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小中大豆 石田惠美
カモミールおばさん
ネタバレ
2人の心がゆっくりと寄り添っていく物語。 宗教的なしきたりにより、母国蒼玉国から紅玉国へ嫁いできたシャウーリャが受。浅黒いアラビア系の人々が暮らす国々からたまに現れる真っ白な肌や髪をもつ神子として生を受け、それにふさわしくあるよう育てられた青年。 そして、無類の女好きで紅玉国第四王子のヴィハーンが攻。 女の子大好きな人が徐々に男に転がる…わけではないです。 ヴィハーンがシャウーリャに転…
はるのさくら
小中先生のお話に石田先生のイラストでおくる民族ファンタジー(・∀・) 堪能させて頂きました。 銀髪碧眼の子は“神の神子”であり、神聖な存在。 “白き花嫁”と称して、嫁いた国に富と安寧をもたらす。 受け様はそんな“白き花嫁”として育てられたシャウーリャ。 攻め様は嫁ぎ先の王子ヴィハーン。 女性と見れば口説き文句の一つも言うような女たらしで、シャウーリャのことも“髭の花嫁”…
fandesu
こういうお話、好きだわ! ドラマティックな事柄は『このお話の舞台の宗教に則ると、身体的特徴(銀髪碧眼)が神子として生まれた人は王族に嫁ぐことが決められている』というこのことだけなんですよ。 まあ『だけ』って言ってもかなり特殊なことなんですけれども。 シャウーリャはその神子。 自分のあり方に疑問を持たず、隣国の王子ヴィハーンに嫁ぎます。 ヴィハーンはシャウーリャにたいして紳士的な振る舞…
碧雲
小中先生は、心理描写が上手で、 二人の気持ちが傾いて近づいていく描写が凄く上手で面白い。 白い女神の生まれ変わり、「白き花嫁」の伝統。 たまに生まれる銀髪碧眼の子は、女神の生まれ変わりの神子として、男子であっても女子として育てられる風習がある地域。 でも白き花嫁を娶る風習に意味を感じない世代が増えつつある。 王族に生まれた白き花嫁・神子のシャウーリャは、隣国の王子と縁組が決まって…
越水いち 石田惠美
にやにやと、とっても楽しめるラブコメでした(^∇^)ノ♪ 受け様はゲイであり、書店勤務の山口。 攻め様はオッパイ大好き会社員の江見。 クレーム対応してくれた山口を一目見た瞬間、江見の脳内で盛大なロマンスの鐘が鳴り響く。 異性愛者である自分が男に一目惚れなんて、本当か!? どーすればいいんだ、とテンパった江見は、ヨウと名乗ってゲイサイトで相談することに。 ヨウの恋愛相談相手に…
茶々丸53
小中先生の新作読んでこちらも再読、オメガバースで小中大豆先生×石田惠美先生のコンビ。 朱璃は恵まれた生まれだけど、初恋に破れ遠国のアータシュに嫁ぐ事に。嫁ぐ道中は命懸け、王やその近習には温かく迎えられるものの、大臣達からは疎まれ、王の元恋人と比べられ辛い。何より運命の番と言いつつ番にしてくれないアータシュの真意に悩むのが切ない。そんな中でもできる事を頑張る姿にいじらしい。陰謀に巻き込まれ砂漠に捨…
kurinn
本編終了後のヴィハーン視点のお話でした。 なのでヴィハーンが初めてシャウーリャの顔を見た時からの、彼の心の中の変化が書かれていて面白いです。 そして、領地でシャウーリャに約束していた「髭の花嫁」の噂を一蹴する為に、自分の宮殿で晩餐会を開いていました。 シャウーリャの美しさを見せて皆を一泡吹かせたいというヴィハーンの企みは、成功したようでご満悦なヴィハーンがとても可愛いです。 …
そりゃあ百戦錬磨のヴィハーンかしたら、シャウーリャの考えている事なんて一目瞭然だよねってお話でした。 しかし、やる事やってるのにいつまで経っても可愛いシャウーリャでした。 毎日毎日ヴィハーンを見てはドキドキムラムラする自分を変態じゃ無いかと悩むなんて、だったらヴィハーンなんてれっきとした変態になるだろうと思われます。www ヴィハーンがシャウーリャの魅力に抗えなくて思わず手を…
小中大豆先生の作品はどれも全然違うのに、そのどれもが面白いので頭の中がどうなってるのか拝見してみたいと思いました。 一つ前の作品の「さよなら、運命の人〈アルファ〉」も良かったけど、今回のこちらの作品も凄く好みでした。 初めてシャウーリャの顔を見た時から惹かれてたのに、ガチガチのノンケであるヴィハーンがなかなか自分自身を納得させられないんです。 こちらのお話の面白さは、そんなヴィハ…
水壬楓子 石田惠美
ふばば
なんか久々におよよ!となりましたよ… かな〜り面白かった。 元々2004年作品の新装版という事も知らず、他作品のスピンオフという事も知らずに手に取りましたが、グッと引き込まれました。 内容は中編2作+書き下ろし。 「ストレイ・リング」 設定はズバリ「不倫」。 主人公は大手商社人事部の藤近、30才。 同じ社内の出世頭の部長・右城(うじょう)とひょんなことからたまに会って飲むよう…