西田ヒガシさんのレビュー一覧

ドント・クライ・マイ・ベイビー コミック

西田ヒガシ 

泣かないで愛しい人

訳したらこんな感じでしょうか。表題作がとにかくいい!大企業のエリート課長らしき受けの藤田と藤田の会社のビルの清掃会社兼アマチュアフォーク歌手もやってる攻めの真人の恋。

強がりで大人ぶっている藤田の本質的な可愛さを見抜いている攻めの真人は本当にいい奴。藤田さんは絶対に心優しい彼氏をもう離したらいけないと思う。真人も一度はミュージシャンとしてメジャーにならなきゃと焦っていたけど、藤田がそんなこと…

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ラブストーリー コミック

西田ヒガシ 

どんな設定でもブレない

西田さんには珍しく、中世ヨーロッパ風の設定。たまに短編でもそれっぽいのがあるけど、長編では今の所これだけじゃないだろうか。腐女子好みのドラ◯エみたいな感じもする。竜は出てこないけど愛の冒険はあります。

でも登場するのは西田ファンにとってはお馴染みの素敵なキャラクター達。ツンデレのイケメン巡礼者、荒っぽいけど心優しい大型犬みたいな農民出身の騎士。めっちゃ渋くて仕事のできる部長…じゃなくて司教様…

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見つめていたい コミック

西田ヒガシ 

等身大のオヤジ

この表紙すごいですよね。毎朝通勤電車に乗ってそうな普通のおじさん。青年誌モーニングの漫画みたいですが、これがBLの王子様的存在である攻めのワンショットなんですよ?

しかし中身を読むとちゃんと泣ける切ないBLになっている。表紙のおじさんも不倫ではあるんですが、職場での立場とか子供の養育とか年相応に色々悩みながらも自分を愛してくれる若い青年との真剣な恋に夢中なのです。

BLとはいえリアルな…

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麗人フェア記念小冊子 麗人festa 2013 グッズ

数年前の本ですが

幸運にも手に入れることができたので感想書かせていただきます。

西田ヒガシさんの「天国も地獄も」が好きすぎてどうしてもこれが読みたかったのです。内容は本編の10年くらい前、多分20代前半の若い城田先生と刑務所に入っていてレアな短髪の姫ちゃんです。姫ちゃんの頬には既にトレードマーク?の傷があります。

すぐ下のレビューの江名さんが簡潔にあらすじを書いてくださってるので内容はその通りなんですが…

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君が僕のすべて(2) コミック

西田ヒガシ 

ツヨシーヌ

愛さずにはいられない。1巻のラフな可愛い絵のおまけマンガだったツヨシーヌが普段の男前な方の絵で見られます。最大の見どころの1つだと私は思います。

初登場時は、攻めの鍋島を睨みながら車から地面に唾を吐いて攻撃的な態度の剛史。最悪な出会いのシーンです。それが最後はツヨシーヌ姫ですからね。西田さんは天才か!と思います。

ロマンチストでヘタレな攻めの鍋島と、強気で現実的な性格で、結婚し家族を作…

4

恋と刑事 コミック

西田ヒガシ 

これもまた大好物

ノンキャリ刑事×本庁キャリア警視ものです。大好きジャンルを西田さんの漫画で読めるとはなんという贅沢!しかも受けはクール美人の健気受けで大好きなタイプ。メガネだし。

元々ノンケ×ゲイでもあるので、受けの健気さが可愛い。好きな所は1週間張り込みで汚れてる攻めを受けがお風呂で洗ってあげる所。犬か!(笑)最初「お前動物臭いぞ」とか言ってたのに攻めがすぐ仕事に行ってしまうとその臭い匂いのシーツで寝て攻…

2

ディヴィジョン コミック

西田ヒガシ 

オヤジのカウントダウン

これも大好きな作品です。ロードムービー風。攻めの田中の悪い魅力に受けの浅野だけでなく、読者も振り回されます。中盤での田中のカウントダウン。本当に素敵なシーン。何であんなすごいものが描けるんだろう。受けの浅野が完全に田中に落ちてしまう瞬間です。海にも落ちるけど。

西田ヒガシさんってセリフ回しもモノローグも本当にいいんです。あのセンスがすごい。物語の中でキャラも私達もときめかせてくれます。あと男…

5

フェイス コミック

西田ヒガシ 

読み終わってしまうのがもったいない

珠玉の作品集。中編2作と超短編1作です。どれも甲乙つけ難いくらい良いので全部感想書きます。いい男びっしり6人出て来ます。受けも攻めも両方男前なので。

表題作「フェイス」
ある国の王子×警察SPの話。受けの桜田は設定もビジュアルも私の好みどストライクです。堅物で冗談も通じないような奴だけど仕事では有能な人。攻めはチャラくて遊び人風だけど桜田は彼のある秘密に気づいてしまって…という話。ホテルで…

2

影あるところに コミック

西田ヒガシ 

その気持ちはわかる

私がびびったのは皆様のレビュー内容です。「あの世に持っていきたい」だの「お墓に持っていきたい」「棺に入れてほしい」「BL作品で一番好き」などなど。愛され方が半端ない作品だと思いました。

読んで納得です。これは名作。宝物にしたくなる。BLの枠を超えて普通の作品として素晴らしいと思う。タイトルの付け方、ラストの終わり方まで完璧です。中盤で攻めが受けを元気づけるシーンは受けと一緒に号泣。受けが暗い…

4

肉食の部下 コミック

西田ヒガシ 

上司と部下の攻防戦

外資系の会社を覗き見た感じです。ギラギラで同僚でもしのぎ合ってるんですね。

営業マン時田が超肉食で使えるものは体でも使う。営業トップでお仕事描写も良かったです。

上司の香山は親の孫攻勢の為に婚活を続けるゲイ。連敗中。

時田は香山を仕事の邪魔さえしなければ上司なんて誰でもいいと思ってたけど、意外と上司らしさを垣間見て興味がわきます。

二人の恋の攻防戦も読みごたえがありました。…

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