水名瀬雅良さんのレビュー一覧

猫かぶり王子と腹黒王子 コミック

水名瀬雅良 

自分を隠す男たち

水名瀬雅良先生ファンですので新作嬉しい!
本作も美麗祭りです。
いつものクール美形と可愛い系美形のミナセボーイズがLOVEします。

主人公は入社4年目の会社員・仲谷。
仕事キッチリ、物腰柔らか、人格優しい、etc…非の打ちどころ無く皆から好かれる。あだ名は「王子様」。
しかしその実態は…!って感じで、本当はキツめの性格で口も悪い。子供の頃にゲイを自覚してからは普通を装わなければと意識…

3

ハッピーエンド 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

ハブとマングース

木佐監督のところの経理、受けの三津谷と美術監督の攻め、泰丸とのお話です。
まぁ、この三津谷という人は、ゲイで真面目(何せ元銀行員)なんですが、以前の恋愛がつらくて、もう真剣な恋愛には臆病になっちゃった人で。
まぁ、要するに拗らせ系なんです。
泰丸の方は、芸術家らしくおおらかでまっすぐで。

仕事を発注する側の三津谷と、それを受けて仕事をする泰丸。利害関係があることで、二人の仲はハブとマン…

1

スピンオフ 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

元弁護士と警察官

シリーズ四作目は直接役者のお話ではありません。
受けの花戸はある事件で弁護士事務所を辞めてフラフラしているところを、依光に誘われてマネージャー仕事をしているのですが、依光の出る映画の試写会場で攻めの箕島に出会います。

花戸は箕島のことを忘れていたのですが。
そこから過去の恋人との別れと寂しさから取っ替え引っ替えの一夜の情事を重ねていた時に会っていたことを思い出します。
その元カレと別れ…

1

ラブシーン 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

攻めの強さ

シリーズとは気づかず、図書館で先にファイナルカットを借りてしまったので、作中に出てくる木佐監督の息子CPに興味を持って最初から借りてくることに。

一作目となるこちらは、攻めの依光と受けの千波が出来上がってる(千波はセフレとか同情的な捉え方してますが)とこから始まります。
千波に寄り添う依光は冒頭から読み手にはダダ漏れな愛情を持ってるんですが、過去の痛い恋愛から千波は依光に依存したくないと頑…

2

転げ落ちた先に 小説

真名あきら  水名瀬雅良 

胃を切っても美食家で(でも無頓着)

タイトルから、何かトラブルが起きて地位から転落、落ちぶれていく暗いストーリーかと思いきや。
違います。面白い。
ストーリーの面白さもだけど、おかしみすら感じさせる「大好き」の暴走が。

主人公は頭良く顔良く家が金持ち、何でも持っていた男・義彦。ゲイ。
しかし、数年前に身体を壊して胃の手術をした後は激痩せして面変わりし、周りの人間が離れていった。
しかし元々人間に執着しない性格だったので…

0

アンバランスな熱 コミック

水名瀬雅良 

危うい三角

表紙絵からわかる通り、トライアングルちっくなお話。

主人公は高校生の加賀谷竜。
ゲイ告白し、父親と大喧嘩して従兄の家に居候しています。
同じクラスの優等生・鳴瀬義人と関わるようになるが、義人の弟・真也が近づいてきて…
義人と真也は母が違い、真也は義人を憎んでいて義人の友人や恋人との関係を壊してきたのでした。今回も竜を言葉巧みに家に呼んで薬を使ってレイプ、それを部屋に呼びつけた義人に見せ…

0

ファイナルカット 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

オヤジらしいオヤジ

攻めの映画監督、木佐と、受けの人気俳優の野田。
ありがちな設定ですが、この二人のくっつくまでのお話ではなく、すでに関係が出来上がっているところからの物語になっています。
シリーズのようでしたが、他の作品は未読で、これだけ読んでも問題ありませんでした。登場人物が絡んでいるので、他を読みたくなりましたけど。

野田の私に対する想い、ホントに執念深くて過去の振り返りを読んでるとストーカー的な感じ…

1

コイビト偏差値 小説

成宮ゆり  水名瀬雅良 

切なくてキュンとします!

最近あまり見ない生徒×教師もの。

ずっと好きだった元恋人の結婚式、泥酔して自分の高校の生徒とエッチしてしまった教師の受けが主人公です。

失恋して傷ついていたのに高校生に口説かれて翻弄されてしまう大人の男。
心理描写が綿密ですごく切なくて、読み始めたら止まりませんでした。

2人ともすごくモテて遊び慣れているように見えるのですが、めちゃくちゃ一途でキュンとしました。

中盤以降…

0

オガクズで愛が満ちる 小説

夜光花  水名瀬雅良 

無理やりの末の初合体に萎えた……。

【良かったところ】
・タイトルの意味がわからなかったけど読後、腑に落ちた。

・6歳も年下である自分に焦れているような攻めの言動があって、年下攻め好きとしては萌えた。

【気になったところ】
・初合体が無理やりというのが嫌で、ガックリ。
酔って思い余った末とはいえ、そういうことするキャラには思えないんだけど……。
おまけに「感じるんだ?ここ」とか言う子じゃないというか、攻めのキャラ…

0

愛の奴隷 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

相手の好意をここまで見ないのは罪だよなあ

小児性麻痺で足の太さが違う宏樹。「誰にも見せるな」と足にキスや愛撫する攻め良いな〜。
彼らの恋話よりヤクザを継ぐかどうかで結構もめてて、ヤクザものに興味が無いので萌評価です。
宏樹はどれだけ優しくされても良い理由を見つけて相手の好意を無視する。リハビリも続け料理をし、社会に出て資格を取ろうとする姿は立派だけど罪作りな思想では…とはいえ彰信も無口で説明不足だから不憫て事もない。甘そうなテーマなの…

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