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杉原理生 葛西リカコ
ももよ
ネタバレ
読み込み型の不思議な話。 攻の蓮見は面倒見の良い、しっかりした男。 大学時代に出会った和久井の不摂生な生活を気にして、時折家に伺い食事を作って泊まっていくという友人関係。 一方和久井は、食事は冷凍食品で一週間人と話さないで篭って執筆している作家。家の近くに竜神が住むと言われる池があり、怖さを感じながらも惹かれている。 最初は蓮見目線。サクサク読めます。 次に、和久井目線。こちらが…
杉原理生 北畠あけ乃
しろたん9610
KindleUnlimitedで読みました。挿絵、あとがきなし。 表紙のイラストが素敵なので、中の挿絵も見たかった。ちなみに、杉原先生の作品はこれが初読み。 序盤から、くっついたり離れたりのモダモダがもどかしい。受けが攻めを簡単には受け入れられない理由として、信心深い親に育てられて自分の性癖を責められてるように感じて育った、との記述はある。が、それ以上の具体的なエピソードが語られるわけでも…
むむりる
学生時代に出会う攻めと受け。そのときの二人の関係性が何とも形容しがたい繋がりで、読んでいる方は攻めが受けに夢中なのはわかるのに…受けは関係性が曖昧なのに乗じて受け入れない感じが焦れったかったのですが、背景には受けの育ってきた環境、大人になって再開した頃にはまた違う要因があって、どうしても幸せを受け入れられないのが切なかったです。総じて攻めがかわいそうだな、という印象で読み進めたのですが、ラストが思…
カレル
風景の描写が素晴らしかった。 蓮見視点では謎が多かった和久井だが、すべての行動の意味を知ってから見ると可愛くて思えてくる。 こういう不器用な生き方しかできないのが切なく、愛おしい。 寂しいことを寂しいと言えず、心の傷を気づかないふりをして池の底に沈めることで自分を守る幼い子供を想像するだけで胸が苦しくなる。 蓮見も自己主張が激しすぎず、大人しい性格だが面倒見が良く、和久井をずっと支…
杉原理生 麻々原絵里依
フランク
腐友さんより「攻めが一途で萌える!」というプッシュをいただき読んでみました。 (ただし「受けがぐるぐるしてて鬱陶しい」という注意つき。) 読んでみたら、ほんと〜に攻めが一途で、懐深くて素敵だった。 メンタルが安定してて非常〜に好ましい。 そして、どうしようもなく受けのことが好きで好きでたまらなくて、穏やかな表面のその下から熱いパッションが時折ちらちらと垣間見えるところもたまらんかっ…
ぷれぱーる
切なかった…… ハッピーエンド?メリバ? 終わりの始まり? 読後の余韻は不安いっぱいでしたが、作品自体は愛に溢れたものでした。 若杉みたいな男にここまで愛され、求められたら幸せだと思う。 意地っ張りだった野田の心境の変化を、とても丁寧に描写していました。 心変わりじゃなく、10年引きずった初恋だと思う。 若い時には分からなかったことが、年をとると分かってくる。 それは絶対に…
杉原理生 yoco
ヒータン
yoco先生の美しい表紙に惹かれてずっと気になっていた1冊。 ようやく読みました。 錬金術師に旧い竜、神人にギルド、そして異世界転生(?)に生まれ変わり(?) とファンタジー好きの私にはたまらない設定でした。 推定17歳のリクト。幼い頃の記憶がなく、奴隷商人のもとから老錬金術師(見た目は美青年)に買われ、育てられます。養い親の病気療養により、王都で暮らす兄弟子の錬金術師アダルバートのも…
杉原理生 井上ナヲ
RoonyFriends
電子書籍で挿絵なし。 寮の同室の2年生×1年生です。 この表紙の雰囲気そのままの、とても穏やかなお話でしたが、登場人物の人となりや成長もしっかり見られました。特に主人公・遥の心情の描写が見事で、好きな人を思って悶える気持ち、過去を詮索されそうになって不安になる気持ち、自分に味方がいてくれることに心強さを感じる気持ち、あらゆる場面で遥のことがよく理解できました。この作品を読んでいる間は、まさ…
碧雲
短編漫画のアップテンポな展開に読みなれてしまうと、 こういうじっくりゆっくり変化に乏しい展開だと、先の筋が読み切れず苦しくなってしまう。 記憶喪失のリクトの視点と口調で展開するお話が、眠くなってしまう。 HONTOの電子版に、挿絵が無いせいかもしれない。 閉じて開いてをもう5回ほど繰り返して、2カ月たつのにまだ半分も読み進んで居ない・・後から買ったブライトプリズン9巻を先に読了してしま…
あーちゃん2016
本編で甘さ薄めだよなと思ってましたが、このSSでちょっとだけ甘さを足してもらえました。とはいえ無器用攻めと直球受け、大したことしてませんが。愛しい可愛い二人の後日談。 人気のカロンの工房で「本日お休みします」との札を見たリクト。アビーのお店にも定休日があるのかと尋ねると、新年なんかは休むよとのこと。休みって何する日なんだろうと言うリクトに、アビーは「誕生日は?」と重ねて質問してきて・・・とい…