水名瀬雅良さんのレビュー一覧

十年愛 -Decade of Love- コミック

水名瀬雅良 

十年後の再会は?

学生時代親友同士の彰吾と結人、そして、彰吾の幼馴染の葵は3人でいた‥彰吾と結人は気づいてないが、両想いで葵は彰吾に片想い、という所謂、三角関係であったのだか、葵は体が弱く入退院を繰り返す病気を持つ先の短い命、結人が彰吾の事を(それとも両想いということかな?)好きだと気付いた葵は、結人に病気のことを告げて牽制する。そして彰吾に告白、もうすぐ死ぬかもしれない幼なじみの最後の願いを、彰吾は無視できずに付…

8

未熟な彼氏 コミック

水名瀬雅良 

キレイなオトコの恋愛集

作者様曰く『年下攻めと下剋上なお話ばかり』な短編集です。

「曖昧な関係」「優しく捕えて」
雨の日、見知らぬ高校生を家に上げる孤独リーマン。優しい受けに惹かれる攻めと、必要とされる事に喜びを感じる受け。甘めなお話。

「偽りの代償」
2代目社長x先代社長の秘書(愛人)。社長を継いだ時に『今日からは俺が相手だ』と関係を強要するが、実はお互い好き合っていた、という話。

「MAN ON…

2

あの日の恋につきまして 小説

秀香穂里  水名瀬雅良 

十年愛

再会ものです。
雑誌編集者の葉月は、電車の中で咳が止まらず困っていた時に見知らぬ男に助けてもらう。名乗らず立ち去った男に偶然仕事の関係で会うことができた。その男は憧れの推理小説家の二階堂で‥。
実は二階堂、葉月の中学時代の同級生で虐めにあって時に葉月に助けてもらったり、声をかけてもらったりしたのが嬉しかったからしく、卒業してから密かにストーカー化してたようです。
電車の中で助けることができた…

3

絶対服従の掟 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

わかりやすいのが良くもあり悪くもある

ストーリーはわかりやすくて、鬼畜攻め×健気受けという王道なお話でした。サラリと読めてしまい、先も予想がついてしまうんですが、王道好きな方にはよいかと思います。

ただ、互いに好きな人以外とも寝ていて、受けに至っては結婚しているという不倫な関係でもありますので、不倫や浮気が苦手な方にはオススメできないと思います。
麗と貴志は大学のときに同棲していたカップルでしたが、親に引き離され、貴志は結婚。…

1

rhapsody 狂詩曲 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

平和でエロたっぷり

数多くのシリーズが連綿と続いている愁堂作品。
シリーズ毎にタイトルに必ず同じ文字が入るので、どのシリーズかは区別が付くけど、これが果たして何冊目かは全くお手上げ。
今回、積み箱から発掘してきたのは、いったいどの辺だろう?
長瀬の社員寮とかが登場するところをみると、どうやら、まだ半同棲状態のよう、
って事は、まだ前半の方かな。
サイト発表作の再録ということもあるのか、エピソードとしては弟が…

0

最凶ツインズ ―ふらちな義弟たち― 小説

仁賀奈  水名瀬雅良 

突っ込みどころは多いのですが

ひたすら兄が双子の弟に愛されているだけの作品なのですが、兄+双子の弟という構図が好きな自分には楽しかったです。
突っ込んだら負け、みたいなことを作者さんも書いておられるのですが、まさに何でこうなってるのかを考えるとキリがないので、何も考えないで、ちょっとおかしい、バカバカしい、でもこの兄弟かわいいなあくらいのノリで読むと楽しめるのでは…と思います。

親が別居して14年間離れ離れになっていた…

1

あの日の恋につきまして 小説

秀香穂里  水名瀬雅良 

スパダリ攻めを期待しましたが…

あとがきに"攻めはスパダリ"と書かれていたので、包容力あるカッコいい攻めを期待しましたが……
確かにハイスペックなイケメンではありますが、性格は強引で俺様で不器用と、個人的に思う"スパダリ攻め"とはちょっと違ったタイプのキャラクターでした。

雑誌編集者の葉月(受け)は、憧れの推理小説家・二階堂(攻め)の担当に。
なんと、二階堂は葉月の中学時代の同級…

3

野良犬を追う男 小説

中原一也  水名瀬雅良 

好きです、この空気感!

電子書籍版を購入。
丸ごと1つのお話です。
挿し絵なし、あとがきありでした。

いやー、好きです。
こんな背徳感&閉塞感あふれるお話。
終わりかたも、賛否両論ありそうですが、
本作の雰囲気に合っていて、私はこれで良かったと思います。

でも、これ、BLではない。
この二人の関係は、ラブではない気がする。
かといって、友情でもない。

なんだろう?

うーん………

2

悪夢のように幸せな 小説

宮緒葵  水名瀬雅良 

優しさで支配

つい何度も読み直してしまう。
決して柊慈は一希に対して力で従わせたりしていないのにこの支配感。優しさで包んでそこから出て行ったとしても必ず戻ってくるように自分のものには印をつけているようにも感じます。
柊慈が生還した際にはちょっとできすぎてるなとは思いますが、そこは執念で戻ってきたということで…。
身を挺してまで完全なる心を手に入れるための行動は狂気でもあるのに、それは当たり前のこととして振…

4

幾千の刻を越えて コミック

水名瀬雅良 

切ないんですが好きです

久しぶりに水名瀬さんの漫画を読みました。
相変わらず綺麗な絵で、主人公達以外にも綺麗なキャラが登場します。
タイトルを読んだ時にはそういう設定とは思っていなかったんですが、このテーマは私は結構好きで、読後の切なさがいいんです。
そのテーマは作品の終盤に明かされるのですが、それまでは普通の義兄弟の恋愛モノとばかり思ってました。
少し意表をつかれましたね。
弟が他人のことは無関心なのに、兄だ…

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