池玲文さんのレビュー一覧

hide and seek コミック

池玲文 

ゲイコミとして十分通用する

というか、池さんの体の書き方ってBe-boy(典型的BL雑誌のイメージ)よりヘタすっとBuddy(典型的Gay雑誌のイメージ)に近いような気がしますねぇ。

エロ率の高さも掲載雑誌の影響でしょう非常に高いしひげ率も高いし、スタイリッシュでありつつなコミカルな感じのする池さんの本の中ではかなりムサい仕上がりかも・・・
この短編は「ルーガルー五更」を除くとどれもこれもきれいな男にムサイ筋肉男が抱…

2

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

正義ではない

この題名が一体何なのか?
このお話の主人公、凉と果の関係を真摯に問い詰めたこの結末と内容が、主人公に発言させてこの意味を明確にしていました。
父と子の禁忌の関係に必然をもたらす為の布石だったタイムスリップ。
彼等はその過去を体験して気持ちを持ち続けて、悩み苦しみ、そして出した答え。
池玲文さんの禁忌を突き詰めた真剣なストーリーでした。

14の時突然現れ出会い、好きになり、そして突然消…

6

No.99:人間玩具 コミック

池玲文 

素敵なファンタジーです。

収録されている作品の内、最初の4作品は雑誌で読んで、どれもとても好きな作品です。

未読の3作品の中では、特に「幻想黒子」が好きです。
学校中で有名なほどカッコいい攻めとなんの取り柄もなさそうな内気な受け。
設定だけでもとても好きです。

SMは元々ちょっと苦手部類なのですが、「雪ぐサディズム」には日本独特の縄縛りの美学みたいなものを感じさせるものがあって、赤い縄、木造の日本家屋、庭に…

4

銀閣博士とモルモット コミック

池玲文 

えろい!

すごいの読んじゃいました。
( ゚д゚)ンマッ!!! なんというか、エロさが強烈すぎて、

内容がほとんど頭に残らなかった――……。
エロ度は、頭から飛ばしっぱなしでございました。
エロさだけなら、神ですね。

絵柄はとてもきれいで、好きでした。

博士が終盤、可愛さを、チラチラ見せてくれるものの、

強烈なエロの印象で、もやっとしてしまう
そんな感じでした。

ドキ…

1

奥津城村の愉快葬 コミック

池玲文 

芸風が、、

絵の細かさは、やっぱり池さんらしいけど、内容が、今まで読んだ、どの作品よりかわいい。

生前葬、狐、雨乞いと、民族伝承モチーフの作品が詰まっていますが、おどろおどろしいところはありません。
生前葬は、人生半ばにして、その後の人生を悔いなく楽しく生きる事のきっかけとして愉快に行う事だし。
村長さんの家の狐息子は、シッポや耳が金色すべすべでかわいくてしょうがない。
水神様の子孫は華奢ないじめ…

2

青色契約 コミック

池玲文 

画面から青色が見えてくる様な

帯『若きパトロンと彼の画家』

若き画廊オーナー、安藤〔攻〕は、若き画家・紲熔〔受〕のパトロンとなり、森の中のアトリエに住まわせており、そして彼らはセックスをしあう仲でもあります。
その関係が5年目を迎えた頃、紲熔の出世作でもあり未完成中に盗まれてしまった幻の絵の在り処が分かり、己の持つ術をフルに使って安藤はその絵を取り戻すのです。
タイトル通りに、青を使って描かれているその絵からはモノク…

1

銀閣博士とモルモット コミック

池玲文 

道具責めスキーにはたまらない!

帯『博士…その指で直接触れて下さい』

未来舞台のSFチックモノ。
天才と言われる銀閣博士〔攻〕と助手の芽ノ谷〔受〕
芽ノ谷は助手なんですが、実際は銀閣博士の作る性的責め具の試験台にされちゃってます。
その責め道具が凄い!
先ず両乳首吸引・性器刺激に尿道挿入・アナル挿入・これを全部機械がやっちゃうんですよ、機械が!
博士はペシミストで人間嫌いなので直接触れずに、全部機械。
もう責め…

2

閑雅なスプーン コミック

池玲文 

色っぽいけどギャグっぽい

男っぽい意味で色っぽい義章とフェミニンな色合いで色っぽいカスミの組合せが本当にみてて飽きない本。性格的なものを考えると色っぽいというより荒っぽいところがさらにツボ。
どうしてもヘタレ攻めがそのまま女性っぽくなっちゃったり、受けが少女っぽくなりがちなBLなのに美しさをちゃんと持ったまま男らしさもキープしてるのが素晴らしい。

その上で一見一人でご飯食べるのもままならんカスミが義章によりかかりっ…

3

涕涙まくら コミック

池玲文 

ホラーか

表紙に惹かれて読みました。
短編だったので投げっぱなしの作品もあった気がするんですが
表紙の兄弟の印象とはまったく別のホラーもの?がちょっと個人的にダメでした;;;
でも絵は綺麗だし印象に残るお話が多いのでまた読みたいです。

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涕涙まくら コミック

池玲文 

色々入ってます

池玲さんの兄弟モノって事で、兄弟モノスキーとしてはむっはー!!!な気分で読みました。
といっても短編集で色々入ってて、兄弟モノは期待してたよりちょっと短めでした。
単行本派なので読むまでそういうのは分からないのですなー。
せめて前後話で読みたかった!もうちょっと長めの話で読みたかったーーというのはあるんですが、平凡な兄と優秀で派手な弟という実兄弟の禁断愛はやはりよろしかったです。禁忌感があっ…

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