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21/23(合計:224件)
柏枝真郷 茶屋町勝呂
ひつじ
最初のレビューは大好きな作品で、と決めていました。 それがこの柏枝先生の作品『硝子の街シリーズ』です^^ 全22巻にも及ぶ大作。シリーズの方はもう終わっているのですが。 ……実は、私の中ではまだ終わっていません。 「ノブとシドニーから別れたくない!」という思いから、まだ最終2、3巻に手をつけられないのです。今まで、これほどまでに愛着が沸いたBL作品はありませんでした。 舞台はアメリカ。NY…
榎田尤利 茶屋町勝呂
satoki
周りの環境や、人々や久留米のおかげで少しずつ人間らしさを取り戻していく魚住。 そうなったらそうなったで今度はまた違う悩みが姿を現す。 自分にとって久留米がどれだけ大切かを認識した魚住がとった行動とは。 人は傷つき傷つけ合いながらも前に進んでいる。 そして、彼らは…… なんかほんとに一言でBLというのが難しい作品でした。 生と死とか人を愛することとか人生とか強さとか、色々なものがわー…
ずっとシリーズ通して手に入らなくて、ハードカバーで再販と聞いて驚喜した覚えがあります。 しかもイラストは茶屋町さんのまま。 神様ありがとう、ありがとう太陽図書と拝みつつ、二冊同時に発売日に買いました。 その割には今更読んだのはもったいなくてなかなか手が伸びなかったせいです。 人ととことんずれていて、自分の痛みにすら気づかないにぶにぶの魚住と、そんな彼をどうしようもなく放っておけないんだ…
ジェイ
今はとにかく、柏枝先生の作品にハマッていて新しいものからさかのぼって読んでいる状態。最初、ホーリー・アップルシリーズ、ライバルシリーズと読んで、どうしても硝子の街にてシリーズが読んでみたくなったので、即、着手! しかし、この一巻が出たのが1996年と古めなので、書店では売っていないものも多く、インターネットを利用してお取り寄せしたりしました。まぁ、私が小学生になったばかりのころに発売したので…
木原音瀬 茶屋町勝呂
Alice
「秘密」がキーワードな作品でした。 啓太にはある秘密があり、そのせいで自分の家に帰りたくないと思っています。 誰か泊めてくれるところはないかとゲイバーに入った啓太は充という男に出会います。 そして啓太は充の家に泊まり、体を重ねます。 しかし充は啓太を一心に好きだと告げてきます。でも啓太は自分の秘密が知られたくなくてなにも言うことができません。 この啓太の秘密というのがまた怖かったです…
むつこ
シリーズ最終巻です。 新装版が書き下ろしつきで出てるので、そちらを買うのをオススメします! プレミアつきの値段で旧版を揃えた私も、結局新装版のほうも買うんだろうな…くそぅw両方買うことに不満はないんですが、旧版の値段がガクッと下がったことが妙に悔しいですw ステキなラストでした。 とくに、語り手を太一にした『夏の子供』が好きでした。 登場人物の数年後の姿を、第三者の視点から描くっていう手法、じつ…
やっと結ばれる巻。 四巻ですよ、四巻。 一巻の時点で両思い確定してるのにですよ。 どんだけ焦らすんだよー!と思ってましたが、焦らされたぶん、結ばれたときにはものすごいカタルシスを感じました。 下手な引き伸ばしで焦らしてたわけじゃなく、しっかりしたストーリーを構築した上での焦らしなので、納得がいくのだ。 良かったね、魚住&久留米。 なんかもう、エッチに萌えるというより、結ばれたことそのものに感動し…
最近新装版が出てるこの作品ですが、私はどうしても読みたくて、プレミアがついてバカ高くなってたときに、このシリーズを揃えました。 何故待たなかったんだ、私よ…。 といっても、買ったことを後悔してるわけじゃないです。 最近の榎田尤利さんの作品とは作風がかなり違うから戸惑う人がたくさんいるかもしれませんが、名作の名にふさわしいシリーズでした。 とくに、この三巻と四巻が神です。 最近のBLじゃめったに見…
茶屋町勝呂 Nitro+ CHiRAL
今回は冒頭からnルート~ケイスケルート~リンルート~シキルートへ。 それぞれのルートのイベントを拾いながらも、どんだけ違和感なく展開するねんと毎回感動しながら読んでます。 茶屋町さんのマンガ。個性的な線とコマ割で最初は読みにくいなあと思ったけれど慣れてきたらあの空気感がたまらなくなってきました。 所々にスチルと同じ構図のコマが違和感なく入ってるのがほんとスゴイと思う。 あああ、どこに終…
あや22
ネタバレ
榎田尤利先生のデビュー作が、書き下ろしも加え上製本上下巻で復刊しました。 旧版は全5巻の作品なので、上巻には3巻の半分までを収録。「無自覚から自覚への移行」という、うまいところで区切ったよな~、という感じです。 表題作は、「小説JUNE」誌にて発表され、当時「文学的」と評されましたが、つまりは匂う程度で、具体的な恋愛は描かれていません。 全体を見通せば、魚住と久留米のラブストーリーに他な…