草間さかえさんのレビュー一覧

肉食獣のテーブルマナー コミック

草間さかえ 

双子の弟が好きだー!!!

■キス、シロップ■
岸田(会社員)×水沢 亮司(大学生・双子兄)

マンションの上の部屋の騒音に文句を言いに行こうとしたところ怪我をしている亮司と遭遇。
今度からは殴り合いになる前に自分の所へ来い、ということでお近所付き合い開始。
でもある日を境に何故か来なくなり?

亮司可愛いーどんどん可愛いと感じちゃう!
なよいんじゃなくて子供っぽいのですよ。

途中、自分の性癖を認められ…

1

恋するクラゲ 小説

かわい有美子  草間さかえ 

大人の恋。

皆さまのレビューと草間さんの挿絵に釣られ購入しました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

私は(もちろんモノによりますが)バックヤードがきっちりしてる話の方が読んでいて話に入り込めるので好きなのですが、このお話も仕事の内側の部分がきっちり書き込まれていてあっという間に話に引き込まれてしまいました。

庶民の私には全く縁のない一流ホテルのコンシェルジュのお話です。
ほうほう、お…

3

アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

きっと苦手な方はとことん嫌いであろう展開に…でも面白い

『アドリアン・イングリッシュ』の三巻です。
表紙がひじょうに意味深で、読む前から気になってしまいました。
まだ、口癖の『成程?』とかを楽しんでいられた序盤までは良かったのですが…

********************
受け攻めともに変わらず。
受けは大学卒業後、小説を書くかたわら書店を営む、心臓疾患を抱えるゲイのアドリアン。

そして、攻めはLA市警の刑事で己がゲイだと頑なに…

7

「恋するクラゲ」出版社特製書き下ろしSSペーパー グッズ

二人だけの誓い

ある日の昼前、天宮から「仕事の終わる頃に連絡をもらえますか」とメールが来て、
「着替えずに待ってて下さい」なんてなんだろうと思うと
珍しくスーツにポケットチーフを差して
ネクタイと共にシルバーというフォーマルさの天宮が迎えに来ます。
更衣室から宴会場の前を通り過ぎ、スタッフ専用入口へ入り
黒いバッグを抱えてから一番奥のドアを開けると…。
そこは夜の静かなチャペルの祭壇奥でした。
“夜…

8

恋するクラゲ 小説

かわい有美子  草間さかえ 

すんなり恋に発展しなさそうなもどかしさが良質!!

草間さんが挿絵だなんて、買わないわけにはいかない!と
今回は息まいていましたw
しかも、かわいさんの一流ホテルのコンシェルジュ話ときたら
期待値がぐ──んと上がってしまいます!!

歴史を感じさせる、格調高いホテル・タカクラの華やかさの裏方、
事業統括部に勤める31歳の天宮は
ホテル・タカクラ三大ビューティの一人とも言われる
チーフコンシェルジュの朧谷34歳の無理難題を受け、
今…

10

恋するクラゲ 小説

かわい有美子  草間さかえ 

落ち着いて気持ちよく読める、お仕事もの

華やかな一流ホテルの裏方、企画課社員・天宮と
美貌のコンシェルジュ・朧谷のおはなし。
タイトルのクラゲは、残念なイケメンと言われる天宮のあだ名。

かわいさんのお仕事話は、どれも面白い。
今回もホテル業界を舞台に、
仕事人としても油の乗っている30代二人の物語は
興味深く惹き付けられるエピソードが語られながら進み
(「玉井」の鯛ちらし弁当、食べたい!)
恋愛抜きにしても面白い。

8

アドリアン・イングリッシュ(2) 死者の囁き 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

このカップルは好きですね、不器用で

『アドリアン・イングリッシュ』の二巻です。
電子で安く売っていたので購入しましたが、この作品は登場人物紹介が最初のページに載っているため電子ではひじょうに読み辛いです。
たびたびそのページへ戻るのが面倒で。
翻訳物は紙媒体の方が読みやすいかな。

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受け攻めともに今回も変わりなく、心疾患を抱える32歳のアドリアンが受け。
攻めは刑事のジェイク、…

4

フェア・ゲーム 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

後半まで頑張ってください

分厚いですし1ページの文字数は多いですが、ページいっぱいに行を広げることで行間が適度に空いていて、読みにくさはありません。
冬斗さんの翻訳ももう慣れていますし。
わたしは最初から彼女の翻訳にあまり違和感がなかったので、問題ありませんでした。
イラストは草間さかえさん。
個人的にはあまり好みの作家さんではないのですが、シンプルで翻訳物(BLというよりMM)にはあっているのではと思います。

8

アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

色々な意味で日本のBLと違う

登場人物多し…ミステリー物だから仕方ないのかな。
こういう時は海外物って有難いですね。
一般小説でもたいていそうですが、海外物は登場人物一覧がついているので。
ちなみに受けの一人称です。

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受けは書店店主で32歳のゲイ、アドリアン。
長身ではありますが華奢なタイプで、心疾患があり薬を服用中。

攻めのリオーダンは、ゲイフォビアと見られるよ…

7

優しいSの育て方 小説

榎田尤利  草間さかえ 

愛と信頼

全編タイトルの通り優しいお話でした。

優しく温厚な惣はサディスティックとは正反対の性質で、宮の性嗜好を満たすことは不可能と思われました。
彼女いない歴=年齢で、ましてや一目惚れとか恋という言葉とは無縁の人生ですから。
それを『UFOを信じないのに自分が乗ってるみたいな状況』というたとえ話が笑えました。

SMとは、筑波山にも登ったことがないのにチョモランマをイメージしろといわれても……

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