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78/135(合計:1347件)
木原音瀬 草間さかえ
雲絶間姫
ネタバレ
再読です。でも以前読んだのは講談社文庫版で、物語としては一応の完結をみているものの、この作品を評価する上でとても大切な部分が欠けていました。こちらの蒼竜社版を読んで、はじめてスウッと腑に落ちました。後書きで作者の木原さんは言っておられます。「喜多川の人生を書ききった・・・」わたしたち読者の側からすれば、それは「見届けた」となるのでしょう。BL作品では、どうしても身体を含めたLOVEが主題となるた…
草間さかえ
冬草
こちらの作品は、草間作品の中でも一、二を争うほど 繰り返し楽しんで読んでいる、お気に入りの一冊です。 父親から町工場を継いだばかりの二代目若社長ハジメくん(攻め)と、 営業担当まひるさん(受け)の、町工場に咲く恋の物語。 描き下ろしを含めると、6つの回で構成されています。 草間作品の魅力的手法のひとつとして、 各回のはじめに、読み手の心にポンとボールが投げられ 物語が進むにつ…
海野幸 草間さかえ
ふゆき
オヤジ受に誘われて読んでみました! 冴えない春井先生の研究室にはなぜかイケメンで優秀な伊瀬くんがいる。 ある日先生は伊瀬くんのPCをのぞき見してしまった。画面に表示されていたのは恋文だ。 それを読んだのがバレて、その恋文の添削をお願いされてしまう… 春井先生はとても不器用な人。本当は才能があるのになかなかそれを発揮できずどこか自分でもあきらめ気味で、日々流されてる。 そんな先生の…
宮原きの子
剃刀を持っていて、たぶん髭でも剃ってるんだろうとは思うんですが……最初に思ったのは、もしかして自傷行為?なんて思いました。 風呂場で全裸だし、危なく暗い雰囲気がしたので。 でも、この口絵は「カオス」後編の表紙なんですよね。 カバー裏の桃山と野田先生、壬生谷と白川先生の1コマイラストが好きです。 桃山と壬生谷が犬例えられていて、壬生谷は待てと言われお行儀良く待ってるけど、桃山は待てを…
M+M
たくさんなので、自分が気に入ったものだけを少し。 ・鹿乃しうこ「お買いおのに行こう。」 「P.B.B」と「Punch↑」のコラボ番外編4ページ。攻め同士が怪しい道具の買い物で盛り上がる話でした。 ・大和名瀬「怒」 「教師も色々あるわけで」番外編2ページ。井吹は喜怒哀楽を怒でしか表せない男だったというオチ。 ・直野儚羅「卵の話」 「卵の日」番外編3ページ。オールとプラティーン…
凪良ゆう 草間さかえ
カイ
他の方のレビューを先に読んでたのでなんとなく積読にしてました。 それを休みの日の夜に読んだのですがヤバイです。 今日仕事なのにマブタが腫れてるし!!! 皆さんが言われてる号泣の意味を身をもって体験しました(笑) 内容は他の方がたくさん書かれてるので私の感情部分だけを。 最後まで読んで結末に納得した人、 そうでない人がいるのがよく分りました。 が、私はやっぱりこの結末で満足した方に…
月村奎 草間さかえ
タロんちゅ
物語すべてが受け視点で進んでいきます。 物語がきれいなのでおセックスも少な目です。いや、むしろ最後につながるくらいです。 日々、汁まみれなものを探している自分には若干きれいすぎるお話でしたがそれでもめちゃめちゃ共感といいますか物語に入りこめてとっても良かったです。 金子みすゞ氏の詩が文頭に入れられていて固い話なのかと思っていましたが、最後まで読み進めると納得!!! あぁ、なんか全てすっきり…
sakurahxq
BL小説は山ほど読んだつもりでしたけど、これほど泣いた記憶がなかったような気がします。 人間とロボットの恋愛をテーマとしている作品ですが、 受キャラのシンは某有名BLゲームのあるキャラクターを彷彿とさせるようなかわいい癒し系キャラクターであり、攻めを一途に想う健気な姿はとてつもなく愛しい! そして攻めの南里もシンを喜ばせるために毎日深夜までアルバイトして、給料日にシンを街に連れ出しておしゃれ…
ポッチ
月村さんが書かれる健気な受けって大好きなんですが、この作品の芙蓉もいい感じの健気さんでした。 自分が子を持つ親だからでしょうか。ネグレクトや虐待を受けている子どもを見ると胸が締め付けられます。芙蓉もネグレクトされ、「芙蓉は不要」と思い詰めるシーンには思わず胸が詰まりました。そんな中、まだ小学生でありながら芙蓉を助ける西澤くんはまさに漢でした。芙蓉を取り巻く環境は劣悪で、西澤くんのお母さんの…
サンキスト
マッチ売りを読んだ時から有原厨だった私は、最初は廣瀬に勝手に腹立てて「てめー有原がこんな思いしてるのに何してるんだよしかも人がいいから余計にタチ悪いわこのやろう」くらい思ってました(ごめんなさい)。ついでに、弱みにつけこむ形で有原に迫った澤に対しても「このやろー!」って思っていましたが眼鏡のツンツン紳士は好物なので廣瀬ほど腹たってはいませんでした。(ごめんなさい) でもまぁ、タイトルがやぎさ…