草間さかえさんのレビュー一覧

2119 9 29 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

絶対に前作を読んでから!

「ショートケーキの苺にはさわらないで」のスピンオフです。
読まなくても分かるかもしれませんが、出来ることならそちらを読んでからこちらを買ってください。
そしてショートケーキを読んだけどこちらは買うか悩んでいる、という方がいらっしゃったら是非こちらも読んでほしいです。

ショートケーキを読んだ際にもボロ泣きしましたが、こちらに関してはショートケーキの二人の描写が出てくるだけで涙が滲みました。…

1

LoverS The 25th Anniversary Chara Label Anthology グッズ

商業作品番外編集

Charaさん25周年記念の小冊子。イベント売り実施中ですが、後で通販されるとのことです。コミック18作品、小説10作品。神だなあと思ったのは5つほどでしたので萌2にしました。お好きな商業作品が多い方はご検討いただいても良いのでは。

以下読んだもののみコメント、長文すいません。小説は全部三段組。
2,3,4、19、23(マジ神)が神でした。

1.恋をするなら二度目が上等 木下けい子先…

3

So This is Christmas 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

40年後もベイビー

表題作と、他読み切り作品が収録された短編集。
アドリアンシリーズは表題作のみ。それでも半分以上、170ページ分ほどありました。
電子はそれぞれ単話売りもあり。

よかった。やっと笑顔の2人が見れました。
自分の殻を破った人は強いね。揺るぎないものを持ってる。
人前でアドリアンのうなじにキスなんて、2年前は考えられなかったろうな。
もうベタ惚れしてますってひしひしと伝わってくる。
ベ…

2

アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

ベイビー

シリーズ本編最終巻。
終わってしまった。
全ての巻においてページをめくる楽しみはあったけれど、4・5巻は特に手が止まらなかったです。

最終巻にしてやっと聞きたかった声が聞けた。
待ってたよ、ジェイク。

シリーズの翻訳家、冬斗先生もおっしゃっていましたが、この作品にはもう一人の主人公がいてそれがジェイク。
私は彼の「乞い」の声を聞くためにこのやろうめ!とも思いながらここまでページ…

1

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

良かった!!!

買おうか迷ってる方、ぜひ読んでみて下さい。
他の方のネタバレ交じりのレビューや感想は一切見ない方が良いです。
全く前知識なく読まれることをお勧めします。
自分はちらほらネタバレに近い感想を見てから読んで後悔しました。

上質な映画を見た後のような読後感でした。

1

ここで待ってる 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

愛に満ちた家族の物語

凪良先生の書くすれ違いものが大好きです。
なかなか結ばれずにやきもきさせられ、すれ違っては距離を置いて……と、焦ったい恋模様が続く本作。
それでいて暗さは感じさせず、テンポの良い読みやすい文章でグイグイ読めます。
ただ、子どもや嫁がガッツリ関わってくるので、BLとしては読み手を選ぶ作品かもしれません。

優しくて朴訥とした青年・成田と、妻子ある身でありながら男を漁る飴屋。
そんな対照的…

0

アドリアン・イングリッシュ(2) 死者の囁き 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

甘かった

痴話喧嘩の巻。
数巻分飛ばしたのかと思ったくらい言葉はなくとも関係が出来てた。

ジェイクに女性の影を見たアドリアンの嫉妬からの行動力は見事なものでした。
前作以上に頑固。そして相変わらずの皮肉の効いたユーモアよ・・・
特にお気に入りの言葉は、とある大学の博士が学生からインディ・ボーンズ(骸骨)と呼ばれているというのを聞いて答えた
「残酷な思春期の若者に幸あれ」ですね。ゴロが好き。

2

アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

M/Mの世界

M/Mの小説初読み。
ちるちる内でもよく挙がる作品だったので気になっていましたが、ようやく読破。
一番好みだったのはセリフ回しだったり登場人物の関係性。
私が洋画を好んでよく見ますが、その好む雰囲気のままでとっても楽しめました。

例えば、雇い主と雇われ人の上下関係だったり自分を嫌っているであろう人とでも(なるべく低接触を図りつつも)ハグをする。
アドリアンと母親の関係性も好き
病弱…

3

フェア・ゲーム 小説

ジョシュ・ラニヨン  草間さかえ 

面白かった

愛すべきMR文庫。
今回も言わずもがなですが、面白かったです。
BLとミステリーが一緒に楽しめる!

BL部分に全振りでもエロ特化でもなく…ストーリーの厚みもしっかりある読み応えバッチシな小説でした。
純粋に事件の真相や犯人が気になりつつも恋愛面にもそわそわさせてくれる。
男二人の関係が元通り…いやそれ以上になるまでの流れが丁寧で、衝突したりしつつも確かにまた繋がっていく。

続編…

2

悪党に似合いの男 小説

火崎勇  草間さかえ 

悪党はだれ?

火崎勇先生の作品なら大ハズレはなかろう…となんとなく選んだ本作。
え!すっごい面白いじゃん‼︎

…という感じで。
いやいや、ほんとに面白かった!
医師法に抵触し医者になれず、だが貧しいひとを救いたい。そんな気持ちで医師免許を持たないまま闇医者として働く市井。
そんな市井を本気かどうか惚れた、と口説いてくるヤクザの鬼塚。
この2人の物語なんだけど、途中から思いがけない展開へ変化するの…

3
PAGE TOP