池玲文さんのレビュー一覧

媚の椅子 コミック

池玲文 

そうか‼︎これじゃあ俺の方が舞い上がってるみたいじゃないかー…。

『媚の椅子』という、この何とも言えないSMプレイ風味のショートストーリーが、この後『媚の凶刃』シリーズと続いていくことになるとは…。この時は池先生も予想だにしていなかったと言う。
そうして、今、この物語の全体を振り返ってみると。驚くべき事に、加賦さんは既に韮沢の執着愛に囚われていて。思わず知らず、夢中にもなっているのだ。舞い上がってもいるし、韮沢が身を挺して護ろうとする事に憤り、部屋に閉じ込めて…

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SMOKE 媚の凶刃 3 コミック

池玲文 

嶺石!ナイスツッコミ!

前巻までで、お互いの固く結ばれた恋情と絆、想い合う心と心を確かめ合った二人。
冒頭から結構な暑苦しさでおっぱじめており、事後、予定通り訪れた嶺石はそれを察してツッコミます。「新婚かよ。」その通りだよ‼︎加賦さんの為に卵焼きを作り、味噌汁を温め、エプロン姿で抱かれる韮沢。嫁!完全に嫁!聞けば、最初、料理が不味くて、笹寿司の大将のところに連れていかれたらしい。花嫁修行なの⁈ そして加賦さんの母、組長…

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媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

韮沢の執着ぶりはもはや狂気。(またはギャグ!)

池先生もあとがきで触れてらっしゃいますが、『ギャグなのかシリアスなのか、よくわからない漫画』です。そこがいいんだけれども。初めて読んだ時は、額面通りというか、その緻密な劇画タッチの絵のままにシリアスに受け止めていましたが、よくよく読み返すと、そこかしこにギャグ的要素が散りばめられている事に気付きます。そして、極甘なラブストーリーでもあることを。冒頭で加賦さんはもぅ言っちゃってます。韮沢の中で果てな…

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媚の凶刃(2) コミック

池玲文 

熱い。暑苦しいですよ、加賦さん‼︎暑い夏こそ「媚の凶刃」

毎日暑いので。爽やかなものを…とは思ってもみたものの。この暑い中だからこそ、あえて、読み直してみたいと思うのだ。この蒸し蒸しとした熱気こもる感じが、この世界観に浸るのにピッタリと添う感じ。(因みに凍えるような寒い日にも寄り添う気はしています。加賦さんの熱を暖房に出来そうな。)滴るものは汗か、体液か。
当初、そのおどろおどろしいまでの緻密な劇画タッチに驚き、特にこの(2)は任侠的な意味で激しいので…

2

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

最高です

たくさんの素晴らしいレビューがあるので迷いましたが
感想だけでも、と思うくらい響いた作品です。

難しいテーマにタイムスリップという空想要素を
流石の手腕で組み合わせたストーリー。
池玲文先生はモノローグも哲学的で、いちいち刺さります。

凉も辛いけど果は何倍も辛そう、と個人的には思いました。
対外的インモラルが、ということはもちろんですが

22年間て!

しかも事故でも…

2

ひんやり廊下、万華鏡 コミック

池玲文 

冷たくてキラキラとしているもの。

表題作の「ひんやり廊下、万華鏡」が大好きです。本当に短くて残念に思います。放課後の西館の廊下にはあまり人が来ないのかもしれませんが、永井先生はなぜか、準備室では無く、この廊下で生徒を抱く…というところから物語は始まります。準備室にはストーブがあるけれど、廊下は冷え切っていたことでしょう。その冷たさ。窓の外は冬の透明な空気。クラクラする頭をもたげて見えた空。稿左くんにはそれが万華鏡の様に見えたという…

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たつのおとしご コミック

池玲文 

表題作以外にも楽しめる。

池先生、前からファンでございます。
私は趣味趣好に偏りがありどんな好きな作家さんの作品でも苦手な設定のものは一切目を向けずに来ました。

しかしながら最近、私的に空前の人外ブーム来てまして…今更ながら初めて手に取らせていただきました。
人外といっても何でもいい訳ではなく、やはり絵の上手さは必須です。
そういう意味で池先生の作品なら、迷わず読む気になりますよね(^^♪
流石ベテランの安定…

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バンフォード侯爵家の執事 コミック

池玲文 

愛の難しさと、追いかける恋の素晴らしさ

「No.99:人間玩具」の続きのお話。
今回のメインは、執事のグレアムと彼に恋するバトラーのアレックスです。

この、アレックスという、かなり生意気で負けず嫌いな金髪の青年は、昔助けてもらったグレアムに一目惚れしてから、彼を一途に想い続けます。
そして偶然の再会を果たしてからその想いは強く燃え上がり、彼のグレアムへの猛アタックが始まるのですが…。

私自身、積極性がなく、受け身でいるか…

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たつのおとしご コミック

池玲文 

異世界ファンタジー(エロ)

和服。村落。日本昔話?
ツノの生えた子供。鍛冶屋ならぬメカ屋。時代感覚も謎な不思議設定。
ただだだ父さま(ととさま)がエロいです。
迷子になった拾い子を実の子の様に大切に育てるが、いつしかお互いに別の感情が芽生えて…というお話。
池 玲文先生ならでは。引き締まったカラダの父さま(ととさま)のタガが外れて、子供だと思っていたツノに欲望をぶつける様は本当にエロいです。また、「ととさま!」と言い…

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涕涙まくら コミック

池玲文 

ナンバーワン!

兄弟もの大好きですが、数ある中でも池玲文先生のこの涕涙まくらが一番好きです!

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