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木原音瀬 草間さかえ
yuena
ネタバレ
木原さんの本はすごく覚悟して読むのですけど、毎回、予想を超えたヘビーさに胸をえぐらます。本当に人の弱さ、狡さ、闇のところを容赦なく突きつけられた上で、それだからこそ、愛の美しさや尊さを見せつけられます。すっごい読み応えで、感動しました。 個人的には、「美しいこと」よりはこちらの作品の方が好きでした。「美しいこと」は恋愛にとことん向き合うような内容でしたが、こちらは人生?に向き合うような内容だった…
草間さかえ
あくありむ
草間さかえさんの漫画は非BLから入りまして、最近ようやくBL漫画も読破しよう!と思った矢先の新刊発売だったので飛びつきましたが… 皆さん仰るように、「みえない友達」が難解…… というよりは、読者に優しくない作りで驚きました。 テンションで猛ダッシュで読んだ1回目は、やはり私も「?」となり読み返しました。 よくよく読めば、きちんと話は理解できるし、予想できるのですが… 人物や設定の説明を伏…
凪良ゆう 草間さかえ
東雲月虹
私はファンタジーがちょっと苦手で、 非現実的なものよりは現実的なBLが好みなのですが 人工知能が発達している昨今では 近未来にドールとなるとあながち夢物語ではないなぁと思ってしまいます。 実のところ、『ショートケーキの苺にはさわらないで』を読ませていただいた時は 勿論非常に素晴らしいお話ではありましたが ラストがうまくいきすぎのような気がしてしまったのです(すみません!!) その…
きららるら
前作のショートケーキの苺〜を読後、こちらを読む事をお勧めします! 阿部ちん、おじさんになっても超良い人。 容姿はぽっちゃりさんから、標準体型になり、BLの夢と希望を壊さずに、しかし、前作からの阿部ちんキャラはそのままで嬉しい限り! 個人的な嗜好として、あまりアンドロイド系は萌の対象ではないのですが…。 前作のショートケーキ〜が切なく素敵なお話だったので、こちらも購入しました。 …
あーーーーーや
まさに、名作と呼ぶに相応しいお話でした。 とにかく、一度は読んでほしい。 一冊で綺麗に纏まっています。 が、5巻ぐらいの長編に引っ張ってもっと詳しく読みたかったくらい、世界観とキャラクターたち、そして物語が素晴らしく面白く固まっています。 切なく、苦しく、愛しいです。 アンドロイドに心は芽生えるのかという永遠のテーマがありますが、それを意識しつつも、その結果がメインではないんです。 …
fandesu
電子書籍で読了。挿絵有り。 草間さんのイラストがすばらしい! 関連作と対をなすような表紙絵の構図もそうですが、何と言ってもアベちんのアップがないこと(表紙イラストは目をつぶっていますしね)。これ「上手いよなー」と思いました。おかげさまで私は、ずーっとアベちんになりきって読み終えることが出来ましたよ。美しいだけではなく知的なイラストだと思います。 今までレビューされた皆さんが書いていらっし…
幸成
今回のタイトルがまた、最後の最後で凄い意味を成してた。 前作の「ショートケーキ~」とは違う2人の選択でしたが、こちらの方が自然に感じます。 でも残された方はどうすればいいの?と思いながら読み進めていきましたが、こうなりましたか。 最後、美優ちゃんの眠い場面もなんとなく思い出され、最後は3人分の号泣になってしまいましたが、このタイトルの意味する通りドールであった2人を含めアベちんと三人で天国で幸せに…
ふばば
一気に読みました。 あの阿部ちんが。 『俺氏が…』『…であるよ』という言い回し。ああ、阿部ちんだ。 あのドールオタクの阿部ちんはちっとも変わらず、美ドールも裏ドールも表向き存在できなくなった日本で、家業を継ぎ、日々労働、色恋には無縁のDT… そんな阿部ちんに託された裏ドールの「高嶺」。たかねの花っていう意味合いなんですかね… 自分は機械で、こころなんか無い、嬉しいも悲しいも無い、痛いもつ…
てんてん
本品はコラボカフェ「yuunagi cafe」の コラボメニュー注文で頂けたペーパーで 『2119 9 29』の番外編です。 阿部視点で 恋人になった高嶺と暮らしはじめてから 起こったある出来事の顛末になります。 阿部は両親に高嶺を 一生を共にするパートナーと紹介し 共に暮らし始めます。 高嶺のためにした借金の返済は たやすくはありませんが 愛する人と共に過ごす幸…
雀影
これは、もう、最初から泣くよね。 冒頭の美憂との最初の出会いの話からもう、ずっと、ズルズル、グスグスしたまま一気に読んだ。 スピン元となった前作「ショートケーキの苺にはさわらないで」も感動的なお話だったけど、個人的にもやっとしてた、アンドロイドについての疑問とかがこの作品内でだいぶ解消されたので、戦争後のトラウマを抱えて、思考がより人間に近くなったアンドロイドと本気の恋をする話にも納得でき…