水名瀬雅良さんのレビュー一覧

ラブシーン 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

面白いけど痛過ぎる

このシリーズはまとめて購入したのですが、一作目のこちらが一番面白く感じました。
ただ、ひじょうに痛いシーンあり!!なので、読み返したりは出来ませんが。
これはかなり好き嫌いがわかれますね。

受けは人気俳優のツンデレ千波。
攻めは売れない時代劇俳優のワイルド依光。
ふたりはくされ縁です。
千波の家に依光は同居させてもらう代わりに家事をしたりセフレとしてつきあっていますが、依光は昔から…

3

夏目総一郎の恋愛 小説

天野かづき  水名瀬雅良 

特に山はないです

天野さん、初読みでした。
サラッとしていて、パパパっと読めてしまいます。
薄いですし。


受けは新米教師の彼方。
大学卒業後、私立学校で教師の道を歩むことになっています。

攻めの総一郎は、彼方の赴任先の時期理事長と言われている教師。
真性おぼっちゃまです。


自覚のあるゲイである彼方は教師となることをきっかけに、今までの自分(男性が恋愛対象)を封印すると決めています。…

0

幾千の刻を越えて コミック

水名瀬雅良 

生きる時間の違う2人の苦悩だよね。

人よりも生きる時間が長く、成人すると見た目もそのまま。
そんな春人が普通の人間の圭と最終的にはどう迎えるのか。

春人が吸血鬼みたいな存在で、圭の血を吸えば同じ時を生きられる。
なんていう確実にハッピーエンドな設定でもなく、
着実に年齢を重ねていく圭の方。
勿論、圭が先に亡くなるのは絶対として
その後、春人がどうするのか…

圭自身も春人に対して「自分が死んでも生き続けて欲しい」…

5

挑発のルーレット 小説

藍生有  水名瀬雅良 

スケールが小さい

なんでしょうか、全ての事柄のスケールが小さい感じがしてしまうのです。
マカオのカジノを舞台にしているのに煌びやかさが足りないと言うか、
物足りない気がしてしまうのです。
ディーラー玲の庶民的暮らしも逆に違和感があるし、攻めになる年下王子様は
単なるわがままな駄々っ子で、王様然とした気迫も薄いし、やはりスケール小さい。

設定背景がこれだけ大きな感じなのになんでこんなにこじんまりとしてし…

1

コイビト偏差値 小説

成宮ゆり  水名瀬雅良 

生徒×先生がお好きならば

ネタバレなしで書きたいと思います。
先生生徒もの。
ただし、生徒×先生です。


受けは高校教師の折口。
やる気がないように見せつつも中身は熱く、生徒相談の担当に据えられ渋々ながらもつとめたり、同僚にも気遣いを見せるようなキチンと男している受けさんです。

バスケ部三年の百瀬が、攻め。
背も高く容姿も女性受けするためモテモテ男子で一見軽そうですが、バスケを真剣に取り組んでいます。…

3

幾千の刻を越えて コミック

水名瀬雅良 

とっても素敵な愛の話だけど

ある種のファンタジーで、一方が特殊な血筋で若いまま長寿を生きる一族で
もう一方が義理の兄でこちらは普通の人間です。
そんな義兄弟の二人が愛し合うラブストーリーですが、片方が不自然に歳を取らない
そうなんです、ある意味ハッピーエンドからは離れているような作品なのです。

ファンタジーが好きでもこの結果的には死が二人を別つまでと言う、
結婚式の聖書の言葉にある様なラブストーリーは切なくて苦…

1

挑発のルーレット 小説

藍生有  水名瀬雅良 

マカオの休日

マカオの会員制カジノでトップディーラーとして活躍する玲。
ある夜、ドルン国の若き王・ローランドがお忍びでカジノに。
彼との体を賭けた勝負に負けた玲は、ローランドと一夜を過ごす。
ローランドは玲を気に入ったらしく、
その後も高級ホテルに観光にと玲を連れ回し…。


傲岸不遜で凛々しい美貌のローランド(攻)ですが、じつは年下。
26歳の玲(受)より、6歳も年下のようです。

年下攻…

1

幾千の刻を越えて コミック

水名瀬雅良 

死が二人を分かつまで

何となく、いつもの水名瀬路線の作品の雰囲気を持った作品だなと。
作者さんの作風の特徴でもあるのでしょう。
特に強く印象に残る作品かというと、読み終えた後はそうではないのだが、でも時間がたっても記憶に残る作品、そんな1冊であるかもしれません。
そんな結末がこの作品には用意されていましたから。


私立高校の英語教師をする圭には、人気モデルの弟春人がいる。
二人は、血のつながらない兄弟。…

4

逃避行 ~穢された愛の軌跡~ 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

2時間サスペンス調のお話

殺人事件に巻き込まれた記憶喪失の美少年が、突然現れた探偵を名乗る魅力的な男に窮地を救われ、幾つかの手がかりを元に謎を追うべく逃避行する…という
愁堂先生らしい設定、2時間サスペンス調BLです。

探偵と名乗る謎の男 • ジョー × 記憶喪失・リョウ。

記憶喪失になったことも、実際に見たことがあるわけではないんですけど…
気がつくと目の前には血に染まった死体と、べっとり血のついた自分!…

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Comic Magazine LYNX Anniversary Book 2012 7周年記念小冊子 グッズ

「知らぬは おまえばかり」の続きが読めます。

ミナヅキアキラ先生の「自慢のきみ」が読みたくて、中古書店で買いました。

これを読んで、和有希と芳川をますます好きになり、本編の評価をひとつ上げたほど、素晴らしい8ページでした。

芳川に、強引に実家に連れて行かれ、芳川によく似た父、祖母、弟、姉と姪(この2人は似てません)に紹介される和有希。

祖母と姉の、「かわいい子ねえ。髪は伸ばさんの?」「やだ、おばあちゃん。この子男の子よ」とい…

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