茶屋町勝呂さんのレビュー一覧

非BL作品

咎狗の血(5) 非BL コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

五巻

前巻のアキラと猛の対決からスタート。

猛がイグラ優勝にこだわるのは妹のため。咎狗独自のシャッフル家族でできた妹なので血はつながってませんが、珍しく仲がいい兄妹です。この兄妹愛はとても切ないです。

あとは源泉がアルビトロを訪ねたりシキがナノとの過去を思い出してセンチメンタルしてたりエマがついにトシマ入りしたりと、脇キャラ勢たちもそれぞれの思惑で動きまくりです。

一番大きな分岐はアキラがケイスケ…

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非BL作品

咎狗の血(4) 非BL コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

四巻

巻を追うごとにどんどん展開していく咎狗です。

今回は黒ケイスケが登場したり、ナノとグンジが対峙したり、アルビトロが余計な一言でシキを怒らせたり、エマがトシマ付近まで来ていたり、いろいろフラグが立っています。

アキラがグンジに教われているときにナノが現れたのは、やっぱりアキラを助けるためなんでしょうかね。タキ○ード仮面みたいです(え)。

いろいろとベビーな咎狗ですが、今回はヴィスキオファミリー…

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非BL作品

咎狗の血(3) 非BL コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

三巻

いろんな意味で分岐となる巻です。

ゲームでの重要なストーリー分岐、アキラとケイスケのケンカ(「おまえ見てるとイライラする」という名言のアレ)シーン、アキラとシキの二度目の邂逅、リンとシキの対峙、ゲームには無かったナノとグエンの接触、ライン中猛など盛りだくさんです。

リンは親と仲が悪いと判明しましたが、ゲームではここのところは詳しく描かれて無かったと思うんですけどねえ。シキが両親を手にかけたこと…

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非BL作品

咎狗の血(2) 非BL コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

二巻

アキラとシキの邂逅からスタート。

マルチエンディングのストーリーをひとつにまとめているので、より見やすくわかりやすくするためなのか、ゲームでは後半にならないと出てこないエピソードがすでに語られていたりします。

コミカライズオリジナルのエピソードも無理がなくてうまく世界観に溶け込んでいておもしろいです。

実のところケイスケはあまり好きではないキャラなのですが、茶屋町さんの描くケイスケはなんだか…

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非BL作品

咎狗の血(1) 非BL コミック

Nitro+ CHiRAL  茶屋町勝呂 

一巻

BLゲーム咎狗の血のコミカライズです。

全体的な流れはゲームと同じですが、アキラが一話目のラストまで出てこなかったり、ゲームには出てこないオリジナルキャラが出てきたり(このキャラ気に入ってます)、アキラがイグラに参加せざるをえなくなった事件をちょい出しにしたりとか、漫画ならではの表現はすごくいいですね。

ただ前の方も書かれてますが字が多くて若干読みづらいです。

ですがよくまとまっているので、…

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夏の子供 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

自分の棺桶に入れて欲しい作品

縁起でもありませんが。
どなたかがおっしゃっていたとおり、
冥途にまで一緒に行きたいです。
(現実的にはこの神作品を燃やすなんてとんでもないけど!!)
本当にこの作品に出逢えて良かったと、
何度読んでも思うのです。
あらすじも展開も嫌と言う程知っているのに
涙が止まらない。
高揚感が半端ない。
さっきもぼろぼろ泣きました。

思い入れがありすぎてレビューにすら出来ない作品のう…

3

秘密 小説

木原音瀬  茶屋町勝呂 

終盤が好き

とくべつ好きになれそうなキャラもいなかったのですが、
読んでいると先が気になるので、さらっと読み終えた。
啓太が妄想野朗だったと確定した時は、ショックを受けましたが、
榎本さんが嫌味や文句を炸裂していたので、徐々にすっきり。
充の弟目線には感動しました。「おかあさん あか おとうさん・・」て
文章が、ちらっと視界に入ってきた瞬間、涙してしまいますね。
母親と、姉達が来た時は嬉しくてホッ…

3

魚住くんシリーズ・メモリアル I'm home 小説

榎田尤利  茶屋町勝呂 

復刊はないだろう、隔世の感。

わたしは魚住くんシリーズを、ハードカバーで復刊されてから読んだクチで。
名作と思って読んだし、感動した。すっごく好きになった。
それでこの本がめっちゃ欲しくなって…。交わしたメールとか知りたいし!と、手にいれて。
小説を補足してくれる内容に関しては満足しました。
登場人物に聞く人生相談等の企画も、ファンとして嬉しい内容ではあったし、面白かった。
が、全体の印象として。
当時はこんなノリ…

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秘密 小説

木原音瀬  茶屋町勝呂 

純愛の極地!

木原先生作品の中でもこれはことにお勧めしたい一冊。

元・恋人を殺して冷凍庫に入れた啓太と、ちょっとオツムの弱そうな充を中心に進んでいく話ですが、
そんな、はたから見ればイビツな二人がたまらなく愛おしく、美しい。

恋人になじられ、はずみで絞め殺した啓太は、苦悩の末、大型の冷凍庫を買い込んでそこに死体を入れます。
しかし、それからというもの、日々、殺した恋人の幻影に悩まされ、自宅に帰れ…

7

硝子の街にて(1) 窓 WINDOW 小説

柏枝真郷  茶屋町勝呂 

メンズラブ

主人公ノブが日本人で(二重国籍者で結局アメリカ人になっちゃうけど)、他の作品と比べ、馴染みやすいです。
ノブは普通の無感動な大人の男なので、ー柏枝さんの話はいつもそうですがー淡々と進んでいきます。
帯の「殉愛」にはちょっとピンときませんでした。

栗本先生の小説道場を読んでから、本作品を読むと「あの柏枝さんが、この作品を!」ともっと感動できるかも?

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