中原一也さんのレビュー一覧

幾千の夜を超えて君と 小説

中原一也  麻々原絵里依 

余韻がハンパない…ネタバレなしで読んで欲しい!

うーん、すごい。
忘れられない作品になりました。
今まで読んだ小説の中でも、相当印象深いラスト…ここに全て持っていかれた。

不老不死の男と、その男が死ぬ方法を一緒に探す青年の物語。
悠久の時をたった一人で生きる司波の深い哀愁、過去への後悔、別れと邂逅…不老不死にまつわる様々な要素をしっかり踏襲した作品になっています。
司波の過去は悲しいですが、当時の時代背景は考慮してもいいのかもしれ…

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幾千の夜を超えて君と 小説

中原一也  麻々原絵里依 

号泣してしまった

不老不死の男と、そんな男と偶然出逢い、彼を死なせてあげたいと願う男の物語です。

もうこれ、テーマとしては重すぎるし、胸がちぎれそうに切ないんですよ。
でも同時に、めちゃくちゃ心に響く素晴らしいお話でして。
いや、それまでもボロボロ泣きつつ読み進めましたが、終盤で二人の真実が分かったとき、もう号泣しちゃって。
あまりに悲しいんですけど、同時に感動で胸がいっぱいなのです。
落とし処まです…

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幾千の夜を超えて君と 小説

中原一也  麻々原絵里依 

最後の一行の美しさに涙が溢れます

デビュー20周年の中原先生の最新作

不老不死の男と、彼が死ねる方法を一緒に探す男

過去の記憶、夢、現在が交互に語られ、パズルがはまって行くように物語の全体図が現れる

人魚、八百比丘尼なとの民俗学的資料の挿入や過去のエピソード等、またもや新しい中原先生に出逢えます

物語の始まりから纏わりつくような闇と絶望、仄かな明るさと染み入るような優しさ

すべてがラスト一行の美しさに…

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幾千の夜を超えて君と 小説

中原一也  麻々原絵里依 

萌えすぎてしんどい。

作家買い。
作家買いですが、挿絵を麻々原さんが描かれていて、発売日を心待ちにしていました。

中原さんはドシリアスなものもコミカルなものも、アンダーローなものからファンタジー要素てんこ盛りなものまで幅広く描かれる引き出しの多い作家さまですが、今作品はシリアス寄り。そしてファンタジー要素を含む作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





主人公は矢代という青…

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極道はスーツがお好き 小説

中原一也  小山田あみ 

思った以上に面白い

面白かった。
危険な愛の仕立て屋稼業「極道はシリーズ」は、何冊あるのか確認したら、
10冊もあった・・・。ちょっとずつ読んでみよう。

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拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

タイトルでのミスリードにハラハラさせられました!

作者買い。
今回は優しい中原さんv

ミスリードされてしまったのは私です!

どうにも先の読めない展開に、
始終ハラハラしっぱなしでした!

キースみたいな執事アンドロイド、
夢ですなv

お話は申し分ないのですが、
しかし私はどうも棗先生のイジイジ加減が
どうしても素直に同調できず……
いや、同調しすぎるからダメなのかな。
あまりにもネガティブな思考に、
読みなが…

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最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

これは続きますよね!?

そーなんです?いやいや、これは続くでしょう?

だって第2のSアルファが出てきましたし、死んでないようだし。
歯を折られたらダメなの?でも拾って持ってったから牛乳に浸して歯医者さんに持って行ったかも?そこでインプラントを勧められるかもしれないですよね?
その後能力が復活するかもしれないってモヤモヤしちゃいました。
この組織がある限り続くんですよね?
そうであって欲しい。

あと、も…

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最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

二人目登場Σ(゚ω゚)

前作のラスト、大団円のハピエンだったので、これ以上何が!?と思ったのですが…。
そうですよね、最強Sアルファ、1人の訳ないですよね。

オメガを発情させられるSアルファの黒瀬。
黒瀬に上書きされ番になったSオメガの五色。

番の2人なので、最初は甘々スタート。
6人の子供達に加え、2人の子供のカナタまで加わり、賑やかさも幸せ度もアップです(≧▽≦)
黒瀬は、前作よりわかりやすく優し…

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最強アルファと発情しない花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

守りたいもののために戦う(≧▽≦)

オメガバースというのは、いろんな設定の物語があって、つくづく面白いなぁ、と楽しませてもらいました。

突然変異で生まれるSアルファ。
オメガを強制的に発情させることができ、またオメガのフェロモンに自身が発情させられることはない、アルファの中でも最強のアルファ。
今回の攻め様は、そんなSアルファの黒瀬。

遺伝的要素の強いSオメガ。
成熟に時間がかかるが、産まれる子供はアルファの確率が…

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愛しているにもほどがある 小説

中原一也  奈良千春 

斑目のフェロモンはどんだけすごいんだろう。

何度目かの再読です。このシリーズは毎回3作目で読むのが止まっちゃうんですよね。

労働者街BL。
街のオヤジで患者の一人の山浦の親子問題に坂下がまたもほっておくなくて首を突っ込み。

そして斑目の過去を知る男、北原が現れ斑目を取り戻すと、斑目の弱みである坂下にダメージを繰り返し与えて。

ここまで様式美ですね。
斑目に見守られながら街のオヤジを何とかしようと坂下が奮闘して。

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