菅野彰さんのレビュー一覧

ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

ある作家の完全犯罪について

今回は感性が独特過ぎる若手作家と
多数の文学賞を手中にするベストセラー作家のお話です。

攻様と一夜の過ちを犯してしまった受様が攻様の恋人に収まるまでと
攻様と恋人になってからの後日談短編を収録。

受様は現代文学者の中ではまだ若手と評される作家ですが、デビュー
以来、様々な文学賞を受賞し、現代文学の旗手と呼ばれています。

また若き日のヘルムート・バーガーと呼ばれる美貌の主で…

4

ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

BL小説はこうじゃなくっちゃ!

シリーズのスピンオフですが、私は本作品が一番好きです。
(シリーズ未読の方にも楽しめる内容となっております)

受けがまず普通じゃないです。そこが良い!!!きちんと我があって、いかにもなイケメンなのに目立たないように擬態して、でもきちんと打算もできる大人な受けです。

そんな受けのテンポを崩す攻めの人間的面白さといったら最高です!!これまた自由奔放で、単なるイケメンには終わらないけれど謎…

5

Chara BIRTHDAY FAIR 2020 D キャラ文庫創刊23周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

受けが強い三作品でした

パブリックスクールのSS目当てでしたが、他も面白かったです。


「毎日晴天!」

明信に甘えて手抜きの亭主関白が進行していた龍が、2人の関係を知りつつ知らないフリをしている達也に遠回しに言われた事に気が付いて、慌てて心を入れ替える話でした。
やはり明信は不満を溜めていたようで、早めに気が付いて良かったと思いました。強くなった明信が自分の笑顔の威力に気が付いてないのが可笑しかったです。…

1

ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

突破力

色悪作家シリーズのスピンオフ。読む人を選ぶと思うのですが、私自身がとっても好きなので、神にしました。なんと宇宙人小説家、宙人vs大吾の天敵、白洲絵一!楽しかった。絵一は「色悪作家と校正者の純潔」に出てくるし、宙人は「色悪作家と校正者の貞節」に出てきて、二人とも強烈な個性を輝かせていますので、是非色悪作家シリーズの方からお読みくださいませ!各種分からないところを、「わかんないけど、まいっか!」とさっ…

6

なんでも屋ナンデモアリ アンダードッグ 1 小説

菅野彰  麻生海 

動き出すのはこれから

 まだBLにはなっていない話。

 敦は父の死と共に、父が作ったリストランテを引き継いだけれど、お客さんがすっかり減り、閑古鳥が鳴いているありさまだった。
 潰れる直前のその店に、昼夜のコースを食べにくるちょっと変わった男。
 高額のワインを頼み、年間で三千万を使う男――
 けれど、一言も男と一言も会話をしたことはない。

 店の財政はどんどん悪くなっていき、いよいよ店を閉めようかと…

0

さあ、今から担当替えです 毎日晴天!(14) 小説

菅野彰  二宮悦巳 

とんでもなく時間をかけて大人になる二人

 デビューして五年、今まで一度も編集長と会う機会を持たなかった雑誌「アシモフ」一の売れっ子作家、秀が呼び出しを受けた。
 そこで告げられたのは「君たち、今日から担当替えです」の一言。
 あっさりとそれを受け入れたように思える大河とは対照的に、闇の中に入ってしまったように見える秀。

 という話でした。
 今までとは対照的に、目覚めてしまった秀は大河へのラブコールを撒き散らしてるんだけど、…

2

SF作家は担当編集者の夢を見るか? 毎日晴天!17 小説

菅野彰  二宮悦巳 

大河と秀の大人カップルのお話……

 今回は、大河と秀の大人カップルのお話……

 って、読んでる方にはよくわかると思うんですけど、この大人カップル、一番情緒的には子供だと思うので、そんなに大人な関係! というのはまったくなくて。(主に秀)
 それでも月日は流れて、真弓と勇太は20歳の成人式を迎えた。
 人よりゆっくり大人になっている秀がようやく周りに目を向け始めて、世界が“広がった”から、勇太が成人しても、思いの外、穏やか…

2

Chara BIRTHDAY FAIR 2020 D キャラ文庫創刊23周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

デミアン最高

キャラ文庫さんのバースデーフェアでもらえる小冊子の一つ。これはパブリックスクールのお話が好きだったので萌2にしました。

1.毎日晴天!番外編「明兄ちゃんの夏の思い出」菅野彰先生
  龍ちゃんの生花店に、魚屋の一人息子達也が花を買いに来た時に
  龍ちゃんの亭主関白ぶりを見て、子供の頃に見た明兄ちゃんの能面のような
  笑顔のことを話してあげるというエピソードでした。こわい、明信。

1

色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

壁になって二人を見守っていても、会話についていけない

性格が水と油ほどに違う小説家と校正者という組み合わせ。
文学オタクによる文学知識や蘊蓄を絡めたケンカップルみたいななやりとりが最大の見どころだと思います。

お互い一歩も引かないやりとりをしつつも
「お前は説明しなくて済むのが唯一のいいところだな 話しやすい」と攻め。
「説明の必要がないところが、あなたの唯一の長所です」と受け。

お互いおじいちゃん子で、本の虫として育ち、文学に精通…

1

色悪作家と校正者の不貞 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

読み応えがある

色悪作家と校正者の不貞
タイトル通りのお話ですね。

しかし不貞をおかしたことで二人とも新しい人生を進めたのではないでしょうか。

とくに歴史や書籍についての言い合いはとても興味深いし面白かったです。説明の必要がない相手というのはいいですね。好きな分野で比喩したり語り合えて。

さて物語は誰とも関わらず生きる正祐と何も持たないようにしてる大吾の、校正者と作家という顔も知らないはずの関…

0
PAGE TOP