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一穂ミチ 竹美家らら
yumyumyum
ネタバレ
良い、自分にとっては最高で、文句なく神作品でした。 ふったらどしゃぶりの本編があっての、メロウレインであることを痛感しながら読みました。 本編での辛さ、切なさがあったからこそ、恋人となった2人の幸せが嬉しいし、整のかわいさを知ることができたし、この何気ない日々を恋人として過ごす2人がとにかく幸せそうで、楽しく拝読しました。 秋雨前線が特に好きでした。 お互いに嫉妬して、やきもち焼く様子…
心理描写がとてもリアルで、胸に迫るものがありました。 一読では気持ちが追いつかず、再読して、やっと追いついた感じです。 整と一顕のやり取りにページ数が多く割かれていて、じっくり丁寧に描かれていました。 ノンケの一顕が、男性に惹かれていくのはどんな状況がきっかけなのか、読む前は気になっていましたが、そんなことを考える暇もなく、読み終わりました。 顔が見えないメールのやり取り、電話より…
ぱるりろん
一穂先生の初めての御本。教師×生徒の表題作と、その2年後を書いた続編「手のひらにきみの気配が」の2本立て。 読みながら、大層複雑でした。本当に複雑でした。 同時に相反する二通りの読み方をしてしまう自分がいまして、折り合いをつけられず最後までそのままでした。 この作品を楽しむには年を取り過ぎてしまったのかもしれない。後述します。 表題作においては、主人公の志緒は高校1年生15歳、志緒が好…
DOT
整の恋心がだんだんと育って 様々な気持ちが芽生える巻。 一顕の言うように気持ちが右肩上がり..! 3冊読むと2人の人物像がしっかりみえてきて おもしろかったです。 本編では閉ざしていた整の性格が色づき、 動き出し アンニュイ、天然、癇癪、小悪魔、の整が見られて とても嬉しいです。 一顕がどんどん整にはまっていくのが可愛い。 その一顕を愛でる整も大変萌えます。 先生の描…
ふったら読了後すぐに拝読しました。 続きがすごく気になる作品だったので。 肉体関係が先にきた2人、 そのあとの甘さも期待をしました。 整によって全部を受け入れられた一顕の喜びを感じる巻。 一顕には 「もう整しかいない ふたり同じ傘に入ってる」 と考えるところが尊かったです。 和彰との事を思い出して身体が硬直状態になるシーン。 一穂先生作品の中でもかなりシビアな展開のその後…
男性性視点でのセックスが主軸にある物語。 一顕の気持ちにわかりみが深すぎました。 求めて拒まれたら男だって辛い。 1人でいるより2人のほうがその苦しみは大きい。 一顕と整の男同士2人のやりとりがシンクロしていき、 気持ちを繋ぐ。 男性の整だからこそ救えたとも思う。 男として傷ついた一顕の苦しさを聖が受け止め 一晩目で堕ちていく怖れに変わり 二晩目で「どうすんの」と途方に暮れる…
続編があることの喜び(再) 期待に胸ふくらませ、拝読いたしました。 前作からの重要人物、竜起のスピンオフ作品と知って読み始めましたが 新しい登場人物、深の気持ちから入るのが素敵でした。 一穂先生は状況説明で表すのではなく 登場人物の心情を描くので激しく感情移入することができます。 潮と計は隠し事がおおく、かけひきの多い2人でしたが 竜起となっちゃんは裏表のない素直さ、 まっ…
3巻目、おもしろすぎるという恐怖。 話はどんどん壮大になるのですが、後戻りしてもそのたびに面白く、 発見があります。 1巻目に登場したものが出てきたりするので 何回読み返したかわかりません。 潮の気持ちから綴られ、潮の生い立ちが明らかになる巻。 「不憫攻め、復縁が癖」なんて簡単に言ってた自分と反省会。 先生の物語は、癖が全部宝箱のようにちりばめられているのですが 解像度が高すぎ…
完全に1巻から無我夢中、続編があることに心から感謝して読みました。 一穂ミチ先生の世界に没頭できる幸せを噛み締めてます。 引き続きの登場人物はすでに私の中で生き始めて、 新しく登場する人物も魅力的です。 計の「なりゆきでなったアナウンサー」の事にフォーカスされている2巻。 計に恐ろしい程の努力があったと改めて感じる巻でした。 2面性のある計の半分の記憶が無くなる、という展開…
ざくざくちゃん
YESかNOか半分か番外編2です。1を読んでいなくても読める内容ではありますが付き合っている竜起となっちゃんの間に横恋慕する新キャラ小太郎という構図なので1を読んでいた方がわかりやすいと思います。 アメリカから中途採用で入社してきた竜起の幼なじみ小太郎はずっと竜起を目の敵にしています。なっちゃんが小太郎を「子分」として教育係をすることになりますが、まさかの告白をされ!?? 竜起に迷惑を…