池玲文さんのレビュー一覧

R-40BL コミック

池玲文  嶋二  硯遼  ハジ  せいか  カサイウカ  松本ノダ  鹿島こたる 

執筆陣が豪華過ぎて目が潤うどころか溶けて流れ出てしまいそう…!

このテーマでカバーイラストを池玲文先生にオファーされた時点でデイジー編集部への信頼と本アンソロへの期待はうなぎのぼりだったんですが、既刊の「調教覚醒BL」がアンソロとして非常に素晴らしいクオリティだったことも後押しして、発売が待ち遠しいったらなかったです。
書影出てからはちょっとねー、やばかったですねー、私の心のtnkがおっきしっぱなしで。
ラインナップといい、編集部マジGJ……!

おじ…

16

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

"自分たちにとって"幸せのラスト

評価が高いのは知っていたのですが、絵柄が自分の趣味ではなくなかなか読めておりませんでした。が、近親相姦が好きなので読んでみたらやはり評価通りのコミックスでした。最高です…。

発売からはかなり経っていますが、昨今のいわゆる「設定だけのなんちゃって近親相姦」とは違い、最初から最後まで"葛藤"しふたりの行く末を追えて読んでいてとて胸をうたれました。何が正しくて何が正しくないのか…

1

閑雅なスプーン (新装版) コミック

池玲文 

カスミのルックスがドストライク。きらびやかだわ

表紙を見ると、マフィアと情婦?そんな浮世離れした雰囲気の超エリートリーマンと、中性的な美形のCP。
静かで優雅、そう、正に閑雅なライフスタイルを送っている義章だが、なぜか高校時代の腐れ縁、ド派手で気まぐれなカスミが入り浸り、腹へっただの、デザートにはパフェ用のスプーンじゃねえと、だの…
でも、カスミがいないと義章だって落ち着かない。
そんなカスミは実はスタイリスト。知人のパフォーマンスの手伝…

2

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

読めてよかった作品です

本物の近親相姦は苦手で、なかなか読む気にならないのですが、、、
皆さまのレビューが素晴らしくて、これは読む価値があるのでは?と気になりまして。
結果、読んで本当に良かった!
大好きな作品になりました。

作家さまの、
伝えたい、これがかきたい、
という熱量がヒシヒシと感じられました。
タイトルも、スゴい!
ああー、自分の語彙力ないのが情け無い。

自分がもともと男同士の恋愛…

2

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

ノットイコールというタイトルの意味

現代に戻されて、父子として対面した二人。

父親に拒否され、改めて父親(14歳の時の)と寝たことがズシリと心にのしかかる息子が、駅のホームであれこれと考えるシーン。
「生理的嫌悪感の本質って何なんだ」というモノローグ。
ガチ親子が何故、私の地雷なのかといったら、生理的に嫌悪を感じるからとしか言いようがなくて、悩む息子に対して説得すべき言葉を私は持っていない。
ダメといったらダメ!としか感…

8

≠ ノットイコール 1 コミック

池玲文 

ガチ親子ものですが……

池玲文さんが好きで、未読なのは残すところこの一冊なんだけど、私の地雷が「ガチ親子」なのでなかなか読む勇気が出ませんでした。
だけど、ふと池さんの作品なら読めるような気がして読んでみました。

池さんの「No.99:人間玩具」に収録されている超短編【肉は嗜好品】の世界といい、HP掲載のカニバリズムの絵といい、タブーってなに?肉欲って何?とか生理的嫌悪感ってなに?みたいな事をきっと池さんは普段か…

2
非BL作品

Geofront 非BL コミック

池玲文 

ほんのりBL臭の香る、非BL作品。

「NO.99:人間玩具」に収録されている、「地下街」を舞台に、暗殺者ナガサとその幼い愛息子テオ、テオの家庭教師に雇われた小麦田くんの物語。「地下街」に登場した、テミスンとペト姉弟のその後も描かれており、ペトは少しずつ話せる様になっていて、相変わらず黒野に愛されており。ホッとさせてくれます。ペトが働く食虫植物を扱う不思議な花屋さんの店長とテミスンのロマンスも挟み、この不思議な世界観の中で、王道ロマン…

3

青色契約 コミック

池玲文 

まるで色を詩にしたかの様な、彩りのストーリーズ。

その絵の端に書いておきたくなる様な、詩の様な作品です。丸っと表題作なんですが、青色〜ボルドー〜アイボリー〜青藍と続き、最後だけメセナ、と締めくくります。
その色名が指し示すようなエピソードで綴られており、目の前にその色彩が拡がるようです。
物語は30過ぎの金持ちで目利きの画商がその才能と美しさに惚れ込んで、若い画家のパトロンを務めるというもの。しかし彼はそこに愛情を抱く。これは契約上の関係なの…

2

バンフォード侯爵家の執事 コミック

池玲文 

美しい執事たちの饗宴。

『No.99:人間玩具』のスピンオフとなる執事編と、レナードとフィンのその後が描かれています。
執事のグレアムの過去を知る、新入りの執事、美しいアレックス。グレアムは前作でおそらく人気を博した思われ、本作ではメイン。そして、前作のラストのモノローグに通ずるエピソードも絡めています。…やっぱりそうだったのね。っていう。このグレアムとアレックスのドエロいセックス込みの恋愛も勿論見所ではありますが、(…

3

No.99:人間玩具 コミック

池玲文 

耽美派の為の麗しき作品集。

池先生は、『媚』シリーズに見られる極道もの(と、言ってもアレはアレで特殊な性癖のロマンスと言えなくも無いけれど。)よりも、こんな時代がかったファンタジーの方が良く似合う。執事のグレアムなんて、沢山の女子を虜にするだろうと思われる。彼はこの作品では傍観者の役割を務めているが、『バンフォード侯爵家の執事』で主役を張るキャラクターとなっていて、その見た目の美しさ、衣服の緻密な流麗さは筆舌に尽くしがたいも…

2
PAGE TOP