石原理さんのレビュー一覧

落花流水 小説

凪良ゆう  石原理 

脇役が主役を食いすぎですw

今、自分的に熱い作家・凪良ゆうさんの新作は
シリアスモノ。挿絵が石原理さん。

夏生のことが好きで一也は、どこまでもどこまでも堕ちていくお話。
攻めがとにかく健気です。
どチンピラだけどピュア・・・
もう読んでいて次の展開がわかるというか
「あー!だめっ!!!たぶんこうなるっ!!!」と言った感じで
どんどん裏社会に飲み込まれていってしまう一也。
ほんとに馬鹿。
こんな風にしか愛…

9

You might say yes. 小説

七地寧  石原理 

人が多すぎてちょっと混乱

FBIと公認会計士の二つの顔を持つ淳はマフィアの金の動きを掴むため、マダック&オニール事務所で働いている。
そんな時仕事を通じて出逢ったシチリアンマフィアの若きボス、ジュニアに興味を持たれ強姦された上に軟禁されてしまった。
しかし、次第にジュニアの強引な執着の理由が彼の孤独な過去にあると気づき始め……

七地さんの作品が慣れるまで大変なのはいつものことですが、今回は話に入り込む前に一冊読み…

1

黒羽と鵙目 8 小説

花郎藤子  石原理 

密かに待ってました

ノベルス版で読んできたので
文庫の版になってしまって実はちょっと残念。
本棚に並べたときの景観が損なわれます(泣)
しかし、多分文庫のほうが少しプライスダウンのはず。

文庫の刊行が始まった当初から収録はノベルスと同じ?
書き下ろしはあるの?(あったの?)
8巻はノベルスの7の続きと思ってOKなの?
等、色々疑問に思ってましたが、7の続きでOKのようです。
文庫に書き下ろし等はな…

2

やさしい傷跡 小説

崎谷はるひ  石原理 

かなり青くさいテーマではありましたが・・・やさしいおとぎ話でした。

崎谷はるひさんの初期作品です。
挿絵を描かれているのが石原理さんなんですよ。
それだけですごく印象が違って新鮮でした。

志朗・中古車ショップ店員(19)
宙彦・童話作家(27)

というCP

関西弁をしゃべる19歳の青年志朗が故郷を離れて東京へ逃げてきた傷跡
家族を事故で失って大きな屋敷に独りで住む美貌の童話作家の傷跡

タイトルの『やさしい傷跡』というのがじつにしっく…

1

天使のため息 セカンド・メッセンジャー1 小説

月夜野亮  石原理 

サスペンス刑事物

刑事物です。
最初っから台詞が多くて、おまけにチームの皆がよく話すもんだから誰が何を言ってるのかよく分かりません。
とりあえず一度流し読みして、チームのメンバーをはっきり把握してから再度読んでみましたが、結構面白かったです。
作者の月夜野さんもあとがきで書かれてますが、あまり色気のある展開にはなってません(というかほとんど無いです・・・)
しかし、サスペンス刑事物(映画でいえば羊たちの沈黙…

0

Silverlining - You might say yes. 小説

七地寧  石原理 

クールな主従関係

You might say yes.の本編シリーズにちらっと出てきたクサヴァー×瑶一カップルの出会い編で、スピンオフ作品になります。
本編未読でも楽しめるタイプですが、両方読んだ方がより楽しめると思います。
裏組織系なので人道的に残虐な描写があるので、苦手な方はご注意。

借金の形に攻めのモノになるって言うそこから想像出来るものとは、全く想像外の話です。
初めに関係を持つ年齢は、攻め12…

2

最悪 小説

ひちわゆか  石原理 

最悪だけど最高のコンビ

丁々発止なやり取りがとても楽しく、キャラ良しテンポ良しストーリー良しの、個人的にはひちわさんの中で3本の指に入るお気に入り本です。

傲岸不遜を絵に描いたような「最悪」な男・有堂×堅物なクールビューティー・英彦の、言ってしまえば数年越しの派手な痴話喧嘩。笑
しかしこれ、ただの痴話喧嘩じゃない。
どうしようもない「男のプライド」が立ちはだかる、これぞ男同士ならではの痴話喧嘩!

男とし…

5

鬼流島カノン 小説

三岐ともき  石原理 

殺人者たちの島

おー、これは掘り出し物!
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)小説としての全体評価は萌萌ですが、気合いが感じられる作品なのでMAX萌を捧げます。

挿し絵担当の石原さんに是非とも漫画化してほしいような、男くさくて人間くさい作者の情熱迸るストーリー。
技術的にはまだまだ荒削りな印象だけど、読み物に一番大事な「芯」をしっかり持った、原石そのもののような作品でした。

殺人を犯した者は、隔離…

1

青い鳥―眠る探偵〈4〉 小説

榎田尤利  石原理 

そして、青い鳥

シリーズ最終巻です。

ネタバレでも、もういいや、

槙は、ちゃんと死ねたようです。
青い鳥に会う夢を見て、
ちゃんと死ねたようです。

あんな槙でしたが、
これがハッピーエンドなんだよね。

ココへ行き着くまでの展開は、ミステリーなので書けませんけど。

1

傀儡の巫女―眠る探偵〈3〉 小説

榎田尤利  石原理 

今度はこっちから来たのか

シリーズ3巻目。
毎回、いったいどこから槙が迫ってくるのか、非常にドキドキする展開です。
そして、第2巻の埋め合わせをするように、性愛シーンが入っていますが、、、

槙の手が、ついに笑子にまで伸び、真音は笑子を取り戻すために槙に会いに来ます。
そして、槙の要求は、、

石原さんのイラストは硬質で、このシリーズのサイコな雰囲気にぴったり。
今回、笑子とその同級生が関わるお話なので、挿…

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