雪舟薫さんのレビュー一覧

御曹司は恋に惑う 小説

遠野春日  雪舟薫 

好きだなあ

遠野さんは、個人的に崎谷さんと並んでかなり当たり外れの激しい作家さんです。

でもこのお話はすごく良かった。遠野さんお得意の、険悪な仲から始まる二人です。

少しばかり特殊な条件下で出会い、短期間ですが共に過ごしたことで最初は情が、そして次第に恋心へと変わっていく、王道なストーリー展開ですがその分安心して読めます。

文庫の書き下ろしは五年後の二人。相変わらず仲良しみたい安心しました。

一番好き…

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WILD WIND 小説

松岡なつき  雪舟薫 

体格差萌え~

見てください!この表紙!すばらしい体格差に読む前から悶えました。
そして本編。300ページ超えで結構なボリューム!それなのに読んでて全然飽きない。
面白くて夢中になって読み進めてしまいました。
春央の叔父である晋の「温泉を掘る」という突拍子もない提案から物語が展開していきます。
アメリカのプロの石油掘削会社のラフネックの面々がまた魅力的。
春央の依頼を受けて来日してきたときの空港での会話…

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エゴイスト・ハザード 小説

今泉まさ子  雪舟薫 

傲慢社長と有能秘書

傲慢な社長×有能な秘書です。
途中まですごく面白かったのに、だんだん不安になってきて、最後にきてガッカリ…でした。
し、しっぺ返しがないー!

とにかく秘書受けが、わがままで傲慢な社長攻めに振り回されるんですよ。
内心で罵倒しつつも、表明上はポーカーフェイスで完璧以上の仕事をこなす受け。でも、攻めからはねぎらいの言葉ひとつない。
さらに、とある事件をきっかけにして、無理やりベッドの相手までさせられ…

1

クラッシュ・アイス! 小説

水無月さらら  雪舟薫 

んーー

なんか、話のすべてについていけませんでした。

無感動で無気力で体温が低そうで、すべてのものごとに冷めてるけど、美貌でモテモテの主人公。
主人公の兄は暴走族のリーダーで、父親はホストで詐欺師。今は亡きこの二人はセックスしていた(兄は生きてるんですが)。
冒頭のこの説明だけでちょっと萎えそうになりました。
ありがちながら、怒涛のような中二キャラと中二設定で、ナンダカナァと。
でもまあ設定のみでメゲて…

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ありのままの君が好き 小説

樹生かなめ  雪舟薫 

BLでデブ受けってせいぜい180cm、100キロくらいだろー

と甘く見ていたら、まさかの2m超え、170キロw
恐れ入りました

ただ面白いんだけど、私にとって「萌え」じゃないんです!
どなたかが樹生さんの他作品のレビューで仰っていたのですが、「笑」ボタンを付けてほしいです

ところで営業部長急募の会社は危ないんですね
勉強になりました〆(._.)

2

愛がなくちゃね! 小説

高円寺葵子  雪舟薫 

思いの外ホラーでしたw

中途半端なんですよね、これはもっとコメディ色を強くして笑えるようにするか、若しくは先生にもっと感情移入できるようにして純愛路線にするかだと思います。
「僕を抱くのです」「クックックッ」とか、攻めとちょっと仲良くしただけの高校生を退学寸前まで追い込むとか、先生は一体どこへ向かってるんですか!

このイラストでは先生が「綺麗で優しげ」に見えないところもマイナスです。

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ありのままの君が好き 小説

樹生かなめ  雪舟薫 

是非読んでほしい!笑わせてくれます

外見はブタゴリラ、中身は純粋無垢な受様!

とにかく始終笑いながら読めます!

まさにありのままの君が好きといってくれる攻め様に

堕ちないわけないやろぉーです!
この本だけは読んでほしくてレビューしてみました!!

2

FLESH&BLOOD(2) 小説

松岡なつき  雪舟薫 

人前でも読めるBL

私事ですが、1ヶ月弱入院していた事があったのですがその時に持っていたのがこのFLESH&BLOODシリーズでした。
BL色が薄いし挿絵もパッと見、歴史ラノベ風なので他人に見られても大丈夫!!
って事で、もし長期入院される時のBLのお供にはFLESH&BLOODをおススメします。

16世紀にタイムスリップした高校生・カイトの物語。
もう読む手が止まりません!もっそいおもろ…

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FLESH&BLOOD(1) 小説

松岡なつき  雪舟薫 

いいからいいから読みなはれ!

もっそい面白いです、もう1巻を手に取ったら次に次にと読み続けてしまう事が請合いの面白さ!

友人と旅行中の高校生・カイトが16世紀の大航海時代にタイムスリップしてしまう。
異国人であり、タイムスリップしてきたなどと言えば狂人扱いされそうな立場でありながらカイトは、運の良さと持ち前の頭の回転の良さや機転をフルに生かして、この時代で何とか生き延びて行くのです。

カイトの保護者的存在であり彼…

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世界の果てで待っていて 小説

高遠琉加  雪舟薫 

切なくて愛おしい

一言、傑作です。

渋谷の街が舞台。
元刑事で今は一人で探偵事務所をかまえている黒澤〔攻〕の元を一人の少年が訪れたところから話は始まります。
そこから直ぐに少年の話には行かずに、次に元同僚だった刑事・雪人〔受〕が訪れてくる。
そして先刻の少年の依頼内容と、雪人の追っている事件とが一本の糸で繋がるんですなー、その辺のストーリーの持って行き方も上手いです、読ませます。

少年の双子の兄弟…

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