total review:299215today:20
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
21/43(合計:422件)
西田ヒガシ
M+M
ネタバレ
5作品の短編集と描き下ろしが収録されています。すべてリーマンものです。読後に見るとカバー下がちょっと切ない…。 「素晴らしい失恋」 内藤は恨みを買った女の兄にレイプされてしまいます。そのことをきっかけに部長への思いを自覚してしまい…。レイプした男なのに、なぜか憎めない役回りにしてしまうのが作者様の見事なところだと思います。内藤をふる部長、格好良かったです。 「オレの社長 僕の秘書」 …
短編や中篇が多い作者様なのですが、これは1冊丸ごと表題作です。 全5話に後日談「風呂のあるところに」が収録されています。 院長が脳梗塞で倒れたことから、院長の息子・堤(攻め)が研修医で働くことになります。堤は同じ病院に勤める内科医の中道(受け)が不倫していることを知っていて…。 1・2話は中道の目線で、院長が死ぬまでの二人の話。 3話は堤の目線で、落ち込む中道を慰めようとする話。 …
はるぽん
来日した某国の王子の警備を担当することになった警視庁SPの堅物受け。親日家のイケメンという触れ込みだった王子は、男を寝室に連れ込んだりするチャラい男だった。胡散臭い様子に、受けの中にこれは本当の王子なのかという疑惑が芽生えるが…。 デビュー以来買い続けている作家さんです。今回も面白かったのですが、強いて言えばくっつくときがやや唐突に思えました。もうちょっと一触即発というか、お互い意識して…
4話連載の表題作と、関連のない短編の2カップルの話が収録されています。 「恋と刑事」 ノンキャリ警部補×本庁キャリア警視。 重傷を負っても現場が好きなノンキャリと、そんな彼を見つめていたゲイであるキャリアとの恋模様です。 とにかく、バリバリ仕事人間の二人がカッコイイです!そのくせ、職場でエロいことするとか、もうたまらないです。 大怪我をした雪村(受け)に傍にいてくれと頼まれたのに、ご…
snowblack
西田さんの描く男たちの、なんとも愛おしい感じが好き。 今回のカラフルな表紙の本は、二つの話足す『天国と地獄』のSS。 シリアスなんだけれど、センスのいい笑いが混ざり ちゃんと充実感があって、キャラに愛着が湧き、 短編と言っていい長さの話にも関わらず ここで終わっても続きを読んでも満足という感じは、 西田さんならではの世界だろう。 ◇◆ ◇◆ 表題…
弥七
初めから順に読んで行くわけですが、まず「フェイス」を読みながら、なにこれ面白い! ってなって、読み終わりたくないと思ったのですが、ちょうど1冊の半分くらいで終了。もっとこのお話読みたかったなーと余韻に浸りつつ、こんなに面白かったのに次のが面白くなかったら嫌だなって「愛はない」を読んだわけです。 が、「フェイス」を上回る面白さでした。リバでした! リバ好き、年の差好き、としてはたまらなかったで…
Krovopizza
収録作二つとも雑誌で既読ですが、改めて読むと、どちらも男臭い世界観が本当に素敵。 既刊「天国も地獄も」の描き下ろし番外編も、思わぬサプライズで嬉しかったです。 ■「フェイス 」前編・後編 /「それは秘密にしておきたい」 来日した某国王子(攻め)を警備する桜田(受け)。奔放で男好きな王子の護衛に手を焼くが…… 目の前の男は本当に王子なのか、疑いつつも攻めに惹かれていく桜田が男前可愛い…
らりたん
西田さん作品は読みはじめたばかりで、これの他に「見つめていたい」「きっと恋に違いない」の三作品のみ。 今のところの感触。 …すごくいい!!大好きな作家さんになるに違いない。 吉田あきみ先生の匂いがする〜と思ったけど、一巻の舞台が外国でマフィアとか絡んでるからかな。いやそれだけじゃなくて、何かBLだけど「萌え」とか「耽美」って言葉がフィットしないかんじがあるから?BL読者の萌えの大半は、年…
AshNY
最近西田東さんにはまって、今回も作者買い。 表紙からはあんまり好みじゃないかなと思いましたが、 面白かったー!! 恋ってどこから始まるか解らないですね。 2つのお話が入ってます。 1つ目は勘違いから恋が始まってしまう リーマン2人の話。 モノローグのように、 「なんでだ?…いやいやそんなはずは…でもやっぱり…」 と心の声?から始まるのですが、 それが本当面白い。 可愛い。…
ウェンディ
再読、レビューします。 西田先生のお話に登場する、味がある渋いオヤジやリーマンが好きです。 ストーリーもドラマチックなお話、独特の世界観のあるギャグなど、バラエティに富んでいて素敵な作品が多いです。その中でも、こちらの短編集は、お気に入りでよく読みます。オススメです。 短編集の中で、特に面白いと思ったのは「SET~」です。 あらすじは、今まで自分が社長の息子である事を理由に、手島を…