池玲文さんのレビュー一覧

涕涙まくら コミック

池玲文 

バラエティに富んでる

何だかいろいろ、バラエティに富んだ1冊。

カバーの絵に騙されて、こんな中身の本だとは、ちょっと想像できなかった。

つか、池さんのコミックス読むのはこれが2冊目。
前に読んだのは「人間玩具」。
内容、全く忘れていたけど、レビュー読み返して思い出したわ。
アレの作者さんが描いてて、このカバーで、このタイトルは、むしろ詐欺?

私としては、この表題作より、「指喰い」のほうがしっくり…

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涕涙まくら コミック

池玲文 

自分が池さんを誤解していただけかもしれないのですが

「ここから数ページ後・・・キミは必ずキョトンとする!」

「あの条例」と戦った問題作、「夏に死に行く物語」は多分書き手としては大問題を扱った作品で、BLにかかわらず製作者側に起てば多分こころに響く作なんですが・・・自分そういう位置に立てたことがないだけになんとも。

強面のために面接に断られ続ける青年に職業安定所の男が紹介したのはなんと地獄の鬼・・・という「シューカツ」
とてもそういう感…

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媚の椅子 コミック

池玲文 

進められて購入

トカゲがいいよ、と進められて購入。
発売から結構たつけどレビューします。
結構絵が好みで、どのページを開いても満足いく作品でした。
媚の椅子はラブも強めで女っぽくない受けがいい。カブとニラ、野菜のコンビがまたグッド。
年齢不詳な感じがまたいい。組をまかせられるのに、あんた達はいったいいくつなの? っと疑問を持ったことは心のなかにしまっておきます。

やくざものなんですが、随所にどきっと…

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銀閣博士とモルモット コミック

池玲文 

犬のセクサロイドのインパクトはすごい

他のレビュアーの方々がことごとく触れてる、犬型セクサロイド相手のエッチな場面のインパクトは強烈でした。
かなりテンション上がりました。
すごいのにあっさりその場面に突入してあっさり終わってるのがまた楽しい。
獣姦とかが苦手でも大丈夫じゃないかなと思います。コミカルだし、なにより相手は機械ですから。
機械攻めの数々も楽しかったですね。生身の人間同士でエッチしてる後半より、機械相手の前半のほうが萌え…

1

涕涙まくら コミック

池玲文 

いろいろ、あれこれ

ガチ兄弟モノです。
この夏から施行される都条例をかんがみて発売が早まった一冊になるそうです。
それに関して、『夏に死に行く物語』が規制するという事について風刺的な作品です。
震災で少し下火になりましたが7月からなんですよね。


以前「ひんやり廊下~」に掲載されていた「アタシじゃダメかしら」っていう兄弟ものがありましたが、池さんの兄弟モノは背徳感というより禁忌であることの苦しさが前面に…

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ひんやり廊下、万華鏡 コミック

池玲文 

盛りだくさん

エロが素敵な一冊。
表題作は丁寧語眼鏡教師×生徒でお道具エロは楽しかった。
先生、それ淫行ですとか、このどSが!!とか思っていたけれど、最終的には天然誘い受な稿左くんに萌えて鼻血を出す駄目な人に。だがそこに萌えた。

デート部二編。後輩×先輩。
デート部ってすごい設定だなあと思いつつ、遊び人?だった隼成くんがキスで赤面したのにときめいた。
サブキャラの隼成くんの元カノがものすごい男前で…

1

≠ ノットイコール 1 コミック

池玲文 

これは気になる…!

タイムスリップして14歳のときの父親・果に会った涼。
自分の正体を偽って一緒に暮らし始めるうちに惹かれていく2人。

涼は血の繋がった親子だと分かっていても果を可愛いと思い、好きになるんですね。
過去にいたのは数週間と短い間だったけどなんというか、好きになる気持ちがほんと分かる。涼も果も自然体で飾ったところがなくあぁ良い子なんだなぁと。
昭和の活気があってわくわくしてきそうな雰囲気と、2…

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銀閣博士とモルモット コミック

池玲文 

エロ炸裂だけど、それだけじゃない。

いや、すごい!!!とにかくエロエロ。でもそれだけじゃないのがこの作品です。

池先生の作品かなり気になってて、この作品も買うか否か迷ってたんですが、姉が先に買ってたみたいで譲り受けましたw

世界観が凄いですね。イラストも。すごく魅了させられました。描くものすべてが素晴しい、さすが池先生。エロエロし過ぎてる作品はちょっと苦手なのですが、これはホントに別格です。笑えるところも満載です!

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≠ ノットイコール 1 コミック

池玲文 

呪いとは何なのか

時代を超え年齢が逆転したことで、父子の禁忌的な要素より
ミステリ風なストーリーが際立っています。
近親相姦でこういった物語の構成は新鮮でした。

2009年から1987年へのタイムスリップという
非現実的な出来事を体験した涼の唯一の拠り所は、
2009年では37歳だった14歳の父、果(このみ)の存在です。
彼との夏の一時は、長閑と感じる昭和の日常の中、
37歳だった果を少年果のなか…

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青色契約 コミック

池玲文 

パトロン×絵描き

どこか天然な絵描きに惚れ込んだ若きパトロンのお話。
絵や世界観はさすがの池さんですが、唐突な展開や、唐突な時間経過などストーリー的にちょっとぎこちない感じはぬぐえない……かも。
地位もお金もあるけど、受に振り回されるオーナーのへたれっぷりは楽しい。
ラストの数年後でなんだか手強くなって戻ってきた受に以前とは違った意味で振り回される攻の姿が目に浮かぶようで、おもわずにやにやしてしまった。なんだ…

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