大竹ともさんのレビュー一覧

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

木原さんなのにほのぼの

痛さは全くなく、ほのぼのと優しい気持ちになれるお話で、おまけにエロはほとんどなし。朝チュンの上に、最後までイタしてないし……。いやいや、これはこれでこの2人にはふさわしいかな?と思えるんですけどね。
笹川にしろ朝霞にしろ、全くのノーマルで、恋愛は女性としかしてきていないのに、ちゃんと恋愛に落ちるんですよねぇ。それが自然で。あ~、落ち着くところに落ち着いたか……みたいな。でも、ノーマルなだけに不器…

2

教科書と彼 コミック

大竹とも 

同人誌ならではのお話だと思います

ゲイの後輩・水上と、不良にレイプされた過去のある前生徒会長・榎木のお話。

表紙あとがきなど込みで40ページの短編です。

榎木の帰宅途中、ある事情で酔って正体不明になっていた水上を介抱したことから関係が始まります。
レイプから立ち直ろうとしてプラス思考を心がけ、それでもいまひとつ上手くいっていなかった榎木の過去の傷をえぐるように、ゲイに悩む水上の高校生らしい疑問が突きつけられます。

1

恋について コミック

大竹とも  木原音瀬 

恋愛とはタチが悪いもの

木原ファンなので原作既読済み。
そして木原さんらしいウジウジ暗いキャラ(笑)
木原カラーになれていたために読み流していたのですが、コミック読んで気付いたことが。
笹川がなんなのっ?って言うキャラなのは承知だったのですが、朝霞もなんだか考えると酷い男のような?
一見笹川が朝霞を振り回しているように感じていたんだけど、無自覚?な朝霞はタチが悪いのかも?

まぁ鈍いというか、自分で踏み込んで…

2

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

新郎とブライダルコーディネーター

ノンケ×ノンケ。
新郎とブライダルコーディネーターというCP

自分がはじめて担当したカップル。
大失敗はあったもののとてもいい披露宴になった・・・
そんな思い出の新郎と1年後に歯科医で偶然にも再会する。
人の良さそうな新郎の嘘がほころび
そこからふたりは急速に親しくなっていく

と、いうお話なんだけども。


出会いがブライダルコーディネーターと客ですから
一枚仮面をか…

3

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

つくづく私好みなんです、木原音瀬さんの作品は。

デキのいい受けとパッとしない攻め、木原音瀬さんののちの大傑作『美しいこと』の原点となるようなキャラ二人が登場する作品です。
いやー、良かった。
さすが面白かった。
後半はヘタレた二人がひたすらグルグルしてるんですが、特別マイナス思考ではなく、かといって特別プラス思考でもなく、共感しやすい当たり前の悩みがダイレクトに切なくて、キュンキュンしました。なかなか進まない関係に、ヤキモキさせられました。
ノ…

8

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

ほのぼの

初めて木原音瀬さんの作品を読みましたが、いやー読みごたえ十分です☆作家買いしちゃうだろうな。

普通の生活の中でのごくごく平凡なお話でした。でも、これがなかなか中身が詰まっているのです。濃いんですよ。日常の中でのちょっとした出来事が次第に二人に絡んで来てトラブルになったり、二人を追い詰めていく。

最後の最後まで結末が解らなくて。もう破局するんじゃないかと思った。それ位悲惨な状況だったと思…

4

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

普通の恋愛物のような……

今回は「泣ける」の他に「ほのぼの」とか「暖かい」も入れておきます(笑)
本当に作者さんの特色が出ている作品ですね。
エロいシーンなんて全くない。
そこがいいかな。
よくある、金持ちでもカッコイイでもなくごく普通。
二人とも全然普通のサラリーマンで、冴えないとか書かれてるくらい平凡。
二人ともノンケ。
なのに恋愛しちゃう。

こういう作品があると、本当にBLっていいなぁと思ってしま…

4

恋について コミック

大竹とも  木原音瀬 

木原音瀬・コミカライズ第一弾

うーんコミカライズ版を読んでもやはり笹川は好きになれない…
だってイライラするんだもん!!
基本優しくて柔らかいんだけど、ネガティブで泣いてばかりでウジウジウジウジと…。
相手が朝霞じゃないと、ほんとダメだと思う。
朝霞は笹川の、愚痴をこぼしても優しく聞いてくれて、居心地の良いところが好きなんだろうけど…
臆病で相手の気持ちさえも信じられずに一人で悩んで怖がって、その上さみしがり…

5

恋について コミック

大竹とも  木原音瀬 

地味にしみるいい作品

あーなんかおでんの大根みたいだと思いました、今。
そんな、もうフツーに生きてるフツーの男がフツーじゃない関係になるまでを丁寧に描かれた作品です。
原作がとても好きだったんでどうかなー?と思ったんだけど、…うん、やっぱり私は原作が好きでした、ごめんなさい。
もちろんマンガも面白かったんですけどね、端折ってある所があって、そこがなんかこう「流された!」って気がしたのが自分の中でダメだったのかもし…

3

恋について コミック

大竹とも  木原音瀬 

小説とは手法を違えた感動の嵐…これぞコミカライズ☆

大まかなストーリーは木原先生の小説と同じでしたね。
ですが、やっぱり小説と漫画では一冊にまとまる量がちがうので、
ちょっと早送り感は否めないし致し方が無いかなぁ…という感じでした。
それにしても笹川さんは、小説の方では「なんて冴えないヤツなんだ!」という印象でしたが、
コミクスではひたすら、優しそうで温和そうで…とにかく癒し系でした♪

小説にあったら「?」となってしまうであろう、漫画…

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