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3/4(合計:34件)
川原つばさ 沖麻実也
サガン。
ネタバレ
『恋愛開花』 魔族・氷暉との共生のために天守塔に留まり日々鍛錬しているアシュレイ。 体内にいる氷暉のせいでキスを禁止されてしまったティア。 触れられない欲求は高まっていくが…。 アシュレイが大人の階段をのぼっていきます(笑) 今回は事件よりも恋愛がベースかしら。 また問題を起こさないようにとアシュレイから武器を取り上げようとするティア。 武器がなければティアを守れないからとそれを…
『真昼之月』 文庫版新作。 このシリーズでは珍しく10世紀前半のヨーロッパを背景に進むお話。 本来は与えてはならない聖水で助けられた妊婦から生まれた少女の一生を見守るアシュレイ。 人間界勤務でも深入りするのはよくないのだが、つい情が移ってしまいがちなアシュレイ。 守天の特命ということでなんとかその禁忌を隠そうとしていく。 この任務のことでまたちょっとアシュレイとティアの気持ちが擦れ…
今回は文庫版オール書き下ろし。 というわけで、沖さんの挿絵もオール書き下ろし。 『啼夢(ゆめがなく)』 柢王×桂花 治らない傷を負った柢王。 その傷に悔いの残る桂花は何度でも夢に見て後悔を繰り返す。 そんな桂花をどうにかして癒したい柢王。 それぞれの相手を想う気持ちがステキ。 そして、この先にある出来事を知っている身としてはここまで2人の物語は進みつつあるのだなと。 今後を予…
『天荒回廊』 人間界勤務の始まったアシュレイ。 そこでアシュレイは一角族の亜火という魔族と出会い…。 人間にとって魔族は禁忌。 人間界を守るために魔族退治に出ていたアシュレイだったが、そこで出会った亜火はもう長く人間として暮らしていて人間に害を与えるようなこともない。 角を持つ亜火の存在にアシュレイは自分の出自がわかるのでは…という思いもあって退治せずに見守るようになる。 けれど、…
『無限抱擁(下)』 天守塔で謹慎中だったアシュレイ。 そこへ結界が壊され魔族が暴れているとの報せが来て…。 アウスレーゼにアシュレイを奪われそうになって、ようやく自分がどうありたいのか、自分がどうしたいのかを主張せずにはいられないと思ったティア。 アシュレイに本音を話そうと決めた矢先、魔族のことを聞きアシュレイは魔族退治に行ってしまう。 そして、命にかかわる大きな怪我をして。 …
以前、新書で書かれていたお話の文庫版。 といっても、ただの新装版ではなく全編書き直しで新たなエピソードは挿絵も入ってのリニューアル版。 『無限抱擁(上)』 ティア×アシュレイ 幼い頃、一緒に塾で学んだティアとアシュレイ。 その頃から幼い感情ながらに互いは特別な存在だと感じていた。 けれど、元服以来ティアの態度は硬化して・・・。 立場というか身分の差というか、そういうもの故…
川原つばさ 禾田みちる
むつこ
ここのところ、シリーズものに手を出しては「げっ、まだ続いてる!しかも最後の巻が出てからかなりの年月が経ってる…」という作品に出会ってしまうんですが、非常に悲しいw このシリーズも、あまりにもいいところで終わってるので、待ちくたびれてハゲそうな予感が…2004年かァ…続き、出ますよね?出ると言ってください(涙) ちなみに既刊本を順番に並べると、『泣かせてみたい1~6』『ブラザー・チャージ』『キャンデ…
『泣かせてみたい1~6』の続きです。 ずっと一人称だったシリーズなんですが、この本から三人称になり、ありとあらゆる登場人物の角度から、物語が語られるようになりました。 深みが増して、面白さが激増してました。 『泣かせてみたい』の一巻を読んだときは、「こんなもんかー」ってビミョーに思っちゃってたんですが、ここにきて、このシリーズが大人気だった理由が分かりました。 めっちゃ面白いです。 慎吾の成長に…
五巻のレビューでもまったく同じことを書いたんですが、もう一度書きます!巻を重ねるたびに面白くなるシリーズです。 一巻より二巻、二巻より三巻、三巻より四巻、四巻より五巻、そして五巻より六巻。 この六巻でいったん区切りとなって、このシリーズは『ブラザー・チャージ』『キャンディ・フェイク』と続いていくんですが、そこでさらに面白くなります。 この巻で主人公の慎吾には、悲惨な事件がふりかかる。のちのちに伏…
この巻で、「あー、ハマったなァ」と思いました。 尻上がりに面白くなっていくこのシリーズ、すっかりファンです。 最初のほうの巻でビミョーにイライラさせられた主人公のガキっぽさ、どっちなんだろうなと思ってたんだけど、作者の計算の範疇にあったことを確信しました。や、BLにはたまに、『そのまんま』っていう作品もあるもんで、疑ってたんですよ。スイマセン。 刑務所に入った健と離ればなれになり、働いていたホテ…