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石原理
茶鬼
1巻はほんの前振りだったというべき、怒涛の展開の2巻。 ファッションショーで矢内を同伴の元、カミングアウトするはずだったデザイナーのユーリを振って、駆けつけたのは怪我をした湯名の元。 その優しさに心打たれ、また大きな教会内行事も湯名不在でも立派にやりとげたことで、矢内に対する信頼を増す湯名。 そこへ、湯名のファーストファーザーである陽光が湯名をカソリックへ招へいする為に訪れるが、彼は奇跡を起…
フェロモンだだ漏れな萌え教会もの♪ 何やらワケアリそうな牧師がつるんで、もうそれだけでも萌えシチュです! 牧師の矢内は16の時人を刺したという話を、ここだけと言いながら、その色気もあって、信者をバカスカ獲得している素行不良だけど優秀な(?)牧師。 ピアノのレッスンといいつつ、いたいけな男子もたぶらかさんばかりで、新しく来た青年にもその手で堕とそうとすると、彼は長老会から監視でやってきた湯…
剛しいら 石原理
ヒオリク
ネタバレ
はじめて読んだ時は衝撃的でした!! ドーベルマンを飼っている男が若いボクサーを監禁するお話です。 何がすごいのかとにかく話に引き込まれる引力が違います!! このお話でしいらさんの真髄を見た気がします。ベテランと呼ばれる人はやっぱり違うな~と納得。 男は寂しさと狂気的なまでの愛で主人公・徹を監禁します。徹は、純粋で曇りのない心を持ちただ全身で男を受け入れていく。 徹の透明感のある心…
佐々木禎子 石原理
むつこ
バイクじゃなくて車ですが、そういう不良少年同士の恋のお話です。冒頭いきなり車を窃盗しちゃってます。 あと、売春しつつ大麻を育ててる少女が親友だったり、家のガラスを破壊して逃げたり…、そういうのが苦手な方はご注意ください。 ひりつくような焦燥感を抱えた不良少年ふたりです。なんか、時代を感じる不良っぷりでしたw 全体的に詩的な文体で、最近の佐々木禎子さんとはぜんぜん違う作風でした。10年以上前の作品…
火崎勇 石原理
satoki
カッコイイ攻にカワイイ受とかではなく男×男というか牡×牡を目指したんだろうなっていう方向性はわからなく もないんですが…… ゲイでもなんでもないのに、スポーツクラブで見かけた超いい身体の兄ちゃんに一目惚れってどうなんだろうなあと思ってしまった。 男同士の恋の駆け引き……以前にその恋はどこから始まったの?? 入り口からけつまづいたせいで、お話に入り込むことが出来ず。 急激に惹かれ合…
凪良ゆう 石原理
伊吹亜弓
このお話は、一也が好きな人を助けたいが為に間違った道を歩んでしまう…というものでした。一人の人間を守りたいが為に、ヤクザに魂を売るかのような行為を繰り返し繰り返し…、正直、夏生のなにがそこまで彼を引き寄せたのか…というのは、謎のままかなと思います。 彼は昔の思い出に引きずられているだけかも知れない。そしてそれが再会後のセックスで加熱し、溺れただけかも知れない。ただ解るのは、一也は高校生の夏に自分…
この作品を読み終わって「これは前振り話なのか?」と思いました。 まるで、まだメインディッシュが出てくる前の前菜のような。 主人公カプに関係するヤクザの九条の過去の男をちらつかせて、主役を絡ませることで次へ持って行く。 『葉書』でそれは明らかになり、やはりこれは九条の物語を展開するためのプロローグだったんだと納得しました。 主役カプのほうの話としては、 攻めの一也は高校を中退して、流さ…
ゆうな
「あまあま」な方の甘いではなく、人生はそうそう甘いものではないと思います せっかく、リアルタッチでこういう話を書くのならば そういうラストはありえないと思うのですが 結局、自分で努力することもなにもなく 周りがすべて解決してくれているだけの簡単なヤクザ 昔と同じ事を繰り返し、それでも今度はうまくいくという あまりに甘い人生でございまして、唖然としました 読みながら嫌悪感まで感じてしま…
かにゃこ
今、自分的に熱い作家・凪良ゆうさんの新作は シリアスモノ。挿絵が石原理さん。 夏生のことが好きで一也は、どこまでもどこまでも堕ちていくお話。 攻めがとにかく健気です。 どチンピラだけどピュア・・・ もう読んでいて次の展開がわかるというか 「あー!だめっ!!!たぶんこうなるっ!!!」と言った感じで どんどん裏社会に飲み込まれていってしまう一也。 ほんとに馬鹿。 こんな風にしか愛…
七地寧 石原理
FBIと公認会計士の二つの顔を持つ淳はマフィアの金の動きを掴むため、マダック&オニール事務所で働いている。 そんな時仕事を通じて出逢ったシチリアンマフィアの若きボス、ジュニアに興味を持たれ強姦された上に軟禁されてしまった。 しかし、次第にジュニアの強引な執着の理由が彼の孤独な過去にあると気づき始め…… 七地さんの作品が慣れるまで大変なのはいつものことですが、今回は話に入り込む前に一冊読み…