草間さかえさんのレビュー一覧

恋で花実は咲くのです 小説

久我有加  草間さかえ 

元マネージャー×元芸人

久我さんの芸人シリーズ第四弾。
待ってた。
雑誌掲載時からずっと待ってた。

実力はあるものの時流に乗れなかったため売れっ子になれなかった芸人(受)と、そのマネージャーをしつつ片思いをしていた大阪の劇場の支配人(攻)。
仕事出来るけどヘタレな攻とツッコミなのに受な美人。(日本語変だ)
割とそっけない(ツンデレまではいかない)受に、縋って縋って縋り捲くる攻がいい。情けないのに仕事が有能と…

5

楢崎先生とまんじ君 小説

椹野道流  草間さかえ 

ツンデレ先生と忠犬

低血糖で倒れて病院に担ぎこまれた間坂万次郎(18)は、そこで宿直のバイト中だった内科医の楢崎と出会った。
一見ポーカーフェイスでクールな楢崎の可愛らしいところに一目惚れしてしまった万次郎。
偶然再会した楢崎にストーカーよろしく迫りまくってなんとか結ばれる所までこぎ着けるが、その矢先万次郎には何も告げず楢崎はアメリカへ留学してしまい……

もうすでに出だしから楢崎先生にクールビューティのクの…

2

檻の外 小説

木原音瀬  草間さかえ 

一緒に死んだら良かったなのに

泣いた、とにかく泣いた.こんなに胸が潰れるような感情は欲しくなかった.
これ以上の言葉、何も浮かばない、ただ「一緒に死にたかったな」が耳元で木霊するだけ

5

恋で花実は咲くのです 小説

久我有加  草間さかえ 

ツンデレ受けはニガテだったんですが

お笑いブームの終焉とともに芸人を引退し、温泉街で働く隼人(受け)と、作家としてのお笑い界復帰を誘う元マネージャー、時田(攻め)との恋。

今までの芸人シリーズとリンクしてますが、この作品単独でも読めます。
わたしは…ツンデレ受けはニガテだったんですが、久我さん独特のヘタレワンコ攻めと組み合わせるとわたしのハートにも響きました。
とにかく攻めの時田の、仕事のときはクールなのに恋愛時にはヘタり…

2

恋で花実は咲くのです 小説

久我有加  草間さかえ 

いい男が三枚目!

芸人シリーズです。
と言いながら、今回は、3年前に漫才をやめて郷里で温泉旅館の仕事をしている芝山と彼の元マネージャー・時田のお話です。

【恋で花実は咲くのです】

いつかきっと芝山をお笑いの世界に呼び戻すと言っていた時田が、新しい劇場の支配人になったのをきっかけに芝山を迎えに来たのです。
劇場付の作家として戻ってきて欲しいと・・・

漫才は好きだったけれど大して売れず、実家の旅館…

4

災厄のてびき コミック

草間さかえ 

初コミックス

初版が2003年の、初・商業コミックスです。
雑誌の初出は更に遡って2001年とか2年とか、もう10年近く前に書かれた作品なんですね。

独特な絵のタッチは、今見ても、っていうか、今見ると、かなり独特なようだけど、10年前だと、サブカル系では普通に在った美大系の絵、かな。
むしろ最近の作品よりは、おめめぱっちりだし、描線くっきり太いから、マンガチックかも。

表題作は、火事に興奮する男…

0

マッチ売り コミック

草間さかえ 

どうしてこんなに惹き込まれるのか

ちょっと前まで草間先生の作品にイマイチ、魅力を感じなかったわたし。
柔らかいタッチの絵柄、大人で眼鏡キャラの設定が多い。わたしの大好物!
にもかかわらず、なんでか?萌えない。。。みたいな感じだったんですけど。
単に自分の頭が硬いからなんだと思いました。

草間先生の作品は、一度読んだだけではその魅力に気付けない。
何度も読み返しているうちに、完全に惹き込まれている。
わたしはあまり何…

3

恋で花実は咲くのです 小説

久我有加  草間さかえ 

待ってました~~~!

久々の久我さんらしい作品に出会えた気がします♪
いや、どの作品も大好きなんですがっ!
やっぱりお笑い業界のお話を読むたびに「これが久我さんの真骨頂!」って気がしてわくわくします。

とは言え、表題作は業界のあれこれというお話ではありません。
夢破れてコンビを解散し、実家の旅館を手伝っている芝山を、元マネージャーだった時田が「舞台作家としてまた一緒にお笑いやろう」と迎えに来るお話。

6

Dear+Heaven ディアプラス・ヘヴン vol.6 グッズ

どうせならもっと濃いのがあってもよかったかなー。

読みたい作家さんがあったのでGETしましたv

「生徒会長に忠告・番外篇 副会長の権力」門地かおり
図書館でイチャラブ。
知賀はどこでも発情しますねぇ(笑)
いや、それに流される国斉さんも大概だとは思うのですが。
知賀が攻なのにキレイ。

「シュガーコード・番外篇 大人の時間」
大土井さんいろいろしすぎ…。
っていうか、なんの説明もナシにオモチャ持って来られたら誰だってビビるよ…

2

マッチ売り コミック

草間さかえ 

ご飯は30回噛むと甘味が出てくる

という表現が、草間作品にはよく合う。
何度でも読み返すほどに味わい深く、新しい発見をしたりもするのです。
この本もまた一見シンプルなのに、「恋文」を通して何人もの人間が交錯した関係を見せて、実に奥が深いなぁと思わせるのです。

ノスタルジックな雰囲気を持つ草間絵には、終戦後という時代設定は実によく合う。
題名の『マッチ売り』隠語で、身体を売る人のことだ。
トンネルでヤミでマッチ売りをし…

9
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