西野花さんのレビュー一覧

エンジェルヒート ~vacances~ 小説

西野花  DUO BRAND. 

まさしくvacancesな一冊。

基本、エロエロなだけってお話は、読んでいて飽きるのですけどね、
西野さんの作品は、なんかもうどっか筋が通っていて突き抜けてるから、
安心して読めるというか……

只々ひたすら七瀬が愛されていて、
でろでろに甘やかされていて
とろとろに可愛がられているお話。

今回は、副題にvacancesとなっているとおり、
三人の休暇中の話で、ハードな事件は起こらず。
結局最初から最後まで、…

0

禁断の感度 小説

西野花  秋久テオ 

お尻お大事に…

1ページ目から濡れ場という、さすが西野先生エロッエロです。
父親+異母兄弟+従兄弟という5Pですが、従兄弟は終盤のみだからほぼ4Pかな。

犯される訳なんだけど、拉致監禁とか調教とか痛々しいのはありません。
とにかく快楽のみを三冬(受け)に与えるんです。
特殊っぽいプレイは、尿道攻めと二輪挿しぐらい。
二輪挿しってお尻大丈夫なんだろうか…と、そういう描写を見る度心配になります(笑)

2

禁断の感度 小説

西野花  秋久テオ 

執着アンド禁忌アンドえろす

さて、今回は親子兄弟入り乱れての5Pですよみなさん。
受のお尻がユルユルになりそうな見事なハーレムなのであります(*´∀`*)ノシ

受の母親は父の愛人という立場にいた。
そんな母が亡くなり高校生だった受は実の父親に犯されてしまう。
心では拒否しても感じてしまった身体。
逃げ出してからも敏感になりすぎた身体を受は持て余していた。
それから数年。
偶然再開した兄に引きずられるようにし…

8

愛欲スイッチ 小説

西野花  陸裕千景子 

いちゃいちゃいちゃいちゃ…

エロエロが読みたくなったら西野先生。
その期待は裏切られませんでした。
表紙からして、入ってますか?てな感じですね。

前作「劣情スイッチ」の続編なんですが、くっついた後なのでまぁ〜〜やりまくり(笑)
史郎が出張ときたら案の定の電話エッチ。
バスに乗ればこっそりいたずら。
降りたら即ホテルでやって、目的地に着いてまたエッチ。
えっと…身体休めてますか?(笑)

目的地の同好の士…

2

カグツチ閨唄 小説

西野花  みずかねりょう 

カグツチとは何ぞや?

500年程前に、何かの薬を飲まされた寺小姓が淫らに変貌してしまい、周りの男達の情欲を掻き立てる存在となったのがカグツチのルーツとなる。
その寺小姓と交わった男達が運を掴み頭角を現して出世していった事から、その後のカグツチの血筋を受け継いだ者達は、出世を願う男達の情欲を満たし続けてきた。

そんなカグツチの生活や性欲を管理してきたのが、町の薬師であった古城家の者で、鶺鴒(セキレイ)という。

1

愛欲スイッチ 小説

西野花  陸裕千景子 

相も変わらずラブラブ!!

前作『劣情スイッチ』が序の口だと言わんばかりの濃厚さ!
この義兄弟ときたらいたるところで甘く交わってくれていますww
義兄が出張の間もお互い我慢しきれずテレセ、
帰って来たら玄関入ってすぐの廊下で、
夜行バス内では挿入に至らずも指でだいぶ可愛がってくれちゃってますし!
夜行バスを降りたら声も挿入も我慢した分をホテルで存分に味わい…。
目的地は白い洋館のようなレトロな建物で
数時間前に…

4

愛欲スイッチ 小説

西野花  陸裕千景子 

 

自慰動画なんて上げてる人そんなにいるんですね
一応刑法犯(猥褻物陳列罪)なんじゃないのかな? 多すぎて放置されてるのかな
兄弟感はちょっとしかなくて残念、年の差って感じでもないし
今巻はレズビアンカップルもメインで絡むので注意
プレイは、テレフォンセックス、イラスト付きで電動歯ブラシ!プレイなど各種

2

蝶々の爪痕 小説

西野花  香坂あきほ 

 

優秀な兄弟と比べられる苦悩が、
少女漫画的な「頑張り屋でかわいそうな天才少女の主人公に嫉妬するお嬢様ライバル」みたいな単純な図式になっちゃったのが残念
BLだからライバルお嬢様は当て馬でもあるし、
意地悪は靴に画びょうじゃなくてレ○プだけどねw

普通ソトでライバルより劣ってて自分の居場所がなくなっても、ウチに帰れば「2番でもいい」って言ってくれる親がいるけど
家庭=職場でそれもいない…

1

エンジェルヒート 小説

西野花   

こんな、愛し愛され方って、あるのね。知らなかった!

先に、このシリーズの既刊(「vacances」まで)を読破してからのレビューです。

元々BLって凄いよね、とは思っていたのですが、
いやはや、さすが西野さんです!
私は基本一対至上主義なのでが、それを覆されたのがこのシリーズでした。

二人を同等に愛するって、できるの?と思ってたんですが、
作中に描かれている七瀬の心情を追っていくと(全シリーズ通して)、
なんだか納得させられてし…

3

緋色の秘蜜 ~北の村の赤ずきん~ 小説

西野花  海老原由里 

赤ずきんちゃん気を付けて

おとぎ話の赤ずきんを下敷きと言うか、モチーフにしたエロティックBL。

元々エロティックな暗喩を感じやすいおとぎ話なので、もう少しネタ元になぞらえた部分がちょこちょこあっても良かったのでは?とも思いました。本作の中では、赤い外套を着ていることと、狼(途中までは犬と書かれてますが)が登場すること、そしてラストで「おばあさんのお耳はなぜ…」の問答にかけたセリフがあるくらいでしたので。

主人公…

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