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雀影
ネタバレ
東堂がオペラのマクベスを観に行ってきたことに端を発した、日本の英語教育、そして、自分が祖父に受けた教育、更に父との思い出についての会話。 色っぽいシーンは全くないし、東堂は英語とシェイクスピアについてイラついているし、それ故、二人の会話は非常に硬くて理屈っぽいしで、これのどこがBLなのかという疑問は、全くもって否めないわけではあるが、まあ、本編もこんな調子の会話が続いてるし、これはこれでいいのか…
菅野彰 こいでみえこ
菅野先生原作のミステリーサスペンス? この上巻だけだと,主要なキャラクター3人の間に、それぞれの何かの感情の動きはあるものの、まだまだ全然ラブが展開するところまでは行きついていないし、そもそもいったい謎が何か、政治がらみのミステリー的な物なのか、ヤクザ物なのか、あるいはまったくファンタジー的な方向に進むのかすらあんまりわからなかったし、BL的な萌を評価するのには、まだちょっと材料不足な感じでちょ…
はるのさくら
好きな雑誌の20th記念冊子。 コミコミスタジオ様でディアプラス文庫3冊購入で頂ける、ということで、予約開始の日にぽちっとさせて頂きました。 11人の作家さんが5,6ページ程度のショートストーリーを書かれていました。 だいたい既読の本の番外編だったので、楽しく読むことができました。 まずは安西リカ先生の「バースデー」のその後のお話「愛を注ぐ」。 滝本と百合原が「三希」と…
M+M
4コマじゃない1ページ漫画になっています。 Episode2に出てきた晴生、芽生(妹)、真美(妹の娘)で動物園に行ったときの話です。 「遠くに行っちゃダメだぞ」と晴生に見送られた真美。たたたと走っていたところ、ベンチに座っていた男性の背中にぶつかって転んでしまいます。「大丈夫?」と振り向いた顔を見て、戻ってから「トラさんがお外に出てお絵かきしてたよ」と晴生と芽生に報告するという内容でし…
4コマじゃない1ページ漫画になっています。 A6サイズのモノクロなので、セリフの文字はちょっと小さめなのですが、それに対して宝生社長の心の中のセリフがかなり大きいサイズで笑いました。 如月を食事に誘うも、毎度のことながら冷たくあしらわれる宝生社長。如月が去った後で、あの無慈悲な顔もたまらない…!とソファーに突っ伏する宝生に、虎一と如月は「ヘンタイだ」と引き、宝生は「失礼じゃない?」と言う内…
菅野彰 麻々原絵里依
marilyn
今回、作者さんが呟かれてましたが、同時収録の掌編『色悪作家と校正者の明暗と吾輩は猫である』とSSペーパーで『吾輩は猫である』のネタバレをしてますので、気になる方は先に読まれた方がいいです~。 ラストがわかっても気にならなければ問題ないです! 私は特に正祐のおぼこさがが可愛くて大好きなのですが、今回、更に正祐が可愛くて可愛くてなりませんでした。 初めて恋をした初々しい感情や行動が本当に可愛…
子供の頃からの読書好きさんには特に楽しめるシリーズだと思います。 BLではあるのですが、ここで登場人物たちの言葉で語られる本たちについては、知ってたら自分の体験や感想と比べたり、知らなくても興味を持ってまた新たな扉が開かれる・・・な感じでも楽しめます。 今回は新人類(古い・・・)の宙人くんが、二人の当て馬的な感じで登場します。 この宙人くん、結構私は好きなタイプです。 案外素直で可愛い…
ちょこみん
帯文は「どっちがいい!?殺されるのと 犯されるのと!」です。 何やら物騒な文言ですね。 発売当時に読まなかったのは、この帯文がついていたからだと気づきました。 ちょっと長めの小説が読みたくて、2018年冬時点でシリーズ3冊目まで刊行されているので挑戦しました。 タイトルは「色悪作家と校正者の〇〇」で統一されていて、この「不貞」が1巻目です。 続巻は「貞節」「純潔」ですが、1冊でもキリのい…
シルバームーン
菅野先生の作品は初めましてです。 設定は面白いし、何よりもプロローグが気に入りました。まさか小説上の登場人物の話しとは。。 ちらほらと文学作品情報が出てくるのも面白く勉強にもなりました。 私には相性が良かったようで、読みやすい文章でした。 ただ、BL的にはあんまり。。 正祐視点だから仕方ないとはいえ、大吾が無責任に手を出した風に見えました。 なんだかずっと、正祐が憐れでした。二人の…
あーちゃん2016
本編で一度お食事会をなさった(いやいやかも)大吾、正祐、宙人、篠田の4人。 何の因果かもっかいやる羽目になった時のお話です。4人まとめてめんどくさい方々(爆)。 前の食事会の時に話題になった夏目漱石の「吾輩は猫である」の結末部分。ビールを注文したが故に思い出してしまって、猫に思い入れのある宙人と正祐が涙ぐんでしまい、篠田も地面にめり込む勢いなんですよ。ああ、めんどくさいw この部分だけはし…