草間さかえさんのレビュー一覧

飼い犬には鎖を 小説

火崎勇  草間さかえ 

正しいワンコの飼い方

今回は受様の気近所に住む6つ下の幼馴染で大学生と
自宅離れをアトリエに活動する新進気鋭の画家とお話です。

子供だとばかり思っていた攻様と恋人になるまでの本編と、
ラブモード全開な攻様の躾けを試みる後日談を収録。

受様は中堅クラスの会社社長を父に持ち、
金銭的に困らない生活が出来た事から
高校生の頃から絵を描き続け
今ではソレを職とするようになります。

生来人と接する事が…

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きみのハートに効くサプリ 小説

椹野道流  草間さかえ 

挿絵効果

しばらく前にドラマCDを聞いて、ようやく原作読みました。

あのCDってキャストが3人で、脚本段階ですっきり削ってそうなったのかと思いきや、
原作でもそうでした。
って言うか、CDの方は梅枝の石川さんがあんまり印象的なんで「3人」ってかんじたけど、原作はもっと梅枝の登場シーンが少なくて、ホントに二人だけで話が進んだ感じ。
でも、この、他には登場緒キャラがいないところこそが、加島の心の閉じ…

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鍍金的ノスタルヂヤ+夢地心中・再録 コミック

草間さかえ 

不思議な魂の世界

嬉しいですね~♪
01年と04年の古い同人作品が再録集になって出ている。
この原作2冊は、草間さかえさん独特の世界観と展開によって繰り広げられるので、この2冊がそろわないとどうにも内容がよくわからないんですよ。
だから1冊にまとまるとあ、なるほど!と話が繋がる。
実際、この1冊でさえも一度読んだだけの時の段階で頭がハテナ??
ちょっと寝かせて読みかえすと、あ、そうなのか!!
本当にお米…

2

災厄のてびき コミック

草間さかえ 

草間ワールド

草間さんの初期の作品で、全体的に等身が低い。
線も独特ですが、コマ割りも独特~。
絵は今よりも、泥臭いというかギュっとつまった感じ。
そしてモノローグがあまり無くて、頭使います。
私に読解力が無いだけか…?(==;)
その感覚がとても好きだな。
時々、説明不足じゃないか?と思うところもありますが…。
でも、草間さんの漫画のスタイルはすでに確立しているように思います。

エロは、す…

0

肉食獣のテーブルマナー コミック

草間さかえ 

肉食系

昔一度読んでいる作品なのですが、断然今読んだほうが面白かった。
やっぱり年月って好みも多少なりとも変えてくれるのだろうか。

>>キス、シロップ
引っ越してきて早々、マンション頭上の階の住人とひと波乱。
そっくりなくせに性格の違う双子。
ホモ騒動~もろもろ~から生まれる~な恋物語的なお話。
説明がつきにくい。
なのだが、これまた可愛いのです。
お兄ちゃんカワイイヨwお…

1

真昼の恋 コミック

草間さかえ 

いい味出してます

草間さんの漫画はまだ数冊しか読んでないんですが、読後に心温まる作品が多いですね。
この作品も、心がポっと暖かくなりました。
主人公の二人もとても好きなんですが、特に攻めのハジメがかわいい!
「かわいいを武器にしやがって」って、そのとおりだと思います。
最後の正午の台詞は、入籍するかどうかのことかと思ってたんですけど、他の方のレビューを見るとベットの中のことを言っている意味にもとれるようで、…

3

王様のベッド コミック

草間さかえ 

王様、俺様

読後心地良い短編集であります。
最近の草間作品は読みやすくて好き(〃ノ∀`〃)
なんかカワユイのよな。

☆王様のベッド
配線修理のためにやってきたのは、恐ろしい山のなかの一軒屋。
そこにすんでいるのは一人の青年。
大丈夫か、この家、そして大丈夫かこの人・・・・
そして大雪で閉じ込められる二人はどーなるか!?

挙動不審、七転八倒。
しっちゃかめっちゃかな攻と、少しずつ近づい…

3

王様のベッド コミック

草間さかえ 

芸術だな

3話のリミックス。共通点は痛々しい怪我と田舎。あ、あとワンコ。草間さんだもんそれは仕様ですね。

表題作よかったな~…山の上にある家。雪に閉じ込められてって、ちょっとサスペンスですよね。
シャイニングとかミザリーなんかを思い出す…
ケーブル会社のエンジニア古賀君(ゲイ)が配線修理に訪れた辺鄙な山奥の家には、若く美しい彫刻家が住んでいた。
明治さんのお話でもありそうな設定だな…で、もっとお…

3

茨木さんと京橋君(1) 小説

椹野道流  草間さかえ 

私的にツボ

もはや個人的にツボとしか言いようのない作品。
どうも私、何でもない日常を描いたようなホームドラマ系の雰囲気の作品が好きみたいです^^
しかも茨木さんがひそかにSっけあるんですねー。うへへ。
京橋先生もなんか可愛いし^^

でも自分的には若干展開が早く感じる部分もあったかな・・・?
最近じらし展開に耐性ができたからでしょうかねw

2

王様のベッド コミック

草間さかえ 

災い転じて福となる?

草間作品は時に難解で、何度も目を通して、読み返してそのたびごとにわかっていくという、実に奥深い味わい深さが自分にはあるのですが、この本もまたすでに何度も読み返して煮物に味が染み込んでいくようなそんな美味しさを楽しみました。
短編3本なんですが、作者さんが田舎度を後書きで書かれてます。
何か面白い。
元々ノスタルジックな絵柄だからそれがまた良く合ってしまうのだw

表題は、まさに災い転じて…

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