水壬楓子さんのレビュー一覧

桜姫(3) ミスティック・メイズ 小説

水壬楓子  長門サイチ 

シリーズ完結

シリーズ完結です。
終わっちゃった…て感じでした。
ラスト、あっけなく感じたなァ。
ていうか、ラストの約四ページは蛇足じゃないかなと思いました。そこはボカして曖昧なままにしておいたほうが良かったんじゃないかなって。

今回は、ほぼ登場しないBJの生きざまに痺れましたね。いろんな想像してしまう。カッコいい。ある意味主役カップルよりカッコいいぜ。どうも私は、想像の余地をたっぷり残してくれるオチに惹かれ…

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桜姫(2) ルナティック・ゲーム 小説

水壬楓子  長門サイチ 

SF面白いな~

桜姫シリーズの二作目。
前作に引き続き、ザ・SFって感じのストーリーが楽しかったです。
アクションシーンがカッコいいだけでなく、面白い。
犯罪捜査官である主人公の攻めくんと、犬型宇宙人のランディが、掛け合い漫才を繰り広げながら、敵と戦う。戦いのコンビネーション以上に、掛け合い漫才のコンビネーションが抜群で、ニヨニヨしちゃいます。萌えって、ラブだけじゃなく、こういうまったく恋愛感情のない仲間同士のや…

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卒業式~答辞~ 小説

水壬楓子  暮越咲耶 

あー、ツボった

キュン死しました。
萌え評価にしようかなと思ったんだけど、ここ数冊ストレートに萌えられる小説に出会えてなくて、キュンキュンしまくれたのが嬉しくて、ご祝儀?の意味もこめて神評価にしました。(なんじゃそりゃw)
新装版が出てるみたいなので、そちらも読みたくなりました。
水壬楓子さん作品、最近ちょこちょこ読んでるんですが、イイですねぇ。
キャラもストーリーも私好みなものが多いし、作家買いしようかな。学園…

1

ディアレスト・ジュエル 小説

水壬楓子  天野かおる 

がんばれ兄ちゃん

お仕事BLとして、なかなかいい作品でした。
お仕事の描写はそんなに多くないんだけど、わがままでダメダメな社会人一年生だった主人公(受け)が、反省したり反発したりしながらすくすくと成長していくのが、読んでて楽しかったです。
大嫌いだった上司(攻め)にどんどん惹かれていく過程も、ベタながら微笑ましいし。
またこの攻めがカッコいいんだ。余裕ある大人なんだけど、ちらちら見せる稚気が可愛くてさ。

あとブラ…

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桜姫 小説

水壬楓子  長門サイチ 

続きがはやく読みたい

めっちゃ面白かったー。
続編がはやく読みたい。注文しなきゃだわ。

ストーリーは古典的とも言える未来SFです。
かっちり作りこまれた世界観、個性的なキャラ、ワクテカするストーリー、爽快なアクション…なんかもう気持ちいいほどSF!でした。
先にレビューされてるお二人が書かれてるように、確かにラブ要素は薄いんですが、私はそれがむしろ萌えへと繋がりました。主役の二人が恋愛脳じゃないのがいい。ストイックな…

1

クランクイン 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

依光の強さにひたすら救われるお話でした

依光の覚悟と男前度に惚れ直すお話でした。
凄いなぁ……。
本当にこの人は、千波が楽に呼吸できる環境を作ることだけに心を砕いている気がします。

実は『ラブシーン』とのきからぼんやりと、「千波ってそんなにいいかな?」って思わないでもなかったんですが……。
嫌いじゃないんだけど、良くも悪くも色がないというか、個性を感じないというか。
惹きつけられるような魅力が、足りないとか無いとかじゃなく…

0

ファイナルカット 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

野田の片思いの仕方が好きです。

『ラブシーン』では実力派俳優として登場し、千波を支えてくれた野田の素顔が、こんなにも「木佐監督命!」だったのか!というお話。
実はこのお話が、私がこのシリーズで1番最初に読んだお話だったので、私の中でこのシリーズの主役はずっと「木佐×野田」でした。

『ラブシーン』を読んで改めてこのお話を読むと、また違った側面に気付けました。
とは言え、私はこの順番で読んでよかったって思います。
順番通…

1

ラブシーン 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

恐る恐る読みました…。

『ハッピーエンド』でシリーズが完結したため、一気に読み返しキャンペーン中ですが、じつはこのお話だけ、シリーズ1話目にも関わらず読んでいませんでした。
レビューが痛すぎるんだもん><

けど、思い切って読んでみました。
レビュー通り……痛い……、私にはちょっと、耐えられない種類の痛みで、読んでいてキツかったです。

そっかぁ。これがあの、毎回毎回どのお話でも必ず「千波の過去のスキャンダル…

2

スピンオフ 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

受けも攻めもどっちも好き!

花戸ってこんな可愛い奴だったんですね~。
なんだか淡々としっかりしている人のイメージでした。

簑島は、これまでの登場とまったく印象変わらない!(笑)
調子よくて大らかなのに、仕事できる奴。
仕事のために花戸を利用したことを「謝らない」と言えちゃうあたりが凄く好きでした。仕事は仕事でプライド持ってやってますって気がして好き。

恋人には甘々のメロメロで仕事は出来る男ってカッコイイです…

1

ムーンリット・ラプソディ 小説

水壬楓子  白砂順 

人間に変身するコウモリと王子さま

気ままに旅をしているように見えても実は苦労人の景都第二王子、香菅はある日人間に変身できる不思議なコウモリ、ハルと出会った。
人の常識とはだいぶズレた所にいるハルの危なっかしさを放っておけず、しばらく一緒に旅をすることになった二人だったが……

シリーズ4冊目は人間に変身するコウモリ(受)と飄々として見えて苦労人の王子(攻)のお話。
人とはだいぶずれてるけど一生懸命で食い意地が張っててちょっ…

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