石田育絵さんのレビュー一覧

不器用な唇 小説

高岡ミズミ  石田育絵 

微妙~

帯『微かに触れ合う 蕩けるくちびる』

うーん、微妙でした……。
つまらなくはないんだけどちょこちょこ引っかかる部分があってそこがどうもねー、みたいな。

裕紀〔受〕のキャラ自体が先ずあんま好きじゃない、両親の離婚で名門私立高校に通っていたのに登校拒否、そして離婚後に父親と暮らしながら偏差値の低い高校へと転入。
確かに高校生にとって親の離婚はショックなのかもしれないけど、仕事人間の父親…

1

趣味の問題 コミック

石田育絵 

読みごたえはあるけれど・・・

えーと。
どこから、話せばいいものか、迷うのですが、読み始めは、何が何だか意味不明なところもあります。
だんだんわかってくるって感じでしょうか。
受け(30代離婚歴あり借金アリノ、元エリート)が、盗聴器を見つける会所の社員で、仕事先で、攻め(年下の17歳で両親を亡くして、退廃的になっていた、資産家の息子)を拾って、アルバイトをさせていたら、攻めに惚れられてしまって、襲われて、何となく許してし…

0

シンデレラを嗤え 小説

剛しいら  石田育絵 

ありえないんだけど……?

むなしく卑屈な日常を壊す勇気もなかった男が、道端の占い師の言葉を契機に、家庭も仕事も放り出して、自分探しを始める。
 かつての自分の選択と逆の選択をすることで、運命が変わり始め、男はどんどん魅力的に変わり始める……

 というような話。

 まぁ、これも結局のところは「ありえない」感じの話なんですが。
 なんというか、ファンタジーにぶっ飛びすぎてる訳じゃなくて、もうちょっと深いです。…

0

ずっとずっと。 コミック

石田育絵 

平凡すぎるカップル・・・

「水平線」の続きです。
スーパーの店員ものとでもいいましょうか。
攻めはスーパーをやめ、家業を継いで、受けはスーパーで出世して本社勤務になります。
服装などは古くさくてあたりまえですが、全体的な話の流れや、登場人物の発想が全体的に90年代臭いです。
そして、現在では受け入れられないほどもっさい攻めです。
BLがやおいと呼ばれていた時代の作品に出てくる攻めって、もさかったり、ちゃらんぽらん…

0

相棒 小説

剛しいら  石田育絵 

もう少し余裕があっても……

 新人刑事・天羽は、新設されたばかりの警察署に赴任する。
 そこには以前から秘かに憧れていた川崎がいて、天羽はその川崎とコンビを組むことになった。
 コンビを組むようになってから、謎の多い川崎の行動に戸惑う一方で、天羽は強烈な個性を持つ川崎に強く惹かれ始めていた。
 そんな最中、少年ばかりを狙った殺人事件が起きた。
 初めての大きな事件に戸惑う天羽を、川崎は優しく支える。
 けれど、順調…

1

RUTILE souvenir EMSEMBLE グッズ

ボリュームたっぷり

2009年版のルチル本。
ルチルの全員サービス本は、いつも顔ぶれが豪華、って言うか、好きな作家さんばかり。
この本も、とにかくボリュームたっぷり。
20作品、本文3段組で154P.
エンボス加工の表紙といい、間違いなく素敵です。
先日届いた2010年度版はもっとパワーアップしていたし、今年も申し込むの忘れないようにしなきゃ。

で、私の一押し
崎谷はるひ「ブレミッシュ」。
「やす…

1

執事は夜を纏う コミック

石田育絵 

『執事は主人に跪く』の続きではなかった!

・・・のが大変残念でしたが前作より面白かったし、こちらの方がお話がより好みでした。大変美味しかったです。
組を解散し調査会社の所長に納まっていた元ヤクザ、現・雇われ執事と、会社を経営している育ちの良いお坊ちゃん、蔭では『梅の枯れ木』とあだ名される社長の恋物語。
城之内が執事として訓練を受けたのは『ユキ・バトラースクール』前作の主人公達が作った執事養成スクールです。しかし残念ながら雪彦しか出てお…

0

執事は夜を纏う コミック

石田育絵 

元ヤクザ執事攻~

夏水りつさんが推薦帯コピー(イラスト入り)書いてらっしゃいました。

前作の結城と、執事雪彦との続編かー!と思ってたら全く違いました。
メインの話は別カップルで、彼等の出番はちらっとしかありませんので、彼等カップル目当てだとありゃってなっちゃうかも。
前作は読んでなくてもこの作品単作で読める話になってます。

元ヤクザで今は執事業の城之内[攻]はバトラースクールから、社長宅塚原[受]の…

0

溺れるまなざし 小説

高岡ミズミ  石田育絵 

いかにも攻様!

帯『その瞳の熱から、逃げられない。』

攻の鷹柄は己に自信があり仕事も出来るまさに攻様ってタイプの男。
才能はありながらも自信の無さと慎重過ぎる性格からカメラマンのアシスタントを4年続けていて、一人前のカメラマンになりたいというジレンマに陥っている時生[受]を、兄の友人であり制作プロダクションのやり手社長鷹柄[攻]がその才能と時生本人を気に入り、秘めていた彼の才能を引き出して表舞台への手引き…

1

シンデレラを嗤え 小説

剛しいら  石田育絵 

オッサンの自分探し

三十路のオッサンが妻子を捨て会社をやめて自分探しをする話です。
再就職した先の若社長さんと結ばれる。
三十路でリセットして再スタートさせた人生は順風満帆です。仕事も恋もトントン拍子に上手くいく。
まあ、そんな上手くいくわけねぇぞ、などと思ったりもしましたが。

ストーリー的に私の地雷かも…と思いながら読み進めていったのですが(妻子を捨てる男って、基本的には好かんので…)、想像してたよりは面白かった…

0
PAGE TOP