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杉原理生 穂波ゆきね
H3PO4
ネタバレ
七海の心情は、語られることや出来事からすんなりイメージ出来るんですが、何とも攻めの進一の気持ちが、どこからどういう風に七海へ傾いたのか?友達、親友の好きから、恋愛感情へ移行したのかがわからず、萌えどころを掴みきれませんでした。 ただ、七海の気持ちが痛くもわかるというか、他の男性に抱かれてしまう弱さや、勢いで吐露してしまった本当の気持ちを、忘れてくれとバッサリ切り捨ててしまうところとか。 き…
杉原理生 サマミヤアカザ
碧雲
単調な解説で壮大な世界観を述べるファンタジ―。 壮大で煩雑な世界観の中で貫かれる主人公と騎士の純愛。 著者は、濃厚官能描写は添えで、 壮大な世界観と、こんがらがった事情の中でメインキャラはどう生きるのか、 という人間愛を書きたい人みたい。 タッチは、「錬金術師と不肖の弟子」と似ている BLで出さなければ良かったんじゃないかと思うようなファンタジー。 冒頭: 奇妙な「天空倫理…
杉原理生 高星麻子
じっくり、ゆっくりの杉原理生先生のファンタジー。 2018年以降、新作が無いのが気になってます。 この作品は、2014年販売開始の電子版。表紙のみ挿絵無し。 律に、「二十歳になるまで自分のことを覚えていたら迎えに来る」と言っていたのに、 再会した櫂は、律を忘れていた。 櫂が律を思い出して、千年生きた一族の代表と交代するまでの物語。 日本人のバンパイア、シリーズは四作。続編も読ん…
杉原理生 テクノサマタ
窓月
ポエムなタイトルをつけたくなる、DKの初恋。めちゃくちゃキュンキュンする可愛いお話で、テクノサマタさんの挿絵がベストマッチ!あの絵だからこそイメージが膨らみます… 表題作を含め5編収録されていて、「夏服」(初出は雑誌)「キスとカレーパン」(個人サイト掲載)から数年後に「クリスマスとアイスクリーム」「日なたとワイシャツ」「卒業」を書き下ろして一冊にまとめた作品です。大好きです、杉原先生…。 …
杉原理生 北畠あけ乃
恋愛模様が丁寧に書かれています。 受けも攻めもどちらにも感情移入は出来なかったけれど、この二人には幸せになって欲しいし、こんな風に(大小じゃなく)人を好きになることが出来るのは羨ましいなとも思えました。 野田の自分の性嗜好に気付かないまま、流される風に結婚して、仕事もそれなりに順調で、なのに過去に重い荷物を抱えたように生きている。そしてその荷物の一つが再び目の前に現れたら… 若杉もあの時…
杉原理生 yoco
はねっかえりのりーさん
初読み作家さんですが、美しく静謐で、まるでおとぎ話のようなお話でした。 作者さんの好きを詰め込んだ、と後書きにもありましたがラブストーリーと言うよりはある人に関する人生の一瞬を切り取った、みたいなお話で、錬金術師や国のこと、それらも深く掘り下げて書かれていました。 ので、最初はちょっと物足りなかったんです。 過去のお話もちょっと説明的かなぁ、と思う場面もありました。 なのでそれらを加味…
杉原理生 葛西リカコ
ふばば
攻め視点の「恋の棘」、受け視点の「恋を綴るひと」の2編構成。 前半の「恋の棘」は比較的あっさりと読めたんだけど、後半の表題作は何というか… しんとして、 さびしくてほの暗くて、 息がしづらくて。 「恋の棘」 もちろんシリアスで切ない、といえるけれど。 変わり者の友人に、付き合っている女性にしている事と同じ事をしてほしい、と言われてヘンな雰囲気になっていく… というのはどこか…
フランク
私は、あらすじを読まなかったので、親友だった相手・七海と仕事場で6年ぶりに再会するもなんか微妙な雰囲気&そもそも親友だったはずなのに疎遠になったのは何故?という部分を手探り状態で読み進めました。 攻め視点だったので、攻めの進一の記憶の発掘とでもいうのかな。 読み終わってあらすじを見たら、「親友だと思っていた男から突然の告白!? 応えないまま忘れてくれと告げられ、そのまま距離が遠くなって6年…
杉原理生 木下けい子
みらいお
何回も読み直すほど、大好きなお話です。 CDも聴いているので、本を読む時も前野さんと野島さんで脳内再生されるので、お得な本なのです。 ジリジリと中々進まない二人の関係。 そのジリジリを楽しむ本だと思って噛み締めながら読んでいます。 攻めの矢萩の長い片思い。 高校生の頃から社会人まで。 意地を張っての「お前だけは好きにならない」 と言い続けるのは、大変だ〜 受けの鈍さがしんど…
杉原理生 山田ユギ
えすむら
最近、SHYノベルス様って作家性を大切にされるレーベルだよな~とうっすら気づき始めました(個人的な解釈でしかないのですが)。本作はとても杉原イズムにあふれる作品でした。評価ちょっと低いかもしれませんが、読み終わった私の温度感がそんなに高くなかったせいです。おそらく今年一番の寒さのせいかもしれません…。でも地味に好きでした。 雑に説明すると、家族の結婚式で再会した従兄弟同士が、あの記憶はやっぱ…