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58/74(合計:737件)
池玲文
snowblack
ネタバレ
一巻を読んで、二冊まとめて入手しなかったことを激しく後悔し、 速攻で購入した二巻… 実は果の子ではなかったというオチはやめて欲しい、と思いながら開いたのだが、 安易な結末にせず描き切られていて、強く心を揺すぶられて読み終えた。 元妻にも、実の母にも明かせない重いタブー。 それを抱えながらも共に生きていくことを選んだ二人。 思い出の場所に、精霊流しを見に行く二人。 かつて15の…
サガン。
CDが1巻分のみで終わってしまい続きが気になるじゃねーか!というわけで書店へ走って手にした第2巻。 ここでは現在の2人を中心に、それぞれがどう在るべきかが描かれています。 息子の凉は父子であることはわかっていても、それよりもどちらかと言えば「好き」という感情が前に出ていて。 一方の父親・果はなんとか自分の中に折り合いを付けて「父子」という距離を保とうとしている。 でも、保とうと努力してはい…
幼い頃に別れた父・果(このみ)の長崎の坂の上の家を訪れた、17歳の涼。 彼はそこの庭で22年前(1987年)にタイプスリップしてしまう。 そこで出会ったのは、祖母を亡くし母とぎくしゃくしている果だった… 父子ものという設定は個人的には地雷ではないが、難しいとは思っているんだけれど、 これはお互いの寂しさが共鳴して惹かれていく様が丁重に描かれていて、引き込まれた。 Hシーンで、…
なんだかんだ言って、最初から最後までラブラブな話。 醍醐味は、美麗な絵と細かいシーン。 煙草を手にロングコートで歩く義章はカッコいいし、裸ネクタイはお茶目。 かすみのガラテア姿はウットリするし、ウェディングドレス姿は笑える。 (し、しかし、男嫁のウェディングドレスを見たいという母親って!まぁ素敵だ!) 義章は攻めだと信じていた、腐女子の秘書がまたおかしい。 てっきり義章狙いかと思ってい…
夛椛
池さんの作品久々に手に取らせていただきました。表題作のショタ攻が私にとって地雷ってことで避けてたんですが案外すんなり読めましたw一つ克服できた―! 短編集ということもあり多彩なコンセプトを元に1つ1つの作品がすごく魅力的でバラエティーに富んでます。読み応えがありました。池さんの個性がたくさん詰まった1冊です。 お気に入り作品は4作目の「花降る地下街」です。ぽっちゃりブサかわ受きたーーー…
江名
今まで読まずにいたなんて・・・なんて勿体ないことをしていたんだ!! 前作の「No.99:人間玩具」は、エロはよかったけれどストーリー的に心惹かれるほどではなく、 同じ2012年に発売され人気が高かった「たつのおとしご」も、あまり好きにはなれなくて、 この本の二話目を雑誌で読んだけれど、いまいちピンとこなかったので (今思うと、単に登場人物の関係性がよく分からなかったせいだと思われる)、 …
眠れる森
個人的には「キャラクター設定本」って大好きなんですよね。 小冊子をわざわざ求めにかかるのってあまりやらないんですが、 fiona0109さんのレビューに大解剖ありとみて手に入れました。 大解剖は当然よかった(でもページ数が薄くて小解剖かも・・・)ですが、 それ以上に池先生のインタビューが・・・ 自分が「首をもたげる情景は見事。」「「オトコネの美」Best3に上げたい」 とベタ誉…
池先生は好きですし、ジュネも好きなスケベの癖に この本つい最近まで持ってなかったんですよね…なんという盲点 人間には直接触れるだけでもダメなんていう超潔癖で人嫌いが主人公 というだけでジュネとしてやってけるのか?と思いましたが、 ちゃんと序盤からエロはエロでした。ここが残念だとジュネじゃねぇ。 華奢なアキが銀閣博士に変態的な道具で弄られるだけでも十分にエロイ。 それゆえに「アキ…
絵夢
すみません、最後まで冒頭の一節の意味わからず、呪いってなんですか?誰かわかる方教えてください。 互いに世間と=にならなければと思う心と、互いが=になりたいと思う心の葛藤が凉サイド、果サイド、ともに何度も繰り返されていて胸に痛いお話でした。 果自身の孤独は、祖母と両親、祖母の家が鍵になっていそうでそのあたり、もう少し読みたかったです。 最後、どちらを選ぶのかなと思いましたが、とりあえずは世間と…
凉(17歳・絵柄のせいか高校生に見えない)が別々に暮らしている父、果(こちらは逆に若い37歳に見えない)に会いに行くところから物語は始まります。 行った先でタイムスリップして過去へ飛ぶ。 過去には14歳の父がいて・・・このあたり説明不足でも読ませるところがコミックだと思います。絵の力♪ 過去へ移動してしまったことはなんとなく受け入れていますが大人っぽく見えても凉は子どもです。 心細い寂しい…