草間さかえさんのレビュー一覧

はつこいの死霊 コミック

草間さかえ 

目つきがセクシーな強気年下攻め

草間作品のマイベスト更新。またまた鼻息が(*゚∀゚)=3

◆あらすじ◆

叶わなかった初恋の想いは、成仏できない霊のごとく振った相手を祟る――
中学生のトモにそう教えてくれたのは、隣りに住む大学生・裕一。
或る日、裕一に唐突にキスされたトモは、初めて恋を知ります。
ところが裕一はなんとトモの継母の不倫相手だということが発覚。トモの家は一家離散、裕一も消息を絶ちますが、10年後2人は…

7

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

青いすぎて目を開けて読むのが辛い

高校生の青さがぎゅぎゅぎゅって詰まってる作品でした。

うまくいかないことばかり過ぎて
歯がゆくて、早く大人になりたくて
どうしようもないそんな高校生の熟れきっていない
青さを瑞々しい位の文章で書かれていると思いました。

高校生の頃の焦燥感とか
なんだか身に覚えのあるものだからでしょうか
見ていて身に詰まる思いがあふれてきて止まりませんでした。

高校生の瀬名は親の事情に振…

6

ヌレル イロメ 2 コミック

草間さかえ 

日常の中の煌く瞬間

『イロメ』の続編。『イロメ』に登場したカプたちのさりげない日常が、ウィットたっぷりに描かれています。
個人的には『イロメ』より断然好き。『イロメ』での各キャラの行動パターンから人物像が見事に切り出されて、新たなエピソードに活かされています。

毎度のことですが、どの作品も全部好きで選べない(>_<)
でも、敢えて言えば「よい子わるい子」「かたくてやわらかい」の幼馴染み高校生カプ…

5

イロメ コミック

草間さかえ 

わんこ攻めの競演

続編の『イロメ2 ヌレル』と共通のカプを追った一連の短編集です。
4組のカプのうち、1組の例外を除き全て年下わんこ攻めカプ。
年下わんこ攻めスキーにはたまらない、わんこの競演!
わんこ攻めの魅力の奥深さを思い知る1冊です。

◆「イロメ」◆

学校創立以来のアホ生徒・桃山×高校教師・野田。
アホの桃山が、日本史の小テストでは何故かいつも高得点、そのワケは??
授業中桃山を見る野田…

1

箱の中 小説

木原音瀬  草間さかえ 

勘違いして読むと台無しになるので、おさえるべき所はおさえておきましょう。

とりあえずこの作品を読むにあたり、理解しておくべき点があります。
それは、この小説の世界が「BLを寛大に受け入れる世界ではない」ということです。

BL作品でよくあるのは、「男を簡単に好きになれる」「男同士で付き合っても周りから許させる」という世界です。

しかし現実の世界ではどうでしょう。

例えば男A(ゲイでもノンケでもいいが)が男B(ノンケ)に告白したところで、その人はAを受け…

12
非BL作品

迷信話集 うつつのほとり 非BL コミック

草間さかえ 

腐フィルタを通して見ると、あら不思議、BLに・・・

◆あらすじ◆

舞台は昭和初期の山村。
母親の転地療養のため、母子2人で村を訪れた敬(小学校低学年くらい?)。
彼はそこで、背の高い大人びた少年に出会います。
弥七という名のその少年は、村の寺に住む寺男。「天狗」「化け物」と罵られ、何故か村八分にされている弥七が、実は紛れもなく人間で、しかも心の優しい少年であることに気づいた敬は、こっそり弥七の元を訪ねるようになります。
巡りゆく四季、…

5

生田さんちのこめ王子 小説

さとみちる   草間さかえ 

気持ちよく読める農業もの

入社直後に会社倒産してしまった万里、
自転車で田んぼにダイブしてしまったところ出会ったのが、
その田んぼの持ち主の生田。
「こめ王子」にスカウトされ、一緒に働くうちに農業に目覚め、
稲や野菜が育つと共に、生田との関係も育っていき……

風が感じられるような田舎の風景、
生田の農業へのまっすぐで前向きな思い、
やがて万里もその思いに共感し、やりがいのある仕事と恋人を得る。
巡る季節…

5

未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

再会するのね

高校生攻め、先生受け。
旧版の表紙にはすごく見覚えあるし、設定自体もBLの王道設定で他の作家さんにもたくさん作品あるしで、旧版の方で当然読んだことあると思いこんでいたのですが、旧版の方にはレビューしていないし、CDもレビューしていないし、
もしかしたら旧版は積み本の海に撃沈していて、CDも買って無くて、
この作品、今回初見かもしれない。
でも、既視感はすごくあるんだけどなぁ、、、
まあ、…

3

明け方に止む雨 コミック

草間さかえ 

しっとり萌えしっとり笑い

スーツ萌え度★5 H度★1 アーサー度★1/2 鼻血が似合う男度★10
シリアス:リアル:笑い=2:3:1

 万人受けするトーンではなかったので萌にしましたが、個人的には萌×2。まさに深夜に降る雨の音が時々心地良く聞こえる感じで、たまに読みたくなる本です。

◆夜更けに花降る・小夜泣鳥の夜
 大人の隣人同士の恋。日常が少しずつ変わって行くドラマ。大人にとっては大事件だけど、子どもから…

1

どこにもない国 コミック

草間さかえ 

番犬の愛、エロすぎる

「明け方に止む雨」で草間作品に魅せられ、「マッチ売り」「やぎさん郵便」、そして今回この「どこにもない国」と作家買いしてみたのですが、なんと1冊もハズレなし!
中でも「どこにもない国」は、一番ツッコミどころ満載であるにもかかわらず、一番好きになった作品集です。

◆「どこにもない国」「パラダイムロスト」「遠き島より」◆

太平洋戦争末期、南方の戦線で戦う海軍所属部隊の「隊長」・竹内(受け)…

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