total review:279009today:39
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
79/90(合計:894件)
杉原理生 竹美家らら
snowblack
ネタバレ
某所で出ていた羊話からの連想で読みました(笑) 杉原理生先生、「夏服」「ハニーデイズ」と私的にはイマイチが続いたのですが、 これは三度目の正直というか、三人目の正直というか (だって、前二作受けがダメだったんだもん)好きな作品でした。 基本的に作者も後書きで述べているように、ラブコメならぬホームコメディです。 章彦(玩具メーカー勤務、担当はぬいぐるみ♡)は、弟の太一(大学生)と二…
一穂ミチ 竹美家らら
mihi
言わずとも知られている作品。 私は 「葉子」という女の意地物語だと思っています。 お昼のメロドラマです。 女教師と教え子の禁断の恋。 思ってた以上に嵌まってしまう二人。 女教師には 婚約者がいた。 それでも逢瀬を重ねてしまう。 ・・・妊娠。 愛してしまった教え子の子ども。 身体を壊してしまうほど想い悩む。 ・・・別れ。 婚約者が女教師と子どもを連れて行く。 私は葉子…
夏休み、遠方の法事に出かけた両親の留守の数日間。 大学生になった志緒は、幼稚園児の妹・美夏と二人で過ごすこととなる。 美夏はお兄ちゃんが大好き、 両親の留守も「しーちゃんがいるから平気」と言ってくれるが、 幼児と二人の慣れない生活はなかなか疲れるものだ。 猛暑の昼下がり、庭にビニールプールを広げて美夏を遊ばせていると 丁度差し入れを持って りか がやってきて、水着になって一緒に入る…
「Lie to me」のあと、湊の大学の入学式前後の話。 この2冊の番外編を読んで、湊の進学先を京都にした作者の上手さに改めて舌を巻く。 進歩的で閉鎖的な街、余所者に邪険で学生に寛容な街。 生まれた時から「若様」として特別だった湊も、この街では一人の新入生だし、 なんとか定職なんていう馴染みのないものが続いている来杉も、 普通にうさん臭い余所者だ。 新しい生活に好奇心の眼を輝か…
「おとぎ話のゆくえ」の番外編、湊が京都の大学に進学して来杉と再会してからのお話。 60ページの、なかなかに読みでのある話です。 「ドーナッツ」(ドーナツじゃないのよw!)が沢山の表紙も可愛い。 何故か来杉は一緒に夜を過ごしても、湊に手を出してこない。 それに疑問や不安を抱いている中、湊は持ち前の彼にとっては当たり前の正義感で 困っている芸妓・鈴子を助ける。 実はそれが来杉が知り合っ…
東雲月虹
この度の桂×志緒は萌えを堪能するというより、 お子さんがいらっしゃる方ならわかっていただける筈ですが もう心配で心配で心配で…!! ハラハラしました。 というのも、志緒の両親の不在中、 志緒が美夏の面倒を見る事になりまして、 庭でプール遊びをしている時にりかがおかずを差し入れに来てくれます。 美夏のお誘いで、りかも水着に着替えて来て一緒に遊ぶと カメラを持った不審者にりかが気づ…
「雪よ林檎の香のごとく」の番外編。時間的には色々な、短いお話が入っています。 朱肉、紅玉、ナナカマド…と、赤をテーマにした短編集。 相変わらず小物の使い方が上手い! 志緒くんの、独特な鋭くて真っすぐな感性の魅力。 無自覚で熱烈でそして実はエロティズムに溢れたレポート=ラブレターに痺れました。 桂じゃなくても、やられちゃうよー。 二人の会話も相変わらずいい。 どうでもいいことで…
一穂ミチさんの清冽なデビュー作、「雪よ林檎の香のごとく」の番外編。 タイトルは、「しゅんじょうよもすがら」と読みます。 志緒の二十歳の誕生日を迎える少し前から当日の話。 妹の美夏(いつの間にやら幼稚園児、そしてmeet,againでは小学生になっているのよ〜)が 拾ってきた捨て猫の貰い主を探すのに、 相変わらず人間関係の狭い志緒がメールを送って頼んだのは、桂とりか(多分)。 職業柄…
志緒が成人を迎えます。おめでとう! 桂はあいかわらず飄々としていつつ、 表にはそんなに出さないだけで 志緒に夢中なんだなーっていうのがすごく嬉しい。 そんな桂に志緒はやきもきしたりするのも可愛い。 『サタデーナイトパラリシス』とは 橈骨神経麻痺、という症状らしいです。 腕枕をすると、なるんですって。うふ。 なかなか痺れが治らず、満足に右手が動かせない為 志緒は責任を感じて…
椎崎夕 竹美家らら
雀影
姉が残した娘・桃子と二人、 姉が残した喫茶店を守って生きている怜一。 ある日、店の前で一人の男が行き倒れていて、 それは、7年前にいなくなった桃子の父との最初の出会いを・・・。 なんというか、いろんな要素満載。 思いっきり頑なな主人公に、謎の男。 肉親のように親身になってくれる死んだ姉の親友。 元気なバイトの女の子。 地上げ屋とその手先。 離島のお婆さん。 そして、姉が残し…