杉原理生さんのレビュー一覧

羊とオオカミの理由 小説

杉原理生  竹美家らら 

初心者も上級者も楽しめる!

何より、読みやすいです!
文章もしっかりしてるし、絵もふんわりしてて可愛い!!
何も言うことなし!です
兄弟の絆がすごくキュンとしました

2

恋の記憶 小説

杉原理生  山田ユギ 

良くも悪くも

静かなお話でした。

従兄弟同士の淡い想いから始まった恋。
二人で共有した時間が丁寧に描かれていて、その暖かさと距離感にきゅんきゅんする。
ものすごい盛り上がりとかはない変わりに杉原さんらしい優しいお話。

ただちょっと淡々としすぎている感はあるので、好き嫌いは別れるかもしれない。


1

羊とオオカミの理由 小説

杉原理生  竹美家らら 

なにより双子ちゃんが可愛いんです。

登場人物それぞれに何か悩みや問題があって、ひとりひとりちゃんとそれに向き合って対処して。
BL小説だからと言って決してラブばかりじゃなく、なんだか萌えというよりも心がほっこりするお話でした。
話の雰囲気と竹美家らら先生の絵がすごくマッチしていて、読みやすかったです。

個人的には年下攻めに翻弄されまくってアタフタしちゃう年上受けが好きなんですが、この作品のおかげで新開拓しました。(笑)

1

スローリズム 小説

杉原理生  木下けい子 

実は初読み……v

且つ、木下先生目当てでした(/〃〃)

作者様の存在は以前から知っていたのですが(ちるちるの評価でww)
私は「切ない」とか「じりじりと進む恋」とか、
そういうキーワードが入ると、
たまに、最後まで読めない作品があるんですよね;

それで避けていたのですが、最近木下先生にハマっていまして(><)
買ってしまいましたww

そして、驚きました(゜□゜)
じれったい……すごくじれ…

2

羊とオオカミの理由 小説

杉原理生  竹美家らら 

ふんわりほのぼの

杉原さん初読みです。
面白かったです~!そして可愛い!
また竹美家さんのイラストがすごくあっていてよかったです。

ブラコンの兄、章彦(受け)の家に弟の友達、高林(攻め)が居候としてやってきた!
少しの間、高林を住ませて欲しいと大好きな弟の願いを断れる筈もなく渋々居候させることに。
弟との楽しい暮らしを邪魔された章彦は、散々高林をよく思っていなかったけれどーー。

年の差にめちゃく…

1

光さす道の途中で 小説

杉原理生  三池ろむこ 

もどかしくて、切なくて...

あ~良かったです。
切なくてキュンキュンしました。
キュンキュンって言葉じゃ、なんか下世話な気がするぐらい純粋で、
かわいくて、もどかしくて、この3人がとても愛しかったです。
3人が3人ともお互いのことがとても大事で、3人でいることを大切に
したいが為に一歩踏み出せず、気持ちを秘めたまま時だけが過ぎて行く。

一体何度、「そこで一言ホントのこと言って!」
「なんでそんなこと言うの?…

4

音無き世界 小説

杉原理生  宝井理人 

文体が好きだー

杉原さんの作品のレビューを書くとき(あと高遠琉加さんのとき)って、同じことばかり書いてる気がするのですが、改めて文体が好きです。
実に美しい…!!
この作品はとくにそれを感じました。
とある無音のモノクローム映像がキーとなってる物語なんですが、それについてのエピソードが語られるときの文章が、やたらと美しいのですよ。「情景が浮かぶ」というより、「文章そのものが情景になってる」って感じ。たぶん私、その…

1

世界が終わるまできみと 小説

杉原理生  高星麻子 

守るということ

長期入院中の母。
仕事と看病と育児に、ゆるやかに疲れていく父。
小児喘息持ちの無邪気な弟。
それを背負う中学生の有理。

そんな有理は、父親の友人高宮の家で
王子様のような容姿の怜人に出会うんですよ。

たくさんの不幸がつまってて
有理と怜人が抱えているものはすごく重いはずなのに
杉原さんの文体は、どこかやさしくて温かいので
ふわふわとした世界観の中にいる感覚がするお話です。…

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いとしさを追いかける 小説

杉原理生  麻々原絵里依 

一途な攻めと、初心な性悪受け

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
あとがきで書かれているように「ぐるぐる悩む男の子と、寛容で優しい男の子」な、まさに杉原さんらしい甘くて焦れ焦れな内容の、高校時代の先輩×後輩の再会ものでした。

受けが攻めの愛情に乗っかってうじうじしちゃう話は、受けが攻めの愛情確認したいだけの甘えた行動に思えてあまり好き系ではないんですが、そして杉原さんのお話はそれが割とデフォなんですが、甘えん坊という…

2

夏服 小説

杉原理生  テクノサマタ 

キュンキュンしました

うはー、面白かったー。
高校生同士の「普通の恋」にキュンキュンしました。
物語そのものはとても地味です。特別大きな事件は起きないし、分かりやすい当て馬も登場しない。でもそれがイイ。
杉原さん特有の流れるような優しい文体で綴られる「普通の恋」に引き込まれました。
同棲中の彼氏と喧嘩してしまった大学四年生の受けが、攻めと出会い、片思いし、そして付き合いはじめた六年前を回想するという構成。
主役二人の輪…

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