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15/31(合計:309件)
菅野彰 麻々原絵里依
あーちゃん2016
ネタバレ
大好きな「色悪作家と校正者」シリーズ4作目。これは単品で読むのは勿体ないと思いますので、よろしければ1作目からどうぞ。キャラ達がすごく好きですが、森鴎外とか幸田露伴などの各種文学談義部分はちょっと苦手(先生すいません・・・)なので萌2にしました。今回は攻めの元カノや受け母やら評論家等が攻めをコテンパンにやっつけていて、少し攻めが可哀想に思えたお話、「雑誌掲載された本編150Pほど+その続き60P超…
コモさすけ
うーわー、めっちゃくちゃ回りくどくて持って回った言い回しの文章だなこりゃ。 冒頭は特に誤読させる為に狙ってるのが分かりすぎてちょっと鼻につくなあ。 だけどこれを良しとする層が一定数いるのは知っているぞ。 そして年代でもこれを面白がれる時期があるのを知っているぞ! …残念ながらそれはもう過ぎてしまった…。もうちょい若いころに読んだ方が面白がれたな。 今は素直な文章が好きだよ、どっちかと…
菅野彰 田丸マミタ
さぼ
電子書籍で購入。 挿し絵あり、あとがきあり。 ずんと心にくる読後感です。 いろいろと考えさせられます。 愛には、いろいろなカタチがある。 その違いを考えさせられました。 こんな目に見えないあやふやなものを 無理なく読者に見せることのできる作者の筆力に、 毎度のことながら、脱帽です。 だから、この作家様の作品を買うのをやめられません。 結局、大地の受けの優への愛は、自…
fandesu
文学のために生きている作家と、その作家に出会うまでは文学の中でしか生きてこなかった校正者のシリーズ、三作目です。 相変わらず、大吾と出会ったばかりに『実社会に』生まれてしまった正祐のいとけなさが可愛らしくも、どこか哀しいお話でした。特に同時収録の『色悪作家と校正者の明暗と吾輩は猫である』は、その色合いがとても強い。 物語世界に登場する者達と『友達になったことのある』方は、胸に詰まるお話ではない…
湖水きよ 菅野彰
まぎぃ
原作があるということで、なかなか読み応えがある面白いお話でした。 小さい頃から大人びて、他人とあまり関わらない画商、如月と、若手の彫刻家、虎一。 如月は美人で、得意先の社長に言い寄られているが何とかかわしている。一方虎一は純粋で、如月をそういう目ではみない。如月は彼の作品に惚れ込むとともに、そんな虎一のそばでは素でいられる。 1巻ではまだラブではないです。といって、大きなお話の展開がある…
菅野彰 二宮悦巳
実は龍と明信のカプってよく解らなかったんですよね。 過去に自分がしてしまったことに大きな後悔を抱えている大人の男と、その男が精神的に立ち直るまで側にいようと決意する気配り上手な年若い研究者との恋は、大きな波乱がないかわりに、いつも何となく物寂しい感じでした。 萌え所はあるんですよ。 でも、今一発「なんか釈然としないなぁ……」といつも思っていたんですよね。 今作を読んでその謎がはっきり解けま…
なんだかんだと雑誌や特典SSをかじり読んでるので、読めるかもと思った私がバカだった(笑)こんな大シリーズ、途中から読むもんじゃありません(涙)先生、誠に申し訳ございません、途中から読むとこうなるよという評価で中立です、ごめんなさい×100万回。末弟カプのお話40P弱(雑誌掲載分)+次男坊カプのお話200Pほど+あとがき。 登場人物は、 帯刀大河(長男・編集者)×阿蘇芳秀(人気小説家・ほぼ宇…
雀影
表題作は花屋カプのお話と、その前に末っ子カプの短編付き。 勇太と真弓は、二人での初めての旅行に(以前の家出や逃避行は旅行じゃないのね)黒部ダムへ行こうとするのですが、計画段階で色々と、、、。 東京から黒部ダムは遠いです。 北陸新幹線開業前は、まず富山へ行くのが遠い。 富山から黒部ダムへ行って、さらに長野側へ抜けるルートは昔も今もさほど変わらないけど、全く旅行慣れしていない子が初めての旅…
chikichikibonbon
久々に龍X明信カプの話がメイン。 この二人が主となる話で明るく楽しいものはないと思っている私だが 今回も例に漏れずドシリアスで苦しかった。 表面上(!)は一番うまくいっているようだった花屋カプなのに 自分の進路について家族だけでなく龍にさえ報告しないできた明信が 龍を連れて家族の前でその事実を報告した途端に 恋人から何も知らされていなかったことに憤り声を荒げてしまう龍。 そんな龍…
カラフル
20年近く経った今もまだ続いている人気シリーズ「毎日晴天!」シリーズの2巻です。 下町に住むお年頃な4兄弟と同居中の長男の恋人とその養子の少年を取り巻く騒がしい日常が人情味あふれるタッチで描かれ、目が離せなかったです。家庭内でホモカップル続出!というベタなBL展開ですが、作家さんの筆力のせいか、わざとらしさもなく楽しめました。 1巻で末っ子の真弓に感じた違和感が実は重大な伏線だ…