水壬楓子さんのレビュー一覧

ムーンリット・ハンティング 小説

水壬楓子  白砂順 

躾けまSHOW。

ムーンリットシリーズの1冊目。
でも、主役はどんどん変わってくから途中から読んでも大丈夫かもー。

狼の血を受け継いでいる衣織は月が出ると変化する。
夜は獣の姿で過ごす。
自然、周りに人を近付けることもなくて。
そんな中、罠にハマっているところを助けてくれたのが月鹿。
最初は警戒していた衣織も徐々に心惹かれるものを感じて…。

ある意味、調教物語(笑)
いや、正しい意味での、人…

1

ネコより愛して キャットインフォーカス(表題作 キャットインフォーカス) 小説

水壬楓子  かすみ涼和 

ネコでもいいから傍にいたい

叔父と甥の歳の差カップルと先輩後輩の学生カップルの
2カップルの同時収録作品でした。                   
「温室育ちのテディボーイ 」は高校生ながら企業の御曹司で
既に自分で会社を運営している攻め様とちょっと恵まれない
環境にいる受け様とのクラブ活動でのお話です。            
中高一貫の学園で攻め様は園芸部に所属してるが名前だけで
自分以外の部員はいない、…

0

スピンオフ 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

俳優さんシリーズ4冊目

訳あって弁護士を辞めた花戸は今は俳優をしている友人、依光のマネージャーをしている。
ある日依光の出演する映画の試写会で妙にノリの軽い男、箕島と出会う。会うなり口説いてくるような男は、以前傷心の花戸が一度だけ関係を持ったことが
ある人物。
ルール違反だと責める花戸を悪びれもなく口説いてくる箕島だったが……

俳優さんシリーズ4冊目。
2巻と3巻をすっ飛ばしてここまできたため、途中出てくる…

2

森羅万象 狼の式神 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

男前な受けが気持ちイイ

表紙がですね、和調ですごく素敵で目を惹きます。
黒い犬じゃなくて狼ですねv人間二人の絡みよりこっちのほうが格好いい!
アヤカシがいっぱい出てきて、その「アヤカシ」でさえ”妖祓””妖屍””妖使”と、その能力によって漢字が違うなんて初めて知りましたw
狼、犬、猫、狐、兎、亀の式祓(しき)が出てまいります。楽しいですねv
お話はライトでサクサクっと、謎解きを入れながら進んでいきます。
一番気に…

1

RDC -シークレットドア- 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

やっぱり歳の差は労わりがないとね

RDCクラブシリーズ2作目ですね。前回のワイルドなオヤジとは
若干違うもっともオヤジと言ってよい年齢の攻め様と
21歳も年下の訳あり養い子受け様との歳の差カップルのお話です。
暴力団の抗争に巻き込まれて父親を亡くし施設で虐待されていた
受け様を探し出し引き取ってくれたのは組弁護士で
極道の家出身の攻め様でした。
受け様の父親が巻き込まれた抗争は攻め様の父親で組長を
狙ったものでその時…

6

RDC -シークレットドア- 小説

水壬楓子  亜樹良のりかず 

御隠居は一見絶倫だけど歳には勝てないかww

大人の社交場「レッドドアクラブ」にちなんだオムニバス的第2作目は、ヤクザの家に生まれながら弟に跡目を譲り、自らは組顧問弁護士で「シニアK」の異名をとる、和服道楽の”御隠居”こと公春と、
組の抗争に巻き込まれ親を失い、公春に引き取られ同じく弁護士になった裕也のお話。
公春48歳の裕也は27歳と、歳の差21歳カプです♪

この公春、御隠居にふさわしく口調が
「私はね、、」「・・・ねぇ」「・・…

4

森羅万象 狼の式神 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

シリーズものにしたら面白いかも

BL色はあるのですが、あやかしを題材にしたファンタジーで
受け様が謎解きをしながら進むお話で読み物としては面白い。

攻めのあやかしが受け様に子供の時に一目ぼれしていて、
でもまわりの思惑と誤解とで受け様には嫌われ気味。
子供の時の誤解を解きたいと思っていても
狼としてのプライドもあって素直になれないし、
受け様は全然信じてくれる気配すら無いしで
正義感の強いやんちゃな攻め様ですが…

1

森羅万象 狼の式神 小説

水壬楓子  新藤まゆり 

キャラ文庫カラーなお話に仕上がってます。

水壬さんが初めて挑戦するサイキック・和モノファンタジー。

ファンタジーはあまり好きではないためイマイチ乗れず、また受けの葵のキャラがクールビューティーな役柄でツンデレをイメージして書かれたのだろうがツンしか見えてこず残念でした。

攻めの千永(ゆきなが)は俺様キャラだけど後半、葵に段々尻尾を振っていく姿は可愛く、そんな千永にもっと感情を見せてほしいと思っていたら話が終わってしまいました。…

1

スピンオフ 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

箕島さんが好きになれませんでした。

途中までは切ない過去を抱えた受けの花戸のことを明るいキャラで癒していく箕島がなんともよかったのですが、本編ストーリー終盤にそんな気持ちは一気に冷めてしまいました。

言ってしまえば箕島の抱える事件に花戸の前の男が容疑者として挙がっていて、事件を解決するために花戸に盗聴器を仕掛けていたのです。
内緒でです。
そのおかげで花戸は命の危機を脱するのですが、私の気持ちは一気に引きました。
箕島曰…

0

ムーンリット・エスケープ 小説

水壬楓子  白砂順 

真菜って13歳だったんですね。

ファンタジーの世界で真菜登場時、特に年齢を表す表記もなかったので特に考えたこともなかったのですが、知ってビックリ!
挿絵が白砂順さんで、とても綺麗に繊細にこの「ムーンリッド~」の世界を描いていて、真菜の挿絵から見る幼さは白砂順さんのセンスだろうと勝手に思ってたのですが、なんといいますか・・・犯罪ですよね。

さてさてこのストーリー自体はとても好きでした。
世間を冷めた目で見ている郭都の皇子…

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