谷崎泉さんのレビュー一覧

しあわせにできる 〈スペシャル編〉 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

みんな幸せ

しあわせにできる、番外編。

本田はついに新しスタートを切る決心をします。
公私ともにお互い認め合って、頼りあって素敵です。
見た目も生き方もかっこよすぎる二人って最強ですね。

各務の成長も見てて微笑ましかったです。
あんなに側にいたのに久遠寺と本田の関係に気付いて
いなかったのもお愛嬌で!

皆それぞれ幸せになって、甘い番外編でした。
森田だけは映夫妻と母親に振り回され大…

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純情ラブミープリーズ 小説

谷崎泉  高久尚子 

全て少しずつ物足りない

とにかく、大将の定食が食べたい!!
下の方も書かれてますが、読んでるとお腹が空きます(笑)

でも、BLとしての展開は物足りない。
攻めの妄想(夢)の中では、いろいろありますが、妄想止まり。実際にはこれから、というところで終わります。


↓ネタバレです




攻めは売れっ子ホスト設定だけど、全然売れっ子感がない。ホストが話の中心じゃないから仕方ないけど。なんか、ホストと…

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しあわせにできる(12) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

しあわせにできるのは、俺しかいない

しあわせにできる12作目。
最終巻です。

久遠寺が会社を辞めることが周知され、同様が走る3課。
そんな中で本田も自身の身の振り方について決断を下します。
「一緒に働けなくても、側にいる」そんな思いが本田を本当に強くしていますね。

「愛している」の言葉も聞け、1作目からの二人の長い歩みを思い出すと
良かったな~としみじみ感じてしまいます。
最初はどうなることかと思いましたが、最…

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しあわせにできる(11) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

弱った久遠寺も素敵

しあわせにできる11作目。

久遠寺を訪ねてきた薮内の正体が明らかになります。
これまで、あれこれ悩むのは本田だったのに、
今回は久遠寺の方が思い悩んでいました。

突然、後ろから本田に抱きつく着く久遠寺から
「本田を必要とし頼っている」のが伝わってきて胸が熱くなりました。
そして久遠寺の微妙変化を感じ取って、優しく受けとめる本田が素敵でした。
全てを言葉にしなくても、お互いを信…

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しあわせにできる(10) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

一皮むけた関係

しあわせにできる10作目。

今回は本田の部署に配属された新人の東郷、久遠寺と過去にトラブルのあった薮内と
本田を悩ませる新たな人物が登場します。
東郷に関しては久遠寺に「構うなよ」と言われていたのに、
結局自分が面倒をみてしまう人のいい本田でした。

そして、ついにまゆりにも二人の関係がばれてしまいます。
まゆりと本田の関係はすごくいいな~と思います。

ちなみに、久遠寺の「…

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しあわせにできる(9) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

照れ屋さん

しあわせにできる9作目。

久遠寺と本田が一緒に暮らし始めて、最初のGWです。
前半に仕事を頑張り、後半の休みは久遠寺と二人で過ごしたいと思っていた本田ですが、
またもや3課のメンバーに邪魔をされてしまいます。

はっきり口に出さない本田にも原因がありますが
今回ばかりは各務の鈍感さに若干イラっとしました。
せっかく素直になってきた本田に久遠寺との甘い時間を過ごさせてあげたかった(…

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真音(3) 小説

谷崎泉  麻生海 

攻めの執着にキュンキュン

リンクス版を読んだのに間違えて文庫版を買ってしまいました。
久しぶりに読んだのですが、やっぱり良い!!
静かで淡々としていてお互いに甘い言葉を言い合ったりはしないのですが、攻めの受けに寄せる愛情や執着にキュンキュンさせられます。
誰にも執着しない傲慢で完璧な攻めがたった1人の受けにだけは振り回されたり執着しちゃうってなんて萌えるのでしょうか。。
受けも静かですが、真っ直ぐで男前で、恋愛に鈍…

3

真音(3) 小説

谷崎泉  麻生海 

人間ドラマ溢れるシリーズ集大成

シリーズ第3巻。
本書でシリーズ完結となります。

2巻が波瀾を予感させる終わり方だったので何か大事件が起こるのかと思いきや、最後まで淡々とした雰囲気。
しかし、メイン二人を中心とした人間関係や二人の気持ちが最後まで丁寧に描かれていて、シリアスかつ温かみある人間ドラマとして大変読み応えある内容です。

暴力団幹部・富樫(攻め)と曖昧な関係を続けている進藤(受け)。
気まぐれにやって来…

3

エスケープ 小説

谷崎泉  如月七生 

固ゆでたまごBL。

シリアスで骨太。これBLデスカ?って思うくらい新鮮でした。クライムサスペンス映画を観ているみたいな感覚で、一気に作品世界へ…。こういったタイプのBL、もっと読みたいなと思っています。

警察庁が舞台。通称「バラ」と呼ばれる11係に異動してきた榎本が、直属の上司・国枝を含む総勢6名の一員として、連続バラバラ殺人事件の捜査に加わっていくストーリー。なぜキャリア組だった国枝と若手有望株の榎本が左遷の…

2

しあわせにできる(8) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

素直になった

しあわせにできる8作目。

昴からの呼び出しに不安を感じながらも、誰にも相談できず一人で抱え込む本田。
あの本田が連日胃薬を飲むくらいだから、相当ストレスを感じていたんですね。
とはいえ、独りで会いに行くなて無謀です。
映と森田に助けてもらったからいいようなものの・・・。

でもそれがきっかけで本田が素直になってくれました(笑)
二人の関係が縮まって本当に良かった。
ただ、弱って…

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