中原一也さんのレビュー一覧

あばずれ 小説

中原一也  和鐵屋匠 

腹黒オオカミ紳士と強がり子羊ちゃん

わりとさっぱり目ですね。先にドラマCDを聞いてたのであの二人の声で再生しながら読みました。収録されなかったエピソードもありましたね。

もう陸がいい子で上月の掌の上で必死にもがいたり悩んだり傷ついたり。
悪ぶってあばずれと言っても、本当は真っ直ぐでまだ19歳で。
上月にひかれてるのに男同士なことにこだわって、なんとか上月に嫌われようと流されまいと策を練るのですが、上月の妹やいとこに自分で言…

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俺が好きなら咬んでみろ 小説

中原一也  小野浜こわし 

男臭くて可愛げがあり、かつ色気も備える二人の男!面白く無いわけない‼︎

作者買い。
中原さん大好きですよv

正直私個人としては、オヤジ系はあまり得意ではないのですけれど、
中原さんの書かれるオヤジ供は皆可愛い。
……というか、私の中では三十代はオヤジに入りませんから!

オヤジというか、ビジュアル的にキラキラしたイケメンではなく、
男臭い男達とでも申しましょうか。

今回の二人も実に男臭い!
そして小野浜さんのイラストがそれに拍車をかけている!…

3

花吸い鳥は高音で囀る 小説

中原一也  笠井あゆみ 

「眼白」なんと美しい鳥人!

「眼白」ー闇取引されるほど美しい声で鳴き、眼の回りに白いタトゥーのようなアイラインを持つ鳥人。
この設定だけで胸が高鳴ります。

眼白であることを隠した刑事、白井と、伝説の鳴かせ屋、鵙矢が闇取引の黒幕を暴くべく、身分を隠して潜入捜査を行う。

幼い白井に恋にも似た憧れを植え付け、マーキングした眼白の謎、鵙矢の過去、闇取引の黒幕。
ぐんぐん引き込まれるストーリーと、時折挟まれる妖鳥化した…

1

破廉恥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

思っていた以上に泣かせるじゃないか

あの笑撃作の続編という事で既にわくわく。
匡とキファーフとちびっこのサラマ。
そして今作で新たに加わった、人を魅了する美しいランプの精・イシュタル。
1人暮らし用の決して広くはない部屋で4人がわいわい賑やかに共同生活を送っている光景にほのぼのとした気持ちになります。
みんなで食事を作ったり、買い物に行ったり、匡にランプを擦られたキファーフが「ぅおぉぉおおおーーーっ!」とランプに吸い込まれて…

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淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

ジェットコースター級の爆笑アラブ

答えて姐さんでおすすめして頂いた作品です。
中原先生流のアラブもの、ランプの精、オヤジ。
これだけで気になって仕方がないのですが「千年ぶりに俺の大砲の火種に点火しやがって」の煽り文でもうだめでした。
これは絶対に面白いぞ!読まなくては!という気持ちに。
いやもう最高に面白くて笑いました。

「ないないないのない尽くし」「草食系を通り越して植物そのもの」なんて、ここまでボロクソな言われよ…

1

愛は脱兎のごとく 発売記念ペーパー グッズ

肉食獣のような

相変わらずワイルドで男前なシマが人参を食べている様子にも、見惚れている小平です。

自分のひょろひょろしたら容姿と違い、力強いシマに憧れを抱いているのです。

他人がが幸せそうにしていると幸せそうな顔してるなとシマに言われていました。
それがそんなに特別な事かと首を傾げる小平があざといです。

すいませんやはり偽善者にしか思えません。笑

おまえを喰ってやると兎なのに肉食獣のよう…

1

愛は脱兎のごとく 小説

中原一也  幸村佳苗 

期待し過ぎた

「花吸い鳥は高音で囀る」を読んだばかりだったので、期待し過ぎていたのかもしれません。

小学校で飼育していた兎のシマが野良猫に襲われて死んだ事でトラウマを抱えた小平は、農学部へと進学してシマに食べさせたかった人参の品種改良に取り組んでいます。

そしてそれが完成すると学生の間で噂の、死んだペットに会える扉の話を聞くのです。半信半疑で図書館に行き「魔法の術書」をみつけて魔法陣を書き呪文を唱え…

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花吸い鳥は高音で囀る 小説

中原一也  笠井あゆみ 

めちゃくちゃ面白かった

眼白という鳥のような特徴を持つ獣人を、人身売買組織から保護する捜査官のお話しでした。

新米捜査官の白井は「伝説の鳴かせ屋」の鵙矢と、弟子として一緒に潜入捜査をする事になるのです。

もう眼白という人とは違う存在も面白いし、鵙矢が眼白を丁寧に世話をする事で綺麗に囀らせていた事も面白かったです。

白井の秘密が段々と隠せなくなって行く辺りが最高に緊張しました。

そして白井が幼い頃に…

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よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

よくある話?

私にはタイトルの意味が解りませんでした
逆説的な意味なのかしら…??

攻の池田くんは大型わんこなイメージで読んでいたのでCDのキャストが意外でしたが、素直な男の子らしい男ですね。
受の袴田さんは、ぼんやりが過ぎる!!程があるだろう…。実際こんな人が周りにいたらきっとイライラしちゃいます。天然、というよりも覇気がない。生気が感じられない。
そこを「気だるげ物憂げ色っぽい」と受け取ってくれ…

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ドMの変態がエロ男爵に恋をした!? 小説

中原一也  nagavic 

遊郭もの

ラノベみたいなふざけたタイトルですが実は切ない遊郭もの。大好物です。遊郭ものは仕込みはされても結局最後まで攻めにしか抱かれないというなんちゃって系と他の客にもしっかり抱かれる系がありますが私は後者の方が好きでこれもそのパターンです。さすが中原先生わかってらっしゃる。

受けは生まれた境遇はすごく可哀想ですが、34歳の少しトウのたった男娼です。仲良しの男娼仲間もいるしどうせドMの淫乱だから天職だ…

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