しみず水都さんのレビュー一覧

蜜のしたたる王国で -愛の標- 小説

しみず水都  東野海 

凌辱から始まる運命の愛

自国で異母兄の企みで長らく地下牢に幽閉されていた
受け様は、ある日敵国の襲撃を受け地下牢から
連れ出され、敵国の捕虜となってしまいます。
自分の味方の家臣たちの進言で身分を隠して
敵国の王子の慰み者として凌辱されます。
でも、身分は既に知られていて・・・
それもまた異母兄の出まかせのせいでしたが
受け様の家臣を思う気持ちに偽りの無い事を
悟り、扱いが少しずつ良くなっていきます。

5

清らかで淫らな禊 小説

しみず水都  ムラカミユイ 

色子の家系って、とっても萌えです。

村の地主であり神主の家の跡取りと同じ村で地主の加護を受け
彌嶋焼陶工の後継者になりたいと願う二人のすれ違いの恋。
攻め様は代々村を守る家の跡継ぎで東京でも手広く事業を
手がけているのですが、昔から村に縛られるのが嫌で
村から離れて海外で事業をする事を目標にしていました。
そして受け様は、彌嶋焼陶工の後継者になる為の努力をしてますが
継母が異母弟に後継者を望んでいるのを知り、また父親も

2

月は執愛の闇に濡れ 小説

しみず水都  木口薄荷 

初恋同士

月齢が関係する症状と、それにまつわる不思議な血統の設定は面白かった。

自分の特殊な体質が原因で、めまぐるしく変化する状況に対応出来ていない温士には辛い展開が続きます。(情報が足りていないのは読者も同じなので追体験できますが)

本当に感想書きにくい。読んでいる間は楽しませてもらえるのですが、後には何にも残らないという。

終盤まで互いに誤解してすれ違う二人だけど、んーなんだか物足りな…

0

淫らな檻と甘い枷 小説

しみず水都  みずかねりょう 

再会後がいいんです!

この挿絵の汞りょうさんの描く体のラインがなまめかしくて大好き
なんですが、マンガを描かないせいか、はたまた人気作家さんの
小説にあたらないせいか、あまり人気がないのが残念です。

この作品、評価にちょっと迷いました。
ラストでやっと2人が想いを通じ合わせるのですが、9年ぶりに
再会した攻には妻子がいる状態で、なのに、受と一緒に暮らそう、
ずっと愛していたと言いながら抱く...
妻は…

0

魔淫の石 -愛人契約- 小説

しみず水都  砂河深紅 

ファンタジーかと思ったら結構現実だった。

題名から何やら魔力のある石なんかが出てきちゃって、エロエロ~♪かと思ったら全然違いました!
父親の宝石店が借金を抱えた為、その返済の為に金持ちの社長と愛人契約をするが、次第に愛しあい、、みたいな王道ド真ん中vな作品でした。

父親が宝石を扱い作成しているという仕事柄、鉱物に興味がありその手の大学進学を予定していた主人公・秋海が、珍しい石を手に持つとなにやらジワっとあったかく、少し淫らな気持ち…

1

虜囚愛人 小説

しみず水都  日吉丸晃 

嫁いびりかと思ったよ

なかなかにベタでアマな展開だったのですが、意外に最近スランプ気味の身には受けちゃんのいかにも受けな部分がよかったです。
チョッピリ神様的なファンタジーも入っていて、突っ込みどころも満載ですが、あえて封印して楽しめましたヨ。

何の苦労もない金持ちのお坊ちゃん・佳が、両親が詐欺に合いいきなりスイスに行くから後で来なさい、ってチケットを渡されて出て行くシーンにビックリ!
で、その借金元のファイ…

0

愛は執淫の闇に啼き 小説

しみず水都  香坂あきほ 

逃れられない運命を愛で乗り越える話でした

「月は執愛の闇に濡れ」のスピンオフで、本家の兄のお話になります。
逃れられない運命を厭う主人公が、それを一緒に背負わされた従者を解放してやりたいと苦しむ姿がしっとりと描かれています。

新月がやってくると体に変調をきたして苦しむ秀士は10歳になった時、側に仕える者として、父に付いている弁護士の真原の弟・透が付くことになります。

朔久原の家というのが、男子にだけ特別な力が備わって生まれ、…

3

淫らな檻と甘い枷 小説

しみず水都  みずかねりょう 

我が儘なお坊ちゃんは・・・

玉の輿?
高原って、お坊ちゃんで我が儘。恭二の心は全く気にしていた。
身体を無理やり奪われて…時間も奪われて…
狂った。二人が狂った。

恭二は逃げる。高原の前から、
9年後に帰って、二人は出会ってしまう。

0

夜伽家来販売員の性活 小説

しみず水都  夏目かつら 

驚きのアンドロイド攻め

SFエロ変な話ということで、基本的に殆どがエロエロな話です。
ストーリーメインではなく、いかにこのS攻めのアンドロイドに責められるシチュに萌えるかというタイプですね。

S攻めのSS型アンドロイド・パール×ドM販売員・シュニン
家来販売会社は、元々人間並みに働く家来を販売する会社だったんですが、あまりにもその家来が精巧で性欲目的にも使用したいという声から、夜伽用家来を販売することになった…

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聖隷 小説

しみず水都  藤河るり 

乱れる修道僧

時代は中世ヨーロッパ。
オッドアイの為に、修道院に隠れ住むセバスチャンは、本当の名をハヴィと言います。
この国ではオッドアイは「悪魔の使い」とされ、見つかれば処刑されてしまう。
ひっそりと暮らしていたのですが、ある日不運にも修道院に立ち寄った騎士団に見つかってしまい、領主エルナンに処刑されそうになります。
しかし、なぜかエルナンは切っ先を向けたままセバスチャンを斬ることができなくて…。

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