草間さかえさんのレビュー一覧

アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

つらい

予想と覚悟はしてたけど、やはりつらくて、ガチ泣きしてしまった…。
日本のBLなら、ゲイ同士だとわりとすんなり結ばれるし、同棲したり長く続いてるほのぼのカップルの話みたいなのもよく見るので、問題も起こらずうまくいきそうだと思っちゃうんだよな。でもそうならないところが現実的で、なんかずーんと胃が痛くなったよ。隠れてるかどうかって、こんなにも人生を左右するものなんだな。

ゲイをカムアウトしていな…

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すすきのはら グッズ

書籍化熱望します!!

どうしてこの名作が世に出ないのでしょうか。世の中の不条理に歯がみしたい思いです。
木原先生、どこでもいいから出版社様、どうかどうか書籍化してください。この際、電子でもよいです。読みたい方が適正な値段で入手できるようにしてください。
どうしても読みたかったのですが、色々なサイトでかなりの高額で取り引きされていました。とても私には手の出ない値段です。
この堂野と圭の思いの詰まった短編がこのまなん…

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アドリアン・イングリッシュ(2) 死者の囁き 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

事件を通して深まる関係

ああ…もう読みながら何度萌え転がったことか。1巻でこのふたり本当にラブになるの?と不安だったのだけど、やっとふたりの仲が前進。それでもそこに至るまでがハラハラ、やきもきさせられ、つらかった。

またも事件に巻き込まれる主人公。今回の事件では攻めのジェイクは管轄外なのだけど、受けのところに駆けつけて、その後も一緒に滞在してくれる。
その時点ではジェイクは肉体関係どころかキスすら拒否していて、本…

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明け方に止む雨 コミック

草間さかえ 

弟の想いを隠し通すことが、また彼のエゴであり覚悟でもある

◆明け方に止む雨(表題作)
 先に収録されている『夜明けに花降る』にも登場した、裁判官書記官というお堅い職業の里村が受けです。はっきりとした物言いで、黒髪且つ凛々しい顔立ちの彼がとってもタイプだったので、彼の恋愛の本編を読めたのは嬉しかったです。ストーリーは自殺という重いテーマを含んでいるものの、そこばかりがフォーカスされることはなく、あくまで里村と刑事の結城が距離を縮めていく過程がメインなので…

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アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

面白かったです

海外ものは初めて読んだのだが、さらっと読めて普通にハラハラドキドキ、楽しめた。
本格ミステリが好きなので、謎解きのようなものを期待していたのだけど、そこまでのものはなかったのがちょっと残念。
主人公の回りで殺人事件が起こって、主人公も狙われて、サスペンスフルな展開の中で、担当刑事のリオーダンとロマンスが芽生える…というお話。なのだろうが、この巻ではまだ芽生えていない!ので続きがとっても気になる…

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幸せの条件 コミック

草間さかえ 

二人ともとってもいい!

草間さんの甘々ほのぼの系大好きです。
しかもなんというか余白があってこちらに考えさせるような。そして余韻が残りいつまでも心に残るような。しかもちょっと不思議な感じがするような。

これは根岸がいい人でしょう!
なんというポジティブシンキング!こりゃ幸せになるよ。
そしてそんな根岸を見かけて好きになっちゃう諏訪。後を尾つけて自宅を見つけ向かいのアパートに引っ越し。大胆だね!
しかも根岸の…

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未完成 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

攻めの成長が眩しい

先生ものとしてはオーソドックス、超王道パターン。
ゲイで場数を踏んでる先生と、家庭環境に問題のある生徒の組み合わせとか、別離からの成長して再会とか、設定展開ともに目新しさはない。

それに、いろいろツッコミどころもある。先生なんだから、もうちょっと丁寧な言葉遣おうよ、とか。攻めにとっては恋愛より大事じゃなかったかもだけど、両親の問題も。家族崩壊したままだし、そこのところなにかしらフォローがあ…

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肉食獣のテーブルマナー コミック

草間さかえ 

肉を食べない理由

草間さかえ先生のCPは割と左右が分かりやすい事が多いのですが、表題作のCPは安藤(表紙右 眼鏡)が受けで、水沢聡司(黒髪 双子の弟)が攻めです。ただ、聡司の内面を知るとスーパー攻め様の色気がすごいですね〜

「キス・シロップ」の岸田(攻め マンションで水沢兄弟の下の部屋)は20代だったのか…。騒音に怒ってる以外は落ち着いた大人感が強いので、草間先生的ちょっと年齢高めの会社員かと思って読んでまし…

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地下鉄の犬 コミック

草間さかえ 

"可愛い"

草間さかえ先生は短編集が多いので、丸っと一冊表題作なのは拝みたくなるほど嬉しいです。

この作品でいっとう好きな表現は、篠田(離婚直後の会社員)がお弁当のおかずを2人分作るときに、朝倉(ゲイ 煙草屋兼骨董屋)へ真ん中をあげるってところですね。それに気づいている篠田課長の部下の女性。言葉ではない愛の表現を、作品のこの位置にこの描写の仕方でもってくる草間さん、最高です。
表紙もとっても好き。&q…

1

幸せの条件 コミック

草間さかえ 

16頁で読後の多幸感

草間さかえ先生の作品がとにかく好きです。

◾︎幸せの条件
諏訪(受け 表紙右)は草間さかえ先生の中でも結構不思議なキャラだと思う。あまり可愛い受けを描く印象がない草間先生ですが、諏訪は可愛い系。しかし性格というか中身は割とぶっ飛んでる。

◾︎されど美しき日々
「夢見る星座」収録の短編の再録と、その続篇です。「夢見る星座」では、すこしもやっと感が残っていたのですが、続篇まで読んだらじ…

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