昼行灯の匡がランプを擦ると必ずキファーフの股間を擦るのも面白いですね。登場するたびアソコを立ち上がらせて現れる。

キファーフに恋をするもキファーフはまだ王子が好きなのだと心を痛める匡。でもキファーフは匡を愛してくれて。
想いを確かめ合ったら今度は何故か…

2

極道はスーツと煉獄を奔る 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第10作

極道スーツ本編8作プラス、番外編1作の9冊に続いての本作。
内容的には、木崎x諏訪の不在が引き続き通奏低音のように流れていますが、新展開が始まります。
何と、シチリア・マフィア編…!です。
芦澤の組は、組長の隠し子が見つかった、という事でまた後継者問題で揉め事が起きそうな不穏な空気です。
一方榎田には、イタリア・ミラノで行われるイタリアテーラーメイド協会主催の交流会イベントへの招待状が届く…

1

極道はスーツを秘密に閉じ込める 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第9作

極道スーツの本編7作、プラス番外編1作の8冊に続いての本作。
内容は、前作の「極道はスーツを愛で貫く」の続編となっています。
タイトルが毎回違い、何が何作目なのか分かりづらい状況でなかなか手が出ない…という方も多そうですね。確かにココから読んでも何が何だか…?になります。
興味のある方は、1作目から読むことをおすすめします。

さて、本作。
「〜貫く」で登場した悪徳刑事・野口が暴れまく…

2

愛とは与えるものだから 小説

中原一也  奈良千春 

うん、ラストの予想は付いていた、でもそれで良かったのだ

生活が不安定な日雇い労働者達の為に診療所を開設して切り盛りしている青年医師・坂下の奮闘記、最終巻。
実は表紙を捲った後の口絵が思いっきりネタばれしているので、自身でラストを確かめたい人はその部分を見ないように気を付けてほしい。

坂下の努力が実りつつあって街の労働者達も彼に打ち解けていくようになったが、前巻の”夢の絆”事件の影響でまた逆境に追い込まれる。
斑目を社会復帰の道に送り出す決心が…

1

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第8作

正確に言えば前作が「番外編」でしたので、シリーズとしては7作目。しかし、本作の内容は前作「番犬は悪徳弁護士に狂う」の続編となっています。

冒頭から芦澤が木島に銃口を向け、榎田が絶叫するシーンから始まる本作。
オープニングからハードボイルド感がハンパない。
組に黙って下っ端を殺して埋め、組長の孫娘・優花と結婚を前提に付き合いを始めながらも諏訪と恋をした木島。
諏訪は初めて「愛されている」…

1

番犬は悪徳弁護士に狂う~極道スーツシリーズ番外編~ 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第7作、番外編。

極道スーツシリーズと同時進行している「木島x諏訪」の番外編が遂に1冊としてディープに展開する本作。スピンオフというよりも「極道スーツ、シリーズ第7作」としての存在感です。
シリアスながら甘々に展開する極道スーツ本編の「芦澤x榎田」CPとは打って変わって、こちらの「木島x諏訪」編は誤解、すれ違い、思い込み、言葉足らず、タイミングの悪さ等々、うまくいく要素も甘さもない…
そんな破滅系CPが、いよい…

2

極道はスーツに二度愛される 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第6作

シリーズも6作目となり、新しいアプローチで攻めてきます。
やっぱり、忙しい合間を縫って芦澤が会いに来て榎田をエロとろに抱く、だけではマンネリですからね!
さて、今回芦澤と榎田を襲う試練は…!
ズバリ「記憶喪失」なのですよ。
うーむ。私は個人的に記憶喪失展開は苦手で。なぜなら、この展開が来ると物語に逃げを感じるから。
しかし、さすがBLエンタメ王・中原一也先生は切り口が一味違う。
組の後…

2

隣人はチャイムを二度鳴らす 小説

中原一也  ひたき 

辛すぎる過去が今に繋がる

辛かった。途中までは辛くて辛くてこちらも気分が不安定になりました。
坂梨の辛い過去と死んだように生きてきた今までが辛くて切なくて。私も元カレと妹を恨みました。

そんなときに隣人の青柳と出会って。
青柳の過去も辛すぎて凄絶で。

でも坂梨があの過去があったから今がある、このマンションに住んだのも、青柳と出会ったのも、ただの隣人ではなくなったのもあの過去があったから繋がってるんだというと…

3

極道はスーツを愛玩する 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第5作

極道スーツも5作目となりました。
前作の「極道はスーツに契る」はかなりのドンパチで、ハードボイルド、バイオレンスな要素が多い作品でした。
対して、本作。
朴の事件も終わり、とりあえずは今まで通りの生活に戻った榎田。
ただ、芦澤と運命を共にするという覚悟がより深まっています。
そんな時、雑誌社より「テーラーえのきだ」と榎田本人に取材をしたい、という依頼があり…

↓↓ネタバレ↓↓

2

極道はスーツに契る 小説

中原一也  小山田あみ 

極道スーツ、シリーズ第4作

本作は、前作「極道はスーツに刻印する」の続編的な展開です。
そして、ヤクザものとして振り切って過激展開へと進んでいます。
「〜刻印する」で芦澤と榎田を襲い、死んだはずだが死体が無かった佐倉の復讐劇は、まだ終わりません。
中国マフィアにより、榎田と諏訪が拉致され…
かなりのバイオレンスなので、この作品くらいから苦手になる人もいるかな。
第1作は「BL界の直木賞」だ!とレビューしましたが、言…

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