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榎田尤利 茶屋町勝呂
かにゃこ
ネタバレ
ダンサーの潤也は、大事なオーディションの日に 弁護士のアシュリーとぶつかって怪我をしてしまい オーディションを受けられなくなってしまう・・・ と、いう出会いなのです。 日本人である潤也は、財閥の御曹司でエリート弁護士アシュリーに 英語がしゃべれない振りをして怪我が治るまで 面倒をみてもらうのです。 アシュリーは、潤也が英語がわからないと思って 鉄面皮を剥がし本音をつぶやく・…
『夏の塩』から物語に色がついた。 そんな印象の『夏の子供』です。 魚住と久留米の物語ではあるけれど 彼らの側には、彼らのほかに人間がいて たくさんの人が織り成す世界でした。 人間としての感覚が芽生えた魚住に訪れるのは幸せだけじゃなく 怒り、恐怖、悲しみ、全部なんですよね。 でも、怒ったり、怖くなったり、悲しくなったりっていうのは 生きているからこそで、それを抱えて乗り越えて…
美しい顔の魚住は、味覚障害で感情も乏しい。 生きているのに死んでいるような人物。 久留米は、魚住に対して唯一普通に接することのできる男。 魚住は、久留米を好きになるし 久留米も、魚住を好きになるお話なんだけど 魚住を変えたのは久留米だけではなくて まわりにいるインド系ハーフのサリームだったり ちょっと変わった久留米の元カノのマリだったり 人格者の先輩、濱田だったり その他…
柏枝真郷 茶屋町勝呂
ひつじ
最初のレビューは大好きな作品で、と決めていました。 それがこの柏枝先生の作品『硝子の街シリーズ』です^^ 全22巻にも及ぶ大作。シリーズの方はもう終わっているのですが。 ……実は、私の中ではまだ終わっていません。 「ノブとシドニーから別れたくない!」という思いから、まだ最終2、3巻に手をつけられないのです。今まで、これほどまでに愛着が沸いたBL作品はありませんでした。 舞台はアメリカ。NY…
satoki
周りの環境や、人々や久留米のおかげで少しずつ人間らしさを取り戻していく魚住。 そうなったらそうなったで今度はまた違う悩みが姿を現す。 自分にとって久留米がどれだけ大切かを認識した魚住がとった行動とは。 人は傷つき傷つけ合いながらも前に進んでいる。 そして、彼らは…… なんかほんとに一言でBLというのが難しい作品でした。 生と死とか人を愛することとか人生とか強さとか、色々なものがわー…
ずっとシリーズ通して手に入らなくて、ハードカバーで再販と聞いて驚喜した覚えがあります。 しかもイラストは茶屋町さんのまま。 神様ありがとう、ありがとう太陽図書と拝みつつ、二冊同時に発売日に買いました。 その割には今更読んだのはもったいなくてなかなか手が伸びなかったせいです。 人ととことんずれていて、自分の痛みにすら気づかないにぶにぶの魚住と、そんな彼をどうしようもなく放っておけないんだ…
ジェイ
今はとにかく、柏枝先生の作品にハマッていて新しいものからさかのぼって読んでいる状態。最初、ホーリー・アップルシリーズ、ライバルシリーズと読んで、どうしても硝子の街にてシリーズが読んでみたくなったので、即、着手! しかし、この一巻が出たのが1996年と古めなので、書店では売っていないものも多く、インターネットを利用してお取り寄せしたりしました。まぁ、私が小学生になったばかりのころに発売したので…
木原音瀬 茶屋町勝呂
Alice
「秘密」がキーワードな作品でした。 啓太にはある秘密があり、そのせいで自分の家に帰りたくないと思っています。 誰か泊めてくれるところはないかとゲイバーに入った啓太は充という男に出会います。 そして啓太は充の家に泊まり、体を重ねます。 しかし充は啓太を一心に好きだと告げてきます。でも啓太は自分の秘密が知られたくなくてなにも言うことができません。 この啓太の秘密というのがまた怖かったです…
むつこ
シリーズ最終巻です。 新装版が書き下ろしつきで出てるので、そちらを買うのをオススメします! プレミアつきの値段で旧版を揃えた私も、結局新装版のほうも買うんだろうな…くそぅw両方買うことに不満はないんですが、旧版の値段がガクッと下がったことが妙に悔しいですw ステキなラストでした。 とくに、語り手を太一にした『夏の子供』が好きでした。 登場人物の数年後の姿を、第三者の視点から描くっていう手法、じつ…
やっと結ばれる巻。 四巻ですよ、四巻。 一巻の時点で両思い確定してるのにですよ。 どんだけ焦らすんだよー!と思ってましたが、焦らされたぶん、結ばれたときにはものすごいカタルシスを感じました。 下手な引き伸ばしで焦らしてたわけじゃなく、しっかりしたストーリーを構築した上での焦らしなので、納得がいくのだ。 良かったね、魚住&久留米。 なんかもう、エッチに萌えるというより、結ばれたことそのものに感動し…