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24/24(合計:240件)
華藤えれな 雪舟薫
M
社長令息であった柊一は、父の死後、使用人の冴木に会社を奪われた上、隷属することを強要されていた。身体を虐げられる日々に憎しみを募らせた柊一だったが、周囲の悪辣な罠から幾度も救われ、次第に冴木との関係を見直そうとしていく。 そして、冴木と対等になりたいと願う柊一は懸命に仕事に励むが、父の一周忌に渡された遺書がきっかけで、冴木と離れた方がいいのでは……と、柊一は考えはじめる。 そして、まずそ…
使用人の冴木に会社を奪われ、奴隷になることを強いられた美貌の社長令息・柊一。 母親譲りの艶麗な美貌を持つ彼は、冴木の逞しい体躯や優秀な頭脳に自尊心を傷つけられ、打ち解けることができず、屈辱的な日々を送っていたが、幾多の危機を命をかけて冴木に救われて、次第に柊一の冴木に対する気持ちに変化がおこり、冴木に歩み寄ろうとし始めていた。 ところが、柊一は冴木について何も知らない事に気付き、柊一は冴…
社長令息である倉橋柊一は、父の後継者として不相応な己の美貌と脆弱な躰を厭い、逞しい体躯と優秀な頭脳を持つ使用人の冴木に、長く自尊心を傷つけられていた。そして、そのコンプレックスから冴木とうまくむきあえず、二人はすれ違ったままだった。 父に認められたくて懸命な柊一だったが、大学卒業後、柊一の父が急逝し、使用人だったはずの冴木の手に会社も修一の住む家も、渡ることになった。 その上、困惑する柊…
十架
これは自分をBLへ舞い戻らせた作品です。 社長令息・柊一が15歳の誕生日に父が冴木という少年を引き取ってきたのが出会い。 柊一は何でも卒なくこなし、日々男らしくなっていく冴木にコンプレックスを抱いて、冷たい態度で接してしまうのですが、大学に二人が閉じ込められてしまった時に心を通い合わせていくシーンは幸せそのもの。けれど、父の会社に二人が就職した時に対立せざる負えない状況、冴木の秘めた野望を聞か…
義月粧子 雪舟薫
mimu
二人ともはじめはノーマルで、結婚もします。 受の三崎は情熱家とはほど遠いというか、恋愛に関して自分から求めたことは一度もなく、来るものは拒まずで、結婚したのも奥さんにプロポーズされたから。妻を愛してると感じることもなく友達みたいにして過ごしてきたわけですが、その奥さんが亡くなって、彼女になにもしてあげられなかった自分・・・愛してると感じることのできなかった自分をとても悔やみます。 クールに見え…
これは埋もれてしまっている神作品なのではないでしょうか。 出会いは同じ部署から上司と部下の関係。けれど、お互いの能力を認め、尊敬し合う所は見ていて「良い関係だなぁ」と思う程です。でも即、恋愛関係へは発展せず、二人とも結婚し家庭を築く。そこまでに行くのも年月も経っていて、いつまでも恋愛にはもつれ込みません。 何処から始まるのかなぁと思ったら、上司の妻が亡くなるのです。 部屋で泣き崩れる上司を見…
樹生かなめ 雪舟薫
もこ
あらすじを読んだだけでも“おもしろそう”って思いません? だって、「ブタゴリラ」に「ファザコン」ですよ? BLは美男子が絡んでこそ!!なんて時代ですよ!? そんなご時勢に・・・ブタゴリラて(笑 正直ね、中身を読むまでは、ただの比喩表現なだけかと思っていたんですわ。だって、BLだよ? BなLなわけだよ!! だれも本当にブタなゴリラなんて思わないじゃない! しかも、どうみてもこのナヨナ…
夜光花 雪舟薫
櫻子
因習に囚われた島で母親を失くした北斗。 北斗自身も、自分に近しい人を次々と亡くすという不思議な因縁に囚われていた。 その因縁を解明するために訪れた島で出会った克哉は、何かを知っているようだったが。 というBLでは珍しい?神話絡みのファンタジー風味な小説です。 島に来てからある出来事によって記憶喪失になってしまった(一部分のみ)北斗が頼りなげで、守ってあげたくなるような雰囲気があります。…
剛しいら 雪舟薫
はる
主人公如月先生は小児精神科が専門でクリニックを開業しているお医者さまですが、クライアントのことを考え出したらすべてがそっちにいちゃってトリップしちゃいます。そのおかげで、生活能力はゼロ!掃除も調理も何もできない、しかも恋愛や性にかんしてもいたって淡泊! 最初の患者佐々木洸太に押しかけられ、彼のかいがいしさについこういう生活もいいかなと懐柔されてしまう如月先生! いいんかい、それで本当に!|ω・…
炎をみると記憶を失うという高校生が登場し、人の記憶力の不思議が語られています。( ゚Д゚) 記憶をなくしていた間になにかされているという不気味さはあるものの、それが親友の仕業であると高校生がうすうす感ずいているので不気味さもそれほどではないです。 今回は如月先生の心理分析は、佐々木に対してと自分の恋ゴコロに向かっているので、前回ほどのさえはないです。(´ヘ`;) しかしながら、心理分析の妙…