total review:278261today:78
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
51/91(合計:905件)
綺月陣 水名瀬雅良
snowblack
ネタバレ
かつての栄光から見放され、すっかり夢破れて落ちぶれた元Jリーガーの和久田。 一方で、5歳の時から彼に憧れ続け、今やトップ選手となった一回り年下の槙野。 場末のバーテンとして女に寄生しながら、自堕落で刹那的な日々を送る和久田の前に、 ある日現れた槙野は、彼がかつてのスター選手であることを見抜き、純粋な目で彼を見るが… 若く輝いている槙野の存在は、和久田に自分がサッカーに捨てられた痛みと惨…
沙野風結子 水名瀬雅良
東雲月虹
私も抵抗なく読めるようになれて良かった!と思いましたw なんといっても弟×兄、というのがポイントです。 兄として守ってきたつもりでいた弟に 実は体を汚しながら守られていたなんて……。 その弟にいつしか欲情をむけられていたとは。 当て馬の会社の先輩・時谷が、ほどよく押してくれて 「良い当て馬だ!」とニヤつきました。 満員電車で触っちゃうとか♪ 嫉妬と独占欲丸出しの翼久が力…
水名瀬雅良
江名
キレイな表紙だなぁ~と、 発売当初から目の端に引っかかって気になっていたのですが、 他に読みたい本がいっぱいあって、手に取ってもいなかったのです。 で、改めてちゃんと見たら、水名瀬さんの本でビックリw 表紙の絵とタイトルから、 穏やかでゆったりとした雰囲気の本なのかな?となんとな~く思っていて、 その印象は、自分が水名瀬さんの本に持っている印象とは真逆のものだったので。 読んでみ…
上巻では、憧れ上司生田のもう一つの顔が明らかになって、 振り回されるままに惹かれていく亮輔… そこに生田の元カレである亮輔の従兄が登場し…、だったのだが、 この巻は、どっぷりその従兄を交えて三角関係。 しかもエリート従兄氏、合鍵で侵入しスタンガンで気絶させ…ってw (勿論王子様はお助けに上がるのですが、それには管理人さんの手を借りなければならず うーん、生田くんの色っぽい姿見られち…
水名瀬さんの作品は、特に好き!っていう訳ではないんだけれど、 なんとなくサラッ~とBL読みたい~みたいな気分の時に、手に取る。 まず美しい絵に安心感があるし、ちょっと綺麗な現実的過ぎないところや それほど大きく心を揺すぶられないところが、安定したTVドラマみたいで。 大学生の芹沢亮輔は、友人の代打で短期にバイトをすることになったデザイン事務所で、 昔従兄の家で見かけた生田悠希に出会う…
日生水貴 水名瀬雅良
クリボウ
餌づけで目覚めたワガママ肉食王子。 北原真咲(受)が作る野菜メニューしか注文しない見目麗しい圧倒的存在感の客。 彼がふいに姿を見せなくなったことを訝しがっているとカランディエラという王国から真咲指名のケータリング依頼が入り、その依頼主こそが第3王子レスリー(攻)で例の客だった…という導入。 その日本から遥か遠い異国で成人の儀の準備で食事制限を余儀なくされたレスリーの為に、真咲は野菜料理を作るこ…
中原一也 水名瀬雅良
Krovopizza
※後半の方で結末について触れています。 綺麗事の一切無い、男臭くハードボイルドな作品でした。 余計な感傷や情感を削ぎ落としたシリアスな世界観ですが、捕食し合う獣同士のような絡みや、新垣の須田に対する真摯かつ強烈な執着心には非常に熱いものがあり、強く引き込まれました。 ヤクザの息子・須田と警察キャリアの息子・新垣。 生い立ちは正反対だが、共に父親の呪縛という足枷を持ち、その呪縛から逃…
茶鬼
ほほぉ~今回はシリアスな淡々とした刑事×ヤクザの男モノですね。 久々の・・・と思いつつ読み終わろうとしたクライマックスのその後にビックリ! 中原作品というと、登場人物の性格が突飛というのはあったりしても割と庶民的にいい意味で泥臭い(この話も或る意味泥臭いのだ)展開だと思うのだが、その終わりはまるでハリウッド映画のアレでした。 それは決して傍目で見ればまっとうでもなく安全ではないのだろうけど、…
ラスト数ページで一度、読むのをやめました。 結末が怖くて。 胸が苦しくて。 糖度低。男×男! 冤罪からヤクザへと身を堕とした須田(受)と彼を追う為に刑事になった新垣(攻)の目の前に広がる闇を見せつけられるようなガツンと重い話です。 誰の日常にも理不尽は転がっていて、なんだかんだいいつつ、それを乗り越え、次の理不尽に向かい最後にパンドラの箱よろしく希望がある…わけではなかった須田。 『表の世…
marun
かなりダークでシリアスな作品、ヤクザと刑事、共に学んだ学生時代そして当然のように 抱き合う関係になり、しかし、それも受け様が濡れ衣を着せられ攻め様の前から消えるまで 受け様はチンピラの子供で小さい時からお前の父親はと理不尽な目に遭いながら、 父親を嫌いながらもその父と同じようにロクデナシの道を歩いている。 しかしそんな時期に警察官僚の父を持つ攻め様と出会い、互いに立場は違うが、 同じよう…