茶屋町勝呂さんのレビュー一覧

夏の塩 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

BLの枠に収らない良作

ずっとシリーズ通して手に入らなくて、ハードカバーで再販と聞いて驚喜した覚えがあります。
しかもイラストは茶屋町さんのまま。
神様ありがとう、ありがとう太陽図書と拝みつつ、二冊同時に発売日に買いました。
その割には今更読んだのはもったいなくてなかなか手が伸びなかったせいです。

人ととことんずれていて、自分の痛みにすら気づかないにぶにぶの魚住と、そんな彼をどうしようもなく放っておけないんだ…

3

硝子の街にて(1) 窓 WINDOW 小説

柏枝真郷  茶屋町勝呂 

シドニーとノブの純情ラブストーリー in ニューヨーク

 今はとにかく、柏枝先生の作品にハマッていて新しいものからさかのぼって読んでいる状態。最初、ホーリー・アップルシリーズ、ライバルシリーズと読んで、どうしても硝子の街にてシリーズが読んでみたくなったので、即、着手!
 しかし、この一巻が出たのが1996年と古めなので、書店では売っていないものも多く、インターネットを利用してお取り寄せしたりしました。まぁ、私が小学生になったばかりのころに発売したので…

2

秘密 小説

木原音瀬  茶屋町勝呂 

2人の秘密

「秘密」がキーワードな作品でした。
啓太にはある秘密があり、そのせいで自分の家に帰りたくないと思っています。
誰か泊めてくれるところはないかとゲイバーに入った啓太は充という男に出会います。
そして啓太は充の家に泊まり、体を重ねます。
しかし充は啓太を一心に好きだと告げてきます。でも啓太は自分の秘密が知られたくなくてなにも言うことができません。

この啓太の秘密というのがまた怖かったです…

5

魚住くんシリーズ(5) リムレスの空 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

成長したね、魚住

シリーズ最終巻です。
新装版が書き下ろしつきで出てるので、そちらを買うのをオススメします!
プレミアつきの値段で旧版を揃えた私も、結局新装版のほうも買うんだろうな…くそぅw両方買うことに不満はないんですが、旧版の値段がガクッと下がったことが妙に悔しいですw

ステキなラストでした。
とくに、語り手を太一にした『夏の子供』が好きでした。
登場人物の数年後の姿を、第三者の視点から描くっていう手法、じつ…

1

魚住くんシリーズ(4) 過敏症 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

シリーズ中一番好きな巻

やっと結ばれる巻。
四巻ですよ、四巻。
一巻の時点で両思い確定してるのにですよ。
どんだけ焦らすんだよー!と思ってましたが、焦らされたぶん、結ばれたときにはものすごいカタルシスを感じました。
下手な引き伸ばしで焦らしてたわけじゃなく、しっかりしたストーリーを構築した上での焦らしなので、納得がいくのだ。

良かったね、魚住&久留米。
なんかもう、エッチに萌えるというより、結ばれたことそのものに感動し…

1

魚住くんシリーズ(3) メッセージ 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

名作

最近新装版が出てるこの作品ですが、私はどうしても読みたくて、プレミアがついてバカ高くなってたときに、このシリーズを揃えました。
何故待たなかったんだ、私よ…。
といっても、買ったことを後悔してるわけじゃないです。
最近の榎田尤利さんの作品とは作風がかなり違うから戸惑う人がたくさんいるかもしれませんが、名作の名にふさわしいシリーズでした。
とくに、この三巻と四巻が神です。

最近のBLじゃめったに見…

3
非BL作品

咎狗の血(7) 非BL コミック

茶屋町勝呂  Nitro+ CHiRAL 

どこに行くんだ!?

今回は冒頭からnルート~ケイスケルート~リンルート~シキルートへ。
それぞれのルートのイベントを拾いながらも、どんだけ違和感なく展開するねんと毎回感動しながら読んでます。
茶屋町さんのマンガ。個性的な線とコマ割で最初は読みにくいなあと思ったけれど慣れてきたらあの空気感がたまらなくなってきました。
所々にスチルと同じ構図のコマが違和感なく入ってるのがほんとスゴイと思う。

あああ、どこに終…

0

夏の塩 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

今、読んで欲しい一冊

榎田尤利先生のデビュー作が、書き下ろしも加え上製本上下巻で復刊しました。
旧版は全5巻の作品なので、上巻には3巻の半分までを収録。「無自覚から自覚への移行」という、うまいところで区切ったよな~、という感じです。

表題作は、「小説JUNE」誌にて発表され、当時「文学的」と評されましたが、つまりは匂う程度で、具体的な恋愛は描かれていません。
全体を見通せば、魚住と久留米のラブストーリーに他な…

17
非BL作品

咎狗の血(7) 非BL コミック

茶屋町勝呂  Nitro+ CHiRAL 

イル・レ現る

ようやく7巻がでました。! 表紙は見ての通りシキ様!
どのキャラにも可能性があるこの漫画版咎狗の血。
黒スケはアキラの血により動かなくなりました。
漫画版では最後どのようにまとめるのでしょうか・・・。

ケイスケも動かなくなり、そしてリンにもタグを奪われ
ぼろぼろの状況のアキラに・・・
イル・レ キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!! です。
「どうでもいい」とアキラ。そして…

1
非BL作品

咎狗の血(7) 非BL コミック

茶屋町勝呂  Nitro+ CHiRAL 

表紙とあとがきと決め台詞に萌えた!

同名のBLゲームの公式コミック7巻目。
茶屋町さんの絵は多少癖はありますが、妙に色っぽくて大好きです。

さて、話も佳境に入ってまいりました。
ナノに保護されていたアキラが、トシマの街に出た途端見つけたのはライダースジャケットを着た男の死体。頭を潰された悲惨な死体を目にして、こんな残酷な殺し方をしたのはケイスケだと確信し、絶望するアキラに容赦なく降り注ぐ雨…そう、雨です!キタ!キタキタキタ…

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