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30/50(合計:492件)
谷崎泉 稲荷家房之介
snowblack
谷崎さんの初ファンタジー&稲荷家さんの挿絵というだけで そそられる人も多いのでは?という作品。 作り込まれた世界観の、かなり詳しい描写で始まる本作。 ファンタジー本に時折見られる地図が欲しい……! (ええ、ないので、自前で描きましたとも!) まるでラピュタのように空に浮き風に乗って現れる国「華蜜」。 伝説のように語られるその国を、使命をもって訪れた疾風の国の王子・青…
谷崎泉
かえっちょ
ネタバレ
「ドロシーの指輪」シリーズを追っかけ中です。 「しあわせにできる」については、私はまだ本編が未読状態なので、 いずれ「HAPPINESS HAPPINESS 3」にて言及させていただくとして (既に読む気満々/笑) ここは「ドロシーの指輪」シリーズについて。 のっけから"最悪な夜が終わり…"と文章が始まり、のけぞりました。 これは「ドロシーの指輪」では語られなか…
谷崎泉 陸裕千景子
ココナッツ
『魔法使いシリーズ』の最終巻(三巻)です。 もちろん、先に二冊読んでいないと内容はわかりませんよー。 受けは、三人兄弟の長男の瞳。 両親とは高校生で死別し、その後は弟たちを育ててきました。 攻めは、恋人の仁。 飛び抜けた頭脳を持ちながらも、瞳一家と静かに暮らしたいと願っています。 この巻で終わりということで、仁が六年間音信不通になっていた間のことや、仁の隠された仕事…
『魔法使いの食卓』の続編です。 前巻で、瞳が高校卒業後六年間働いてきた工場の廃業が決まり、無職となってしまったところからスタート。 受けは前巻同様、三人兄弟の長男で両親と死別してから一家の大黒柱となっている瞳。 攻めは、隣家に少しの間住んでいたことのある仁で、飛び抜けた頭脳の持ち主。 アメリカへ戻って仕事をしてもらいたいと切望されている仁ですが、瞳たちと離れていた間に彼らが苦労して…
『ドロシーの指輪』の続きです。 『ドロシー』の後半に『イゾルデ』の序章部分が載っていますので、完全に前作から読まないと意味がわからないと思います。 谷崎さんの続き物は一冊が独立していることが少ないので、やはり順番通りがお勧めです。 前作同様、攻めは贋作の名手であり今は骨董商として店を継ぎながらも仕事をしない緒方。 受けは美形でありながらも恐ろしく財布の固い守銭奴、三本木です。 タ…
谷崎さんの続き物です。 本編と『イゾルデの壺』が収録されています。 本編の事件はこの一冊で一応解決を見ますが主人公たちの私的な部分は全部が明かされてはいませんし、さらに『イゾルデの壺』の方はまったくこれだけではわからない仕様。 わたしは今回は珍しく次巻も用意して読みました。 谷崎さんの作品が合うと思われる方は、次巻も用意されてからの方が良いかもしれません。 相変わらず派手さはないですが、…
谷崎泉 高橋悠
麗音
ゲイバーとか女装のオカマさんとか怪しげなお店が出て来ますが基本BL小説というより、テレビのサスペンス劇場です。 タケコは、あのデラックスなお名前の派手派手しい衣装で女装されるあの方が、実名で出演されたら面白いでしょうね、BLの部分は無しで刑事役を頼りない新米女刑事にしたらもうバッチリ放送できそうじゃありませんか? っと、そんな雰囲気でドタバタとしている間に事件は解決し、あらボーイズはともかくラ…
甘食
BLにあるまじきあまり美しくない人が描かれていました。が、マツコさん・・もといタケコさん最高でした。BL話としての萌えもあるお話だったのにすべて彼(彼女?)に持っていかれた感じです。 とはいえ、好きなタイプの元刑事×現役刑事カップル。カタい職業のカタい性格の受けが落とされちゃうのは大好物です。ストイック万歳。しかも受けが童貞ちゃんでウブな所がたまらなかったです。木原音瀬さんの名作「薔薇色の人…
谷崎泉 藤井咲耶
天瞳
完結編! 前回、伝説の官僚とまで言われた小早川に、自分の恋愛歴の乏しさを指摘され、その上酔った勢いで関係を持ってしまったコタ。 その後の小早川の反応に納得いかないながらも、古舘と折原の件が落ち着いたら、コタの納得のいく方法で謝罪を約束するという小早川。 そして、駆け落ち同然で失踪した古舘と折原を捜す為、北海道の女満別に向かうことになります。 この旅で、小早川とコタの距離はどんどん縮…
タイトルと表紙からシリアス系のお話を想像していたら、中身はドタバタコメディ系のお話で、いい意味で裏切ってくれていて、上下巻通して楽しく読めました。 谷町胡太郎(通称コタ)は、若いながらも人気の評論家。 出版社の担当者からは、原稿を急かされるものの、ろくに仕事をしていないような呑気な暮らし。 それも、親が残してくれた不動産関連の遺産を引き継いでいるから。 そんなコタには、大学時代から…