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西田ヒガシ
ふばば
ネタバレ
私の大好きなリーマンもの。 自分で自分のセクハラ疑惑をメール告発するという トンデモ設定ではありますが、読み進めて行くと 恋の不条理感とでもいうようなモノが展開を埋め尽くして ゆく・・・・。 西田東先生ってホント凄い!
あやちゅけ
この作家さんは、なんだってこう読者を笑わすのが巧いんでしょうかね? もうセンスが素晴しい、天性のものとしか言い様が無いです。 正直に言います。 絵は萌えません。ヘタクソです。 でも、もうそこからして、笑いのツボなんです。 この絵だからこそ、ギャグも冴えるし、面白すぎるんです。 今回は短篇集でした。 【もろとも】 兄弟ものです。 (あとから血がつながってないことが判明す…
咲人
西田さんと言えばリーマン! 今作もやっぱりリーマン。 例え顔や髪型が初期から変わっていなくても、 初期からずっと読み続けている作家さんです。 なぜかフルコンプしている作家さんです。 多分この独特の、味のある画風や、 テンポや、案外良い話を描かれたりするところが好きなんだと思います。 昔の作品とか、ペーパーとか肩の力抜きすぎなヤツもありますが、 そんなヤっちまってる、 放し飼い的な…
雲絶間姫
西田東さんのデビュー作ですね。十数年ぶりに読む機会に恵まれて、当時の衝撃がよみがえってきました。 やっぱすごい。尋常ならざる才気がビリビリ伝わってくる感じ。20~30ページの短編ばかり8編なんですが、つまんないのがひとつもない。さすがに絵柄は今以上に不安定で、いかにも「あれこれ模索中です」って感じなんだけど、読んでるうちにそれも気にならなくなるくらい、1人1人のキャラの生身が息づいていま…
マツり0
初読は西田さんにしては色々詰め込みすぎて少しごちゃついてたなあと言う感想でした。もう少し簡潔にまとめられたのではと考えつつ風呂に入ってると、何やら気になってきてもう一度読みたくなり、結局翌日再読しました。こう言うのは映画でたまにありますが、小説や漫画では珍しい。再読してガッときました。萌えと言うよりはふらっと入ったミニシアターで当たり映画を観た後の感覚に近いです。(レビューでヨーロッパ映画のよう…
西田作品コンプリートへの道はこの作品から始まりました。 最初の数ページは受攻逆かと思ってたらビッチ受けとは。こう言うタイプの受けはそれほど好みじゃなかったはずなのに、見事にはまりました。(後々西田先生の作品を読むにつけ、この作者の漫画に関しては属性など空気だと知るのですが) 受の北原は下は緩いし、勤務する会社に対する忠誠心もほぼない、いろんな意味で欲望に忠実な男ですが、その実、ピュアな内面…
イサヲ
やっと読めた~。ちょっとこれまでにないタイプの話で新鮮且つ面白かった。 何とも思ってなかった同期の男が自分に好意を抱いていたと偶然知ってしまい、動揺する佐々木と一緒になって騙されてたなあ私も。 西田さんてほんとに心理描写がお上手で、も~~まいっちゃう。 ちょっとずつ進む二人にこっちまでドキドキしちゃいました。 もう一本のお兄ちゃんものはいつもの感じなんだけど、これまた仕掛けがあって、ペ…
yoshiaki
腐友さんのオススメで作家買い。数ある西田東さんの作品の中でこの作品を選んだのは、刑事ものだから。 好きなんです、刑事もの。 攻めはノンキャリの刑事(土田 表紙左)・受けは警察庁のキャリア官僚(雪村 表紙右)です。 警察組織のキャリア・ノンキャリ話というと、「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」が決めゼリフの、あの伝説のドラマがつい思い浮かんでしまうのですが、あのドラマ…
だらむし
フィリピンにて、男ふたりの逃避行物語。 田中みたいな人って、浅野さんのみならずおおよその人が惹かれるタイプだなと思うのです。いたずらっ子みたいな仕草、投げやりな態度、そのくせ不意に男らしくて勘が良く、手を引いて世を渡ってくれる。惹かれない理由がないくらいに、ずるいオトコです。 またこの田中って、巧い表現を思いつかないのですが金太郎飴的西田先生作画キャラクタのなかでもちゃんと『田中だ』という風合…
西田東作品では、たとえ女性キャラクターが本筋に絡んでも決して嫌味がなく、ストーリー上で必要不可欠な存在である。今回はそれをしみじみ感じた。 この『君が僕のすべて』もそうであって、むしろ居なければはじまりようがない。 男性と男性のラブストーリーを描くことが前提であり、読み手もそれを期待してページを捲る。西田先生はノンケを描くこともまことストレートでそして自然に成される。けれどもしごく滑らかにボー…